桜前線追っかけ2011年 Part2 えちぜん鉄道、福井鉄道

第2日目 4月15日

①三国港 6:33(えちぜん鉄道)→7:21 福井
②福井駅前 8:16(福井鉄道)→9:01越前武生9:08→10:09 田原町
③ 田原町 10:18(えちぜん鉄道)→10:58 三国港

昨夜は、芦原温泉にあるセントピアあわらでゆっくり身体の疲れを癒してから「道の駅 みくに」で泊まりました。夜明けとともに起きて周囲を見ますと、隣の秋田ナンバーをはじめ5台の宿泊車がいました。多分例年と比べると少ないようです。
すぐに約10分ほどにある越前鉄道三国港駅へと向かいました。



▲ 6:13、えちぜん鉄道三国港駅に到着。1番電車は出た後でした。以前にDRFC-OB会の旅でご同行させて以来の訪問です。駅前のパーク&ライドに車を置いてゆっくりと駅周辺を散歩した後、6:33発の632Mに乗車して今日撮影する鉄路のロケハンに向かいました。




▲ 駅窓口はまだ開いていませんので、車内でお得な切符を買おうと運転手に申し出ましたが、土日祝日なら一日フリー切符800円福鉄・えち鉄全線一日フリー切符1200円はありますが、今日は金曜日ですと言われました。

しまった!これは痛い! 全線乗車すると3780円もかかってしまいます。年金生活者には、多大な出費です。しかし乗車してのロケハンなしでは、桜と電車が撮影できるポイントは確認できません。必要経費と割り切りました。
まずは、
三国港から福井までえちぜん鉄道に乗車をしました。26.7キロ、所要時間47分30秒でした。

三国港発車時はパラパラの乗客でしたが、停車のたびに通学生や通勤客が増えて立ち席客もでるほどでした。単線ですが、専用軌道だけあって最高速度は65km/h、平均速度33.7km/hは、地方交通としてはまあまあ速い方です。並行する道路はあってもバイパス道路のように広くなく高速走行できませんので、電車の方が便利と思いました。特に雪の日は乗客増となるでしょうね。



▲ 福井駅到着後は、朝マックでコーヒーをたらふく飲んでから福井鉄道に乗車して武生へと向かいました。8:16、発車時の乗客は私を入れて2名、回送扱いのような運用なんですよと言っておられました。乗車したのは、朝夕に走る急行です。運行表横には、運転手が間違わないように江戸文字でしょうかハッキリと「急行」との札がありました。遊び心があって良いですね。

全線ワンマンですが、赤十字前 ~福井駅前・田原町の併用軌道区間は車掌が乗車しています。前もって沿線の桜情報を聞いてみますと丁寧に教えてくださいました。それを聞いていた運転手も停車交換待ちの度のわずかな時間に沿線ガイドをしてくださいました。ありがとうございました。とても参考になりました。

福井駅前~越前武生20.1キロ、所要時間は45分15秒でした。専用軌道区間の平均速度は33.4km/h、併用軌道区間は12.5km/hになります。


越前武生
までのロケハンは終了しました。朝は快晴だった天候もいつしか薄い雲が現れ、日本海側特有の空へと変わってきましたので、勝山永平寺線のロケハンは諦め撮影本番に切り替えました。すぐに折り返して田原町で乗り換え、三国港まで戻ってきましたが、復路は約2時間を要しました。


▲ 11:39、下兵庫付近。えちぜん鉄道三国芦原線で見た桜の木はこれ1本だけでした。


▲ そろそろお腹が空いてきました。勝山方面に向かう途中で見つけた丸岡市のそば屋「大宮亭」です。ランチタイムはそばの大盛りがサービスです。石臼ひきの二八そばが大変美味しかったです。お奨めします。


▲ 13:48、残雪の山々をバックに比島~勝山を行く。残念ながら越前大野、勝山とも標高が高く桜はつぼみ状態でした。福井市と比べると1週間は遅いようです。


▲ 桜の名所保田駅付近(左)も、福井に近い越前新保駅付近(右)も同じく開花前でした。これでは長居は無用と福井鉄道に向かいました。



▲ 16:08、鳥羽中~神明、琵琶神社境内にて


▲ 16:53、神明~水落にて
▲ 17:29、西山公園~西鯖江にて

撮影地に苦労したえちぜん鉄道三国芦原線・三国勝山線と比べると、ロケハン中はそれほどと思えなかった福井鉄道沿線の方が桜満開で、撮影できる場所も多く収穫はありました。車窓からだけでなく実際に線路近くに来てみないと分からないものだと思い知らされました。
予定では、夕焼けをバックに撮りたかったのですが、厚い雲に覆われて小雨もパラついてきましたので、この後1本を撮影後に帰路に着きました。

 

『じいじ二人が行く、新緑の四国路の旅』は、こちらから

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