DRFC-BBS
※容量制限により削除された06年1月31日までの投稿写真を一部復活しました。詳細はこちら。
※新掲示板へ移行したため、この掲示板への投稿は受け付けておりません。

新掲示板アドレス(2008.08.03〜)
http://drfc-ob.com/wp/
左のフレームが表示されていない場合はトップページへ移動してください。

 投稿者絞り込み:   ページ移動:  
  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃検索 ┃設定 ┃ホーム  
23 / 1210 ツリー ←次ページ前ページ→

【1552】遅れ馳せながら暖房車;橋本工房から ぷるぷる 08/8/30(土) 11:26 [添付][添付][添付][添付][添付]
【1554】Re:遅れ馳せながら暖房車;橋本工房から 西村雅幸 08/8/31(日) 7:23 [添付]
【1558】Re:遅れ馳せながら暖房車;橋本工房から 米手作市 08/8/31(日) 21:33 [添付][添付][添付][添付][添付]
【1562】Re:遅れ馳せながら暖房車;橋本工房から ぷるぷる 08/9/2(火) 16:16 [添付][添付][添付]
【1563】Re:遅れ馳せながら暖房車;橋本工房から 西村雅幸 08/9/2(火) 22:11

【1552】遅れ馳せながら暖房車;橋本工房から
 ぷるぷる  - 08/8/30(土) 11:26 -
  
tsurukame先輩の写真にあったホヌ30を見てまたもや浮気心が起きてしまい、この冬の就役を目指し暖房車ナヌ32を増備することにし、他の入場車両をそっちのけで突貫作業に没頭、この程完成間近となりました。

現車は昭和9年と11年に中央本線用として計5両作られましたが、中央本線のほかには上越線で使用されたようです。外観は前出のホヌ30が蒸機の炭水車のようなイメージだったのに対し、次にできたスヌ31は前後にデッキを設けた凸形となり、旧型電機、特にデッキ付の機関車とよくマッチしています。ナヌ32もこれを踏襲した形で、線区の条件から少し小型化され纏まりのよい外観となりました。なお、この形態はオヌ33も同じで、最終形式のマヌ34まで続きました。

さて今回の模型は昔、鉄道模型社から発売された一連のエッチング板製品のひとつで、バラキットができるまではこういった製品が貧乏なモデラーにとっては有難い存在でした。例によって車体部分だけのエッチング板で床板、デッキ、床下は自作です。小さな車体の割りに板が厚く、屋根を曲げるのに苦労しました。また、こういったマイナーな車両を模型化する時いつも苦労するのは細部写真をはじめとする資料探しです。

幸い、日本の車両スタイルブックに図が掲載されていましたので、煙突やベンチレーターの位置など基本部分はこれによりました。しかし床下機器やエンドビームの細部が解らず、最初はネット検索で出てきたわずかな写真を頼りにしていましたが、結局NEKO PUBRISHINGのRM LIBRARY 44 岡田誠一氏著「国鉄暖房車のすべて」を購入しました。随分参考になりましたが、適当に作ってしまってから間違いに気づいたところもあり、最初から買っておけば良かったと後悔しています。なお、同書には佐竹先輩の貴重な写真が多数掲載されており、改めて先輩の凄さを実感しました。

写真1枚目:嵩上げされたコールバンカー側から見た外観。デッキ前部の斜めステップは電機のデッキに高さを合せるためと思われます。表面が酸化し、すっかり黒くなってしまったエッチング板もトイレ洗剤の「サンポール」と液体クレンザー「ジフ」のおかげで輝きを取り戻しました。真鍮工作の醍醐味ですね。塗装するのが惜しくなります。台車はTR24。

写真2枚目:先輩のスヌ31。天賞堂のバラキットを組み立てたものです。オーバーコートしなかったため、車番表記のデカールが経年劣化してしまいました。現車は昭和初期に24両作られ、主に東海道線で使用されました。台車はTR23。

写真3枚目:北海道の混合列車などに使用された簡易暖房車ヌ100。西村雅幸さん現役時代の作品で、竣工後間もない頃から当社でお預かりしています。

写真4枚目:これは何でしょう?正解は次の写真にあります。

写真5枚目:ナヌ32のサイドビュー。床下の蒸気管のパイピングにはφ1.0の真鍮線にt0.2×w1.0の帯を巻きつけてそれらしく見せました。4枚目はその使い残りです。

添付画像
【NEC_0093.JPG : 127.2KB】

添付画像
【NEC_0094.JPG : 126.7KB】

添付画像
【NEC_0095.JPG : 103.7KB】

添付画像
【NEC_0097.JPG : 101.0KB】

添付画像
【NEC_0098.JPG : 124.5KB】
引用なし
パスワード

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : NEC_0093.JPG
・サイズ : 127.2KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : NEC_0094.JPG
・サイズ : 126.7KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : NEC_0095.JPG
・サイズ : 103.7KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : NEC_0097.JPG
・サイズ : 101.0KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : NEC_0098.JPG
・サイズ : 124.5KB
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1)@zaqd37ce052.zaq.ne.jp>

【1554】Re:遅れ馳せながら暖房車;橋本工房から
 西村雅幸 E-MAILWEB  - 08/8/31(日) 7:23 -
  
ぷるぷるさんへ。
ナヌ32の完成おめでとうございます。すばらしい出来栄えに感心しきりです。
ところで驚いたのは すっかり忘れていたヌ100です。何を思って作ったのか
思い出せませんが、橋本で暮らしていたんですね! ナヌとは比べようもない拙作ですが、かわいがってやってください。
そのお礼でもないのですが、スヌ31の写真を添付します。昭和43年3月30日に雨の平機関区で撮影したものです。
橋本で続々と真鍮車両が完成しているのに励まされて、私も江若シリーズでがんばります。ぷるぷるさんと同様、つい浮気の虫が動き出し、今C11に手をつけようかとパーツを通販で買い集め中です。湯口先輩の江若の写真にもありますように
オハ27を作るとDD13よりはC11のほうがお似合いだし、林君の作であるC11の未完成車が棚のなかで眠っていることからC11に手を出した次第です。
真鍮工作は苦手ですが なんとか陽の目をみるようにがんばります。もしC11が
完成すると 関西鉄道から来たナハも作らねば・・・そうなると・・・と思いは尽きません。それが模型製作の醍醐味かもしれません。
ところで 次なる運転会はいつ開催されるのでしょうね。

添付画像
【スヌ31.jpg : 126.7KB】
引用なし
パスワード

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : スヌ31.jpg
・サイズ : 126.7KB
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@p6225-ipad210niho.hiroshima.ocn.ne.jp>

【1558】Re:遅れ馳せながら暖房車;橋本工房から
 米手作市  - 08/8/31(日) 21:33 -
  
遅まきながらプレゼントです。探し出すのに時間がかかりまして間が抜けたかな?

添付画像
【スヌ311.jpg : 97.9KB】

添付画像
【ナヌ325.jpg : 99.6KB】

添付画像
【マヌ344.jpg : 98.0KB】

添付画像
【マヌ346.jpg : 99.0KB】

添付画像
【マヌ3427.jpg : 97.5KB】
引用なし
パスワード

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : スヌ311.jpg
・サイズ : 97.9KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : ナヌ325.jpg
・サイズ : 99.6KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : マヌ344.jpg
・サイズ : 98.0KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : マヌ346.jpg
・サイズ : 99.0KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : マヌ3427.jpg
・サイズ : 97.5KB
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; InfoPath.1; .NET CLR 1.1.43...@p2107-ipbfp801kyoto.kyoto.ocn.ne.jp>

【1562】Re:遅れ馳せながら暖房車;橋本工房から
 ぷるぷる  - 08/9/2(火) 16:16 -
  
米手作市さん、西村雅幸さん貴重な写真をありがとうございました。実は最も解らなかったのは屋上です。暖房車は室内にボイラーがあるわけですが、安全弁は動作すると大量の蒸気を吹き出すので屋上に出ているはずだと思っていました。

例の「国鉄暖房車のすべて」の本文中にはマヌ34について、(2120型の缶を流用したので)「缶の安全弁は取付け座との間に安全弁座を新設して高さを増大し、頭部を屋根より出して吹き出し時の蒸気を外気に導くようにした。」とあります。スヌ31は飛び出しが大きいためかアイレベルの写真にもよく写っています。ところがナヌ32はどの写真を見てもこれが見えないので、なぞのままです。

同書にはオヌ33の俯瞰写真が掲載されていて、モニター屋根に半分埋め込まれたような形になっていますので、ナヌ32もこれに近い形態だとは想像はつくのですが、位置が不明なのでとりあえずモニター屋根をネジ止めにして追加工ができるようにしてあります。

1枚目の写真:ナヌ32の屋根。ご覧のとおり、煙突と大きなガーランドベンチレーター(EF58用)だけで、屋根を外す時に使うのであろう取っ手様の吊カンも今はつけていません。

2枚目の写真:スヌ31の屋根。安全弁がついていますが、実車写真ではオヌ33同様半埋め込みになっているようですので、これは正しくないと思います。

3枚目の写真:ヌ100の屋根。歩み板の間の四角い蓋は水取入れ口で、安全弁は蒸気ドームに取り付けられていて室内にあり、排気口が歩み板の下にあったようです。
西村雅幸さん、この煙突は何かの廃品利用でしたよね?

添付画像
【NEC_0099.JPG : 110.0KB】

添付画像
【NEC_0100.JPG : 104.9KB】

添付画像
【NEC_0101.JPG : 85.0KB】
引用なし
パスワード

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : NEC_0099.JPG
・サイズ : 110.0KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : NEC_0100.JPG
・サイズ : 104.9KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : NEC_0101.JPG
・サイズ : 85.0KB
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1)@zaqd37ce052.zaq.ne.jp>

【1563】Re:遅れ馳せながら暖房車;橋本工房から
 西村雅幸 E-MAILWEB  - 08/9/2(火) 22:11 -
  
ヌ100の件ですが、多分煙突は電気配線工事に使うラッパ状のスリーブだったように思います。いまだになぜヌ100を作ったのか思い出せません。窓も少なく
簡単そうに思えたからか、TMSで製作記事を見て刺激されたか・・・。いずれにせよ大亀谷のぷるぷるさんの家の2階で 16:00頃に奈良線の貨物列車(694レ?)が通るのを見ながら 模型談義をしたあの頃がなつかしく思い出されます。この掲示板を通じて タイムスリップできる幸せを感じつつ・・・。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@p6225-ipad210niho.hiroshima.ocn.ne.jp>

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃検索 ┃設定 ┃ホーム  
23 / 1210 ツリー ←次ページ前ページ→
ページ:  ┃  記事番号:   
(SS)C-BOARD v3.5.4 is Free.
掲示板についてのお問い合わせはこちら。