須磨老人も撮っていた

京王帝都電鉄の、半鋼製のくせにダブルルーフのださい電車は、この電車あんまり好きでない老人もなぜか撮っていた。場所は新宿甲州街道併用軌道。扉はプレスドアになっているが、トルペードベンチレーターがしっかり残っている。先頭車の番号は2153である。こうしてみると、ダブルルーフの方が格段に格好いいですな。

須磨老人も撮っていた」への1件のフィードバック

  1. 須磨の老人様の戦後の面影のある永福町もよかったですが、この写真も併用軌道時代の京王電車を順光で綺麗に撮られています。よく出していただき有り難うございます。「能ある鷹は爪を隠す」と申しますが、内燃の大家であり、電車は殆んど撮っていないとお聞きしておりましたが、そんなことはないですね。デハ2153は110→2110の後に続く昭和4、5年雨宮製作所製150→2150である元2扉クロスシート車15両のうちの一つであった様です。正面の顔は当時の東武の車両に似ていると思います。昭和4、5年製となりますと関西ではPー6に続いて近鉄2200、6601、南海2001、阪和モヨ100等の大型車両がデビューした頃でまるで横綱と前頭か十両くらいの差を感じます。しかし、荷物輸送装置であるテルハに続きトルベードベンチレーターなる言葉を始めて知り勉強させていただきました。ダブルルーフによくマッチしたベンチレーターでそれなりに味のあるスタイルと思いました。

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