ようやく夏休みが取れましたので、昨年秋以来の大連を訪れました。旅順に向って延伸工事が進んでいた202号線は、黒石礁までの立派なスラブ専用軌道が完成していました。
ただ、専用軌道といっても、軌道優先の信号や踏切は未設置で、車両性能も変わらず、市内と同様の低速運行でした。専用軌道は、黒石礁以降も完成しており、昨秋見た3連接車とは違った新車が2編成、試運転中でした。その内、202号線は車両の置き換えが進むと思われますので、路面電車ファンの方は、早め見学に行かれた方が良いでしょう。いまのところ、203号線の日車製の車両も、まだまだ健在です。戦前の路線図をDRFCの先輩から頂きましたので、私も近々今年中に再度訪れ、次回は旧線跡を辿ってみる予定です。 |