工房便り D50の制作(4)

 皆さん、新年おめでとうございます。私、時折コケながらもしぶとく生きております。本年もどうぞ宜しくお願いします。
  ぐずぐずしている内に新年となり、今更D50でもないのですが主台枠後部の工作 を残していましたので、続きをご覧頂きます。 主台枠後部はご覧のようなユニットを作り、ダイキャスト製の台枠にねじ止めしました。既製品は製造コストや曲線通過性のために主台枠後部は従台車と一体に作ってあることが多いのですが、今回は実物のように主台枠後部は固定し、従台車のみ首を振る構造です。

従台車の軸箱はドロップ製のものを加工。担いバネは愚直に帯板を重ねて作ったものです。我ながら呆れます。

  

台枠にねじ止めしたところ。

従台車と、ついでにモーターも取り付けてみました。コアレスモーター初採用です。

 

以上で主な工作が終わり、細部の仕上げを終えた姿をご紹介します。それにしてもずいぶん時間がかかっています。そのわけは一緒に写っている機関車。そう、D51標準型、これも同時併行していたからです。

細部の仕上げを終え、上回りを乗せたところ。背後にいるのはD51。

D51と一緒に、洗いを終え塗装直前の姿。真鍮生地が美しい。

D51と一緒に、洗いを終え塗装直前の姿。真鍮生地が美しい。

D50のテンダーは12-17。本来の20立方メートル形をC51��と交換したり、最初から12-17で新造された機が多かったとか。
D50のテンダーは12-17。本来の20立方メートル形をC51等と交換したり、最初から12-17で新造された機が多かったとか。
さて、いよいよ私の最も苦手とする塗装作業です。今回小型の電動コンプレッサーと排気扇付きの塗装ブースを導入しました。従来はエアー缶を圧力源として霧吹き式のスプレーガンを主体に、空気使用量の多いエアブラシは修正用に使っていましたが、今回からはエアブラシを全面的に使用することにしました。
分解の後、ナンバープレートとスライドバーをマスキングして塗装を始めます。メタルプライマーを数回吹いた後に、数時間の乾燥時間をとってから黒色のラッカーを吹いて行きます。最初の2~3回はフラットベースを混ぜないで、仕上げの数回はフラットベースを混ぜて、半艶消し塗装としました。
というわけで今年の年賀状に使ったショットです。

というわけで今年の年賀状に使ったショットです。

このあと、作用管などの磨き出しor銅色塗装とか、最後に石炭の積み込みを行ってやっと完成。ウエザリングは(自信がないから)しないつもりです。
今回でD50の巻は終了とし、次回は一緒に写っていたD51をご紹介しましょう。

工房便り D50の制作(4)」への1件のフィードバック

  1. 相変わらず使い勝手が悪いというか、「公開」ボタンを押しただけでなぜこんな不細工な画面に変化してしまうのかさっぱり分かりません。編集中に誤って画像や文章を消してしまった時のリカバーが出来るようになりませんか?「戻る」コマンドはないのでしょうか?あればずいぶん助かります。それと画像の挿入位置が何時も先頭に来るのも困ったことです。画像のキャプションを画像中に入れたはずなのに画像枠がなくなってしまったり、何も操作しないのに拡大できなくなったり無茶苦茶です。疲れました。

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