失業者二人の旅日記 初冬の大地へ Part14 帰路

第14・15日目 12月13・14日

① (T76次) →9:16 鄭州 19:43(K284次)→翌6:55上海(18分早点)
②  14日 上海浦東13:10(JL894)→16:15関空
③ 14日 関空(JR)→新大阪→長岡京

▲ 兰州始発の北京西行きのT95次に乗車して郑州で下りました。切符をご覧のように快適な高級軟座寝台(二人1室)です。当日でも空席のある切符ですので、站の切符売場に並んで購入予定でしたが、時間がもったいないとトウさん圣由で依頼しました。手数料は50元と朋友料金で、良心的に対応してくださりました。
O氏は、いつもは時間優先でのんびりと長距離夜行寝台列車には乗っておられなかったので、高級軟臥は初めての経験だそうです。軟臥4人分のスペースを二人で使用しますので、料金も2倍(軟臥下鋪で740元=約9,250円)しますが、トイレ洗面所がついていますので非常に快適です。兰州局の看板列車だけあって、列車乗務員も若くて美女揃いです。兰州から郑州までは、1,187キロ、14時間9分の快適な乗り鉄旅でした。

郑州でお会いする鄭州鉄道日記さんは、この地の大学で中国人学生に日本語を教えておられる先生です。夕方まで授業があるとの事で、風呂のバスタブがある駅前のホテルに休憩部屋をとり、ゆっくりとバスタブにつかって、旅の垢を洗い流した後郑州の街を散策しました。

夕刻には鄭州鉄道日記さんが来られましたので、近くの食堂で3人で、ビールを飲みながら旅の打上会を開催しました。


▲ 一緒に上海へと、またO氏の北京行きの切符も鄭州鉄道日記さんに買ってもらいました。私達が乗車します上海行きは、成都からのK284次に、途中乗車します。この切符、通常では途中乗車など無理なのですが、切符が余っている場合には約2日前に郑州站でも買えるそうになったそうです。こんな事は、時刻表に書いてあるわけではなく、常に駅の掲示板やインターネット残席情報を見ていないと分かりません。さすが、中国鉄路乗り鉄旅では、第一人者のお一人の鄭州鉄道日記さんです。
K284次は、成都局の看板列車の1つです。食堂車に直行して美味しい四川料理を食しました。

郑州から上海までの998キロを この区間の時間帯では最速の11時間30分で結びますが、今回は18分も早い6:55に到着しました。


▲ 上海グルメと言えば、 小吃。今日は、上海留学時代に学び知った彼のお奨めの店で、生煎小楊生煎=焼き小籠包)です。カリカリの中からジューシーな肉汁がこぼれる熱々感は、絶品です。これで二人前12元(150円)、安くて旨い。これがあるので。中国鉄路の旅は止められません。右は飲み放題がとりえの復路機内食です。

鄭州鉄道日記さんは、上海浦東空港までの地下鉄はまだ乗車したことがないと言われるましたので、それでは一緒にとお誘いして向かいました。 Part14へ続く

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