日時:2005年5月 場所:中国・長春
1999年に初めて訪れて以来、またゆっくりと往きたいと思ってはおりましたが、駐在鉄道ファン仲間から運休してリニューアル工事されていると聞き、どうなっているのか心配でした。1年間の工事が終わり、車体も更新されていると知り、往くチャンスを待っていましたら、連休に天津の飲み仲間が東北旅行を計画していると誘われ、直ぐに相乗りしました。長春は、2週間前に木々の新芽が吹き出し、ようやく春を迎えていました。杏や桜の花も満開で、天津とは違って澄み渡った空と、美味しい空気は格別でした。今回は、観光組と離れ、一人沿線を歩きながら、ゆっくりと乗車と撮影を楽しみました。車庫も大連とは違って、撮影を申し込むと案内まで同行してくれるサービスの良さでした。路線は全て専用軌道となり、PCコンクリート枕木でしたが、スピードは以前と変わらず、自転車よりは少し早い程度の時速約20〜30kmで、ゆっくりと走ります。遅いですが、利用客はあいも変わらずぎっしりです。運賃は1元(13円)。ICカードも使えて便利です。長春では軽軌路線も出来ていますが、やっぱりこちらが最高です。