【19450】ドイツ風的 中国蒸気機関車の撮影の旅 Part3  平庄炭鉱(元宝山の建設型と、平庄の上遊型)

瀋陽鉄道博物館は、広大な蘇家屯機関区内にあります。敷地内に食堂車を使った食堂がありましたので、みんなでバスを降りて撮りました。


▲  蒸気機関車は、博物館にも展示してあった工建型1018号機でした。1958年製造、軸配置;0-C-0、動輪直径;1,000mm、最高速度:35km/h。1959年に撫順化学工場に配属、1989年に 蘇家屯機関区に転属され、2009年9月に引退しました。、食堂車はCA23-890666+CA23-890888の2両でした。門の前の保線のモニュメントも立派です。機関車も客車も磨かれてピカピカでしたが、案内表示は日焼けして年月が経っているように見えます。食堂車は、1両定員は48人ですから全部で96人。使用されている様子がなく、単に展示してあるだけか分かりません

瀋陽鉄道博物館の場所はこちらです。列車食堂こちらです


第2日目
(訪中34日目) 3月23日
① 瀋陽 19:05(K7362次)→6:38 赤峰 11時間32分 602キロ
赤峰駅 6:50(Bus)→8:06 風水溝

【平庄炭鉱】中国国電集団公司系列、国電平庄煤業集団公司
内モンゴル自治区にある平庄炭鉱の採掘は、清時代に始まり満州国建国後に本格的に開発が進められました。戦後は、中華人民共和国の国営企業となり、現在中国5代電力会社の一つ 中国国電集団公司グループに属し、 国電平庄煤業集団公司との社名となっています。
専用線は、元宝山紅廟平庄平庄西露天と、4つの運輸段に分けられていますが、平庄運輸段 が統括しています。専用線の総延長は100キロ余りに達していて、建設型、上遊型が主力として活躍しています。露天堀内は電化され、東ドイツ製のELが使用されています。
列車で約7時間の365キロ先には、12両もの上遊型が走る阜新炭鉱があり、蒸気機関車撮影を十分に楽しめる所です。

昨夜、瀋陽からはK7362次に乗り込みました。今日の最初の目的地は元宝山でしたが、終着の赤峰まで乗車してしまうと、朝の建設型が牽引する客車列車には間に合いませんが、なぜか終着駅赤峰まで乗車しました。

6:02には、 元宝山 に停車しましたので、なぜに降りないのか、O氏はドイツ人の思考に疑問を投げかけていました。
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私の方は、 元宝山は初めての訪問ですので、疑問すら分かっていません。赤峰到着後は、チャーターされた中型バスに乗り込みました。

8:06、建設型が牽引する西駅からの客車列車は、既に風水鎮駅に到着済みでした。

▲ 8:18、知らない者には、何の疑問やクレームも出てきませんが、知っている者にとっては、折角
元宝山 に来て、建設型が客車列車を牽引すると言う1日1回の目玉をみすみす撮り逃がしたのは、納得できないものでした。日本人ツアーなら大きなクレームになったでしょうね。蒸気機関車は大同で1987年に製造された建設型8249号機でした。

10:12、西駅に戻る空車回送。中国鉄路の鉄道橋はこのようなPCコンクリート製が多いので、味気がありません。鋼製のトラス橋など、まず目にする事がありません。撮影場所は、こちらへ
元宝山の撮影はこれで終了です。平庄に向けて移動しました。


▲ 11:25、元宝山から約28キロ、1時間あまりで平庄の装煤駅に到着しました。昨年5月に来て以来10ケ月ぶりです。
左からSY1017、1083、1425号機です。反対側には1764号機がいました。早速、みんなで並んで撮影です。

▲ 前回来た時は、平庄を離れる列車の車窓からズリ捨て路線を走行する列車を見て、知らなかったのでびっくりしました。今回は是非行きたいと思っての参加です。隣接する西露天掘線も覗いてみましたら、真っ黒ではなく、茶色に塗装され綺麗なズリ捨て列車がありました。推進運転のための車掌車も黄色塗装で綺麗です。

12時になると、蒸気機関車の運転手さんは昼食後オンドル風の寝床でお昼寝です。風が強いので屋外にいた我々もこの休憩所に避難しました。右下は、我々の今日の昼食です。朝は、蒸しパン、みかん、ソーセージとお茶で煮た卵のチャイニーズブレックファーストでしたが、お昼はカップ麺が主食です。

▲ 13:30、昼食後は、みんなで西露天鉱に向かいました。身体を休めているのは、SY1025号機です。

下は、ちょっと気になった放置された客車です。中を見てみましたがご覧のとおり床が抜けていました。
以前、平庄鉱では、装煤駅から五家鉱、古山三井への通勤列車が走っていました。1995年頃に廃止されたそうですが、 使用された車両のようです。





▲ ドイツ人です。彼らのお目当ては、東ドイツ製のELです。
鸡西で見たのと同タイプのようです。形式はEL2/23と読めます。1500V用、全長3,200mm、最高速度は70km/hです。

露天鉱を見下ろせます。最深部よりジグザグにスイッチバックで上がってきます。撫順、三道嶺、阜新と見ましたが、それほど大きくはありませんが、中国が初めて自国開発した露天鉱です。


▲ 15:14、これでもかとEL撮影が続いた後、平庄南駅に一旦行き。次の蒸気機関車の到着時間を聞いたようでしたが、1時間後と言われたので 装煤駅方面に戻る途中で単機が、平庄南駅へと回送して行きました。何を聞いていたのでしょうか。前回の経験から五峰駅の信号所で聞いた方が確かと思います。阜新居住の案内人ですが、あまりこの地については、分かっていないようです。

▲ 16:02、先ほどの1017号機が、平庄南駅から空のセキ40両近くを牽引してきました。良い煙でしたが、突風が吹いていましたので残念ながら流れてしまいました。

▲ 16:25装煤駅方面に戻る途中で、今度はズリ捨て線へ向かう列車が見えました。先ほど同様にバスの運転手さん右往左往です。丁度、夕日が西の空を染めてくる状態でしたが、逆の順光側に向かってしまいました。困ったものです。


▲ 16:45装煤駅に戻りました。夕日が当たって輝く蒸気機関車となりました。

今日平庄で見た蒸気機関車は、SY上遊型1425、1025、1764、1083、1017号機の5両でした。

▲ 長い1日が終って、前回も宿泊した宝山大酒店にチェックインして、まずシャワーです。7:30にロビーに集合して近くのレストランで夕食です。たっぷりと数々の料理が出ましたが、食欲旺盛なドイツ人は、全部平らげました。右下は、評判だったポテト料理です

明日朝は、6時にロビー集合です。部屋に戻って直ぐに就寝しました。

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