【近日公開】スクラップブック

近々引っ越しの予定があるので身辺の整理をしています。
ところが出てきたのは中学時代から貯めていた新聞の切り抜き記事です。
スクラップブックに整理されたものもありますが、切り抜いたままのものもあり、もう酸化してボロボロのものもありあります。そこで一念発起してスキャンを始めました。なにせ60年以上前のものですからスキャナーに広げるだけで粉々になるものがあります。
そんな中からいくつかのシリーズに分けて公開しようと思います。
最初は思い出深い新幹線に関する記事から始めます。
お断りしておきますがスキャナーベッドがA4サイズのため見切れてしまう場合があります。この時は皆様の想像の翼を広げて切れた部分を想像してください。

スクラップは全て破棄しますが、必用と思われたら差し上げますのでご一報ください。

では、予告編をご覧下さい。
説明文は入れませんので各自ご議論ください。

1960年2月4日

松村聡明君

「別子銅山と掛けてなんと解く?」
「破れたパンツと解く」
「その心は?」
「時々、金が出る!」
BOXの昼下がり、大爆笑が響き渡りました。
これは普段は冗談など言ったことが無い、松村君の名作です。彼の下宿にパンツの満艦飾があったことで、準特急氏達に「パンツ松村!」などとからかわれたことを受けての一言でした。

今日帰ってくると喪中ハガキが来ていました。
差出人は彼の奥さま、驚いて文面を読むと、十一月八日に亡くなったと書いてありました。数年前の総会に九州から出席をしてくれたのが彼との別れでした。
九州男児らしく、言葉が少ない彼でしたが忘れられない友との別れです。合掌

松村聡明君(左)昭和40年5月23日 和歌山線五條客貨車区

松村聡明君(左)昭和40年5月23日
和歌山線五條客貨車区

写真展への反響

先日無事終了した「DRFC写真展」に来られた方から次のようなご連絡を頂きました。
転載してみな様にご覧いただきます。ご本人から公開のご承認を頂いております。

「はじめまして。 みやこ模型の山本 晃司と申します。 現在、松井山手の自宅で鉄道模型のネット販売を行っております。 また、鉄道模型の雑誌『とれいん』で「おとなの工作談義」や「子連れ鉄日記」 に出演(執筆)しております。 同志社大学には1988年に法学部に入学し、92年の春に卒業しました。 先日開催された写真展を拝見いたしました。 鉄道同好会に在籍したことはありませんでしたが、そうそうたる先輩諸氏の写真 に層の厚さを感じました。また、一度は活動停止したにもかかわらず復活したと いうことでうれしい限りです。 とりとめのないお話で失礼いたしました。 また、芳名録に記帳しようと思いましたが、昨今の事情もございますので、メー ルを送信いたしました。ご理解頂ければ幸いです。」

早速お礼と、是非とも会員になっていただきたいとのお願いをしたところ、これまた快諾いただきましたので併せてご報告いたします。写真展が新しい仲間を連れてきてくれた、うれしいことではありませんか!

ご参集御礼

昨日の11月10日に開催いたしましたDRFCホームカミングデーに、あいにくの雨にも拘わりませず多くのOBや現役の皆様にお集まり頂けましたことは、企画・実行いたしました会員にとりまして望外の喜びでした。1部の大学構内でご講演頂きました宇都宮浄人様には心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。

さて、2部は席を平安ホテルに代えまして、先日逝去された天野克正君を偲んで作品を展示しました。改めて彼の作品の質の高さや着眼点の先見性を思い知りました。思い出話に花が咲き、楽しい、そして少し寂しいひとときを過ごしました。

最後に企画から準備、運営まで汗を流して下さった会員の方々に今一度心より御礼を申し上げます。写真の添削や展示、DVDへの編集等々ありがとうございました。
当会は苦労を買って出て下さる方々や、行事があれば万難を排してご参加下さいます会員諸兄の愛情と努力で繋がっていることを今更ながら確認しております。
今後とも会の発展にお力をお貸し下さい。お礼かたがた、お願い申し上げます。

同志社大学鉄道同好会OBクローバー会 会長:田野城 喬(’64 法・法)

梅小路公園の保存市電その後

過日、京都市が梅小路公園に保存してある市電7両のオープン展示と、運転中のN電について運転区間の変更と蓄電池化すると発表したことをここで報告した。 これに関してはすでに新聞紙上やテレビでも報道されているのでご存じのことと思う。

この件には多くの知人からメールや電話で京都市へ蓄電池化反対の意見を言うべし、とのご意見を頂いた。そこで個人として市長へメールでN電に蓄電池を積むことは車体への負荷が多すぎないか、架線はどうなっているのか、保存車両を民間業者へ貸し出して飲食店に使うのは車体保存に問題が生じないか、等の質問をしたところ回答を得た。
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梅小路公園に市電広場!

1月5日の朝刊に、梅小路公園内に市電ひろばができて、保存されている京都市電が展示・運転されるとの記事が出ていた。いままでも旧N電が運転されているが、記事によると運転コースが現在の旧二条駅前から西へのルートを廃止して、山陰線高架より東側になるらしい。市電は山陰線の高架下に車庫を作って現在も保存されている。搬入時に見たのだが、900型、600型、700型、500型等だったように記憶している。市電ひろばは、旧国鉄の官舎跡で、昨年まで福島県からの疎開家族に提供されていたものである。場所は水族館の西隣で、木津屋橋通りの南側である。
問題はこの市電の運転方法である。記事で見る限りであるが、給電設備が必要だからという理由で、市電にバッテリーを積んで架線を使わずに「EV」化して走らせるとのことである。

これはとんでもない考えであると私は思う。子供の遊園地の遊具ではないのだ。運営主体はJR西日本と京都市と違えども、れっきとした鉄道博物館の付帯設備で、京都市の税金で建設される産業遺産展示物である。受電設備がないというが現在も600Vで架線給電して走っているではないか。市電廃止後30年以上も放置してきた保存車両を市民に公開して走らせるなら当時の姿を再現するのが行政の責任ではないか。何でもいいから走らせればいいだろうとは市民を馬鹿にするのも甚だしい。そんな形で走らせるなら静態保存の方がまだましだと思う。会員諸兄はいかがお考えであろうか。

できるなら現在の線と新設線をつないで頂き、公園の西の端から東の水族館までのピストン運転をして頂きたい。もちろん架線集電でである。30年も日の目を見ずに待っていた市電達に対するせめてものご褒美として。

市電ひろば_NEW

蒲田の電車?

先日終わったNHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」は、タイトルバックが楽しみでした。
そのタイトルバックは精巧にできた蒲田の町並みのジオラマで、人気があったようで、ジオラマを作った方が東京で作品展を開くとのニュースが、今日のネットで流れていました。

> NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」は好評のうちに9月末で終了したが、そのタイトルバックに使われたジオラマ(立体模型)が、日本橋高島屋(東京都中央区)に展示されている。制作したのは、懐かしい街並みや庶民の暮らしをいきいきと再現するジオラマ作家、山本高樹さん(48)。初の本格的個展「昭和幻風景 ジオラマ展」が同店8階ホールで開かれている。<

毎日気になっていたのは、ジオラマで国電のような茶色の電車が2両で鉄橋を渡るシーンがあるのですが、この電車は何か?と言うことでした。窓は2段の引き上げ式、クハとクモハでどちらも2扉。場所は蒲田ですから国電か目蒲線でしょう。時代は昭和30年頃という設定ですからもちろん私は知りません。
このタイトルシーンは数組あるようで、夜のシーンでは、窓が少し大きく、はめ殺しのR付のようにも見えました。模型が2セットあるのかもしれません。

さて、この電車はなんでしょうか?推理できないでしょうか?教えて下さい。

西村雅幸君の力作、再び!

昨年、浜大津の「スカイプラザ浜大津」で展示されて大絶賛された、江若鉄道の精巧なジオラマがさらに精巧にバージョンアップされてかえってきます。今回は浜大津駅の再現で、会員諸兄の資料やアドバイスをはじめ、前回の展示会で集まられた江若鉄道OBの方々より資料のご提供を受けて、より精巧な浜大津駅が再現できたそうです。

今回は、京阪電鉄京津線開業100周年を記念するイベントで、京津線関係の珍しい写真や資料なども展示されるそうです。今回の見所は、駅付近のジオラマのみならず、当時の江若鉄道の車両群と、京津線を走った20型以降の車両達がOB会員達の協力で復元されたことです。

会員諸兄にお願いします。是非ともお出で頂き、素晴らしい作品を見て下さい。そしてご意見や思い出話を聞かせて下さい。遠く三原から来てくれる、西村君にエールを送ってあげて下さい。

10月27日(土)~28日(日)、11月3日(土)~4日(日) 10:00~17:00
浜大津駅隣接 スカイプラザ浜大津6F 
※申し訳ありませんが入場料200円が必要です。

以前に西村君が投稿した「お知らせ」を再度掲載してご案内いたします。

>昨年同様、スカイプラザ浜大津にて土曜、日曜だけの計4日間ですが、浜大津ターミナルの復元ジオラマ展示と江若、京阪の模型運転を行います。今回も多くの会員諸氏のご協力のおかげで 準備も最終段階に入っています。
場所は京阪浜大津駅の隣のビル6階で、開場は10:00~17:00です。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。なお11月3日には京阪のイベントが錦織車庫で開催され、毎年多くのファンや家族連れでにぎわうようです。

クローバー会活動報告(最終回)

先日ご報告しました、草津市立南草津図書館における佐竹先輩の講演会に対しまして、本日、今井知春館長様より当会への礼状並びに記録写真三枚、第9回草津街あかりイベントのパンフレットをお送り頂きました。

お礼状の内容は、81名もの市民の方々が来られたこと、講演会の運営に会員が協力したことなどに対して感謝のお言葉です。

謹んでお手伝い頂きました会員諸兄並びに、全ての会員の皆様にご報告させて頂きます。

このような場を設営下さいました今井知春図書館長様には、改めましてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
                  同志社大学鉄道同好会クローバー会 会長 田野城 喬

佐竹さんからのお知らせ

佐竹さんのライフワーク、「東北を旅して・鉄道展 その4」が開かれます。

6月に七条京阪・サカタニで開催された「・・・その3」の続編です。

期間中は子供向けには模型鉄道を走らせて、写真展はパネル展示を行う。

「東北を旅して・鉄道展 その4」

        場所:山科青少年活動センター 山科区竹鼻四丁野町42  ℡075-593-4911

        日時:8月9日~11日 写真展 10時~21時

                      模型鉄道運転 10時~18時

 

お知り合いの方を誘って見に行ってください。

 

長い投稿記事について

先日、佐竹先輩の写真展で話が出ていました「長い投稿記事があると、以前の記事がすぐに前ページへと飛んでいき、探すのに苦労する」との意見を反映して頂きました。

【20970】2012年春の中国鉄路の旅の記事では、下の方に「続きを読む」というタブがつきました。これをクリックすると長大な投稿記事の延長が開く仕組みです。

これでとりあえずサワリだけ読めるし、続きを読みたければタブをクリックすれば全文読めます。これは投稿者が記事を書いたときにそのように設定するとのことですが、どうすれば良いのかは管理者にお聞き下さい。

皆様のご感想をお知らせ下さい。

“日本海”廃止か

昨日のニュースで「特急日本海が廃止されるかも」と出ていました。ちょうどその日、東海道線を大阪へ下るEF81に牽かれたブルートレインを見ました。中学生になった頃、あさかぜが20系になってそれを見るため夜行列車に乗って八本松で降りて夜明けのあさかぜを撮ったのを懐かしく思い出します。余談ながら、このとき家出少年と間違えられたのか警官に誰何されたり、八本松の線路端では奇妙な車が行ったり来たりしているのに出くわした。それはカバーをつけたままで走っているようで不思議に思ったのだが後に発売されたマツダキャロルという自動車だとずいぶん後になってからわかりました。

あの頃の鉄道は本当に輝いていました。われわれは日本の鉄道の一番いい時期を生きてきたのかも知れませんね。

JRの輸送体制

千年に一度とかの大災害が東北地方を襲いました。毎日テレビは惨状を報告しますが、正直、つらすぎて見てはいられません。ニュース大好きの小生もテレビを消しております。こんな事は今までの人生で始めてのことです。そんなときにこんな話を聞きました。

東北本線や奥羽本線は使えるが、電力を止めるのと電圧の低下で電機が使えず支援物資の貨物列車が動かないという話です。実際テレビ画面で見るとEH200の牽くコンテナ列車が止まっていました。

そこでこんな妄想が頭に浮かびました。DD51重連の貨物が十三本木峠を越えていく姿、復活したD51やC61の牽く貨物列車が復旧物資を満載して東北の山野を走る姿を。

不謹慎と怒らないでください。節電を、というなら鉄道の節電が効果的で、それでいて輸送量を保つには過去の遺物とバカにされ捨て去られたDLやSLの再登場があればいいのに・・と夢を見たのでした。

いわき市に住む友人から早朝鶴見に住む息子のところへ疎開すると連絡がありました。黒磯か那須塩原までタクシーで出て行列に並んで列車に乗るとのことでした。「疎開」「並んで汽車に乗る」・・・これもずっと昔に聞いた言葉でした。

佐竹さんの写真展打ち上げ会と朝がゆ会

佐竹さんが年末に山科青少年活動センターで写真展を開かれることはすでにお知らせしましたが、12月12日に打ち上げ会が近くのおそば屋さんで開かれます。

参加の申し込みを受け付けておりますが11/24現在、沖中・吉田・篠崎・田野城・滝本・小西・円中・四方・福田・井原・玉田各氏の出席が確定しております。あと少し余裕がありますのでご希望の方は田野城までお願いします。

このほかに12/19に七条京阪のサカタニギャラリーの朝がゆ会でお話会も開かれます。こちらは直接サカタニまでお申し込み下さい。案内状を掲載しますのでご覧下さい。

佐竹さんからのご案内

①1980年ペルーの旅・鉄道と遺跡・写真展
*マチュピチェ・クスコ・サクサイワマン城塞跡・ナスカ・アマゾン
*クスコ~マチュピチェ間の鉄道
日時:2010年12月3日(金)~12月14日(火)10:00~21:00まで
  (日曜日と最終日は18:00まで)休館日は水曜日
会場:京都市山科青少年活動センターhttp://www.jade.dti.ne.jp/~yamasei/
イベント:12月12日(日)15:30~16:45
   ・講演「鉄道趣味について」 沖中忠順氏
   ・フォルクローレ演奏 セサル ラ トーレ(クスコ出身・ボーカル、ギター)
入場料:無料
在廊:なるべく会場にいるようにしますが、事前に連絡いただければありがたいです。

②打ち上げ懇親会
※打ち上げ懇親会はイベント会場(山科青少年活動センター)から歩いて
いきますので17時までにセンターへお集まり下さい。
日時:2010年12月12日(日)17:30~21:00
会場:手打ち蕎麦「蕎岳(きょうがく)」(075-600-8006)
会費:3000円(そば、酒肴、ワイン・ビール・焼酎飲み放題)
定員:17名
申込:田野城までお願いします。tanosiro@e-corona.co.jp

③第72回 朝粥食べておしゃべり会
日時:2010年12月19日(日)午前9時~10時30分
会場:集・酉・楽サカタニ(京阪七条東、南側コンビに2階)
内容:「走れ トレランス号」  佐竹保雄
会費:350円?
申込:直接サカタニまでお願いします。(075-561-7974 )

質問

そろそろ終の棲家を探し出してる今日この頃、妻に誘われて高野山へ行くことになった。結婚以来旅行で妻の希望を聞くのは初めてのこと、ましてや南海電鉄の支配地域などまさに人外魔境と思っていただけに未知の地域。時間表と最近便利だと言われているHPを見たが分からないことばかり。当会には人外魔境の鉄道にやけに詳しい人がいると聞くので分かる方がおられたら教えてほしい。

①帰りのキップが極楽橋ではなく、高野山発になっているがケーブルも含めて発券するのか?

②特急が高野山発になっているがケーブル以外に本線の駅があるのか?

③「天空」という特急があったように思うが気の迷いか?

④京都へ一番早く帰れる経路を教えてほしい。

⑤「こうや」「りんかん」の併結らしいがどちらがお薦めか?(なんで難波行きなのに併結なのか?)

⑥キハ55やスハ43を連結した列車があるはずだが見あたらない。

おしえてちょうだい!

持っている人いますか?

近くの老舗のご主人(商学部卒)が仲間だと最近知りました。

来年にある親鸞聖人750回忌に関して650回忌の時に作られたという梅小路仮駅についての資料を見せてほしいとのご依頼が当会にあったらしく、玉座から私に訪問してご説明せよと命令を受けました。

その方から「戦前にあった“鉄道”という雑誌を見たいのだが古本屋でも売っていない。だれか持っている人はいないか?見せてほしい」とのご依頼がありました。「我が会は何でも持っている人がいます。一度調べてみましょう」といって帰ってきました。

どなたか「鉄道」という雑誌をお持ちの方はいませんか?見せてくれる方はいませんか?お尋ねします。

東海道京都電化前夜

1956年11月3日梅小路機関区にて

1956年11月3日梅小路機関区にて

昔の写真が見つかった。撮影は昭和31年11月3日、京都電化の直前である。以前の湯口先輩による山科電化工事記録と同じ時期。おそらくは梅小路が受け持つ蒸機による東海道線最後のお召しではなかろうか。写っているのは機関区員とその家族だろう。撮影したのは父か写真技師であるがいずれももういない。当時はガラス乾板で、文字は直接筆で書いた。書いた人は現在も八十才を超えて健在である。

後ろにC62のドームが見える。左の給水塔は山陰線脇にあった。

このときのお召し列車運転について詳しいことをご存じの方はぜひともお教え下さい。