2012年 冬から春への中国鉄路一人旅 Part21  芭石鉄道 その2

第25日目 3月14日

① 蜜蜂岩6:35(芭石鉄道)→7:10芭沟
② 芭沟站 8:30(徒歩)→16:00蜜蜂岩站

6:35 今日は朝1番の列車で芭沟に行ってみることにしました。着いた芭沟駅は駅舎の工事中です。観光路線として着々と新しい施設が建設されています。

芭沟駅では、昨日菜子坥でお会いした中国人鉄ちゃんがいました。芭沟の市場で朝食を共にしました。お名前は彭さん、仕事はコンピュータプログラマーで、休みを7日間取って北京からやってきたと、若くて熱心な鉄ちゃんです。英語が堪能でしたので、汽車を待っている間、中国の蒸気機関車についての話をしました。最近撮った写真を見せてくれましたが、その中にフラルジの発電所専用線の写真がありました。私が今回の旅で最初に訪れたチチハル近郊の町です。しっかりと爆炎を上げて走っています。私が行った時はDL化されていたので、いつ撮ったのかと聞いてみましたら、昨年12月中旬と言います。わずか2ケ月の差で撮り逃したようです。今後、情報交換をしようと約束しました。
彼は今日のお昼の列車で帰るというので、分れて 菜子坥を目指して歩き始めました。まずは定番の沼が見える撮影地です。


▲ 定番撮影地近くに菜の花満開の場所がありましたので、上に上がってみました。貨物列車を撮ろうとしていましたら、直前で止まったり後進したりの観光列車ショーをやっています。土日だけかと思っていましたが、予約客がいたのでしょうね。9:362両の観光車を牽引してきました


▲ 9:40、昨日は4往復の貨物が走ったので期待していましたが、今日は観光列車に代わったのだと諦めて先に進むと、貨物列車がやってきました。この時期に毎年来ていますが、こんなに来るとは予想外です。今年は石炭需要が高いのでしょうね

▲ 9:53、2両行ったはずの観光列車でしたが、折り返してきたのは1両だけでした

▲ 10:38、定番の撮影地ですが、下り勾配ですので絶気です。

▲ 10:43、石炭満載の15両のセキを牽引して上がってきましたが、気温も上がってきたので、これも煙が出ません。


▲ 13:51、新たに見つけておいた撮影地ですが、煙が出ないと今一ですね。

▲  今日は一日中、霞がかかって太陽は見えませんでした。風邪が治ってきていますが、油断は禁物と早め宿に引き上げ、ビールでアルコール消毒に努めました。


▲ 夕方の蜜蜂岩駅恒例の石炭ガラ拾い。夕食準備の基本作業です。

▲ 夜の列車の到着と出発を見ながらの陳民宿の夕食タイムです。宿賃は40元(約520円)と格安ですが、正直言ってここの夕食のまずさは、宿泊した誰もが認めるところです。滞在期間の長い日本人は、レトルト食品を持ってくる人もいるそうです。カレー ルーを持ってきて、野菜は現地調達で作った人もいると聞きます。

ここではインターネットができませんので、飯を食ったら即、就寝です。 明日は晴れてくれるでしょうか。 Part22  へ続く

2012年 冬から春への中国鉄路一人旅 Part21  芭石鉄道 その2」への1件のフィードバック

  1. hi,Akifumi Konishi, so glad to see you again. I’m PengZheng(彭峥),haha,
    I see myself in you pic. what a wonderful trip, two bottles of beer, our breakfast, and steam locomotive. : )

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