【28471】微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part4 ファランボーン駅、メークロン東線(マハーチャイ線)

第3日目 12月4日
① ファランボーン8:34(MTR)→シーロム/サラデーン(BTS)→8:58ウォンウェイヤイ(徒歩)→9:26国鉄のウォンウェンヤイ駅

② 国鉄のウォンウェンヤイ9:40→10:36マハーチャイ(フェリー・徒歩)→バーンレーム
③ バーンレーム(フェリー・徒歩)→マハーチャイ14:25→15:22国鉄のウォンウェンヤイ
④ ウォンウェンヤイ(BTS)→サイハム→バヤタイ(徒歩)→ホテル
⑤ ラチャーテウイ(BTS)→サイハム→シーロム/サラデーン(MTR)→ファランボーン

00_高架下バラックの親子▲ 空港と市内を結ぶエアポート・レール・リンク(ARL)の高架下には在来線が走っています。その線路脇にはバラック住居が立ち並んで、高層ビル周辺とは違っての庶民の暮らしがあります。住居内は狭くクーラーもなく暑いので、夕刻になると皆さん外へ出て夕涼みでした。
そんな貧困の暮らし中にも笑顔を振りまく親子がいました。思わずシャッターを切りましたが、やっぱり元気で笑顔を絶やさないことが1番の幸せなんだなとなと感じました。

01_国旗付き列車_DSC_2366▲ 今日は1日どこへ行こうかなと思っていましたが、まずは明日本隊と合流するSL列車の発車ホームを確認するためにファランボーン駅に参りました。5番線と確認できましたが、隣の6番線には、珍しく国旗を掲げた機関車が着いていました。短編成で客車も新車でもありませんが、何か特別な列車なのでしょうかね。
02_お召し列車 03_お召し列車 04_お召し列車05_ドームのミスト▲ 昨日磨き上げられたお召し列車の周りには花も活けられて展示されていました。
ドームの天井からは、ミストが放出されて構内を冷やしています。広い構内ですので、それ程効果があるようには思えませんが、見ているだけでも涼しく感じるのでしょうね。

06_ドームの列車
07_列車待ち
▲ 列車待ちの親子ですが、赤ちゃんには涼しいようにとホームにシートを敷いて寝かせつけておられました。大きな荷物もあります。何時の列車を待っているのでしょうね。
09_車内▲ 停まっていた列車内を見てみました。左上は通勤列車用にロングシート(改造?)、右上は2等寝台、左下は2等、右下は3等です。
10_時刻表▲ ファランボーン駅の案内所で無料でいただける時刻表の表紙です。一昨年の水害で水没した線路を走っています。水鏡になっての究極の走行写真でしょうが、ポイント等は目視できないでしょうから危険ですよね。
11_市場 12_市場▲ 今日は昨日行って気に入ったウォンウェンヤイ駅近くの市場に再訪しました。昨日は夕刻でしたので閉まっている店が多かったのですが、朝とあって活気に満ちていました。皆さんからは、「また来たね」と、笑顔で答えてくださいました。

14_メークロン線路線図

คลองสาน กรุงเทพมหานคร 10600 ไทย
▲ ウォンウェンヤイ駅に掲示されていたタイ国鉄の路線図です。メイクローン線は、実はターチン川で寸断されていて、マハーチャイ線メイクローン線の2つに分れているそうです。本隊が来られた時に案内できるようにと、ロケハンを兼ねて行ってみることにしました。

13_切符▲ 切符はどこまで買っていいのか、いくらなのかは全く分りません。窓口での受け渡しを見ていると、皆さん10バーツを出しておられますので、同じようにして購入しました。一応、マハチャイまでの切符のようです。言葉も分らず、何も知らない私が自力で初めてタイで購入した記念の鉄道切符でした。
15_メークロン線車窓▲ 10:40、時刻表通りDCは発車しました。ご覧のようにドアは開けっぱなしです。走行スピードは30~40km/hで、生い茂る木々をかき分けて走行しますので、窓から顔を出す時は要注意です。途中の駅で列車交換がありましたが、信号やタブレットはなく、原始的な駅員の手旗信号です。運転手は毎日の事なので、慣れていてどの列車とどの駅で交換するかは分っているのでしょう。もしも異変があれば無線や携帯で連絡を取り合うようにしていると思われます。
16_マハチャイ駅到着

Bang Kho Laem, バーンコーレーム
▲ 10:36、メロメロ線路を上下左右に走行すること約1時間で、終点のマハーチャイ駅に到着しました。市場の中に線路や駅があると言っていいほど野外商店がズラリと並んでいます。ホームも同様で商店がはみ出していました。
17_マハチャイ駅発車 18_マハチャイ駅発車▲ 10:40、直ぐにDCは折り返します。ご覧のように発車も手旗信号です。線路上の商店も慣れたもので、直ぐに店をたたんでDCが走行できるスペースを作ります。行ってしまえば、たたんだ商店復活です。横からレールバスならずレールトラックが10数名を乗せて続行していきました、これぞグースの1種ですね。
本隊の皆さんと来る時は、渡し船に乗船しての行動がありますので、こんな光景を見ることはできないでしょうね。来て正解でした。本隊の皆さま、先乗りの役得ですみません。
19_マハチャイ駅構内 20_マハチャイ駅車庫▲ 今日はメークロン駅まで行く時間もありませんので、ゆっくりと車庫を見学しました。たいしたスペースではありませんが、一応の事は出来るようです。検査や仕業をしている作業員の姿は見えませんでしたが、工具機械類は揃っていました。ただ本線とは線路でつながっていません。全般定期検査が必要となった際は対応できるのかは「?マーク」に思えました。どうしているんでしょうかね。
21_マハチャイ駅市場▲ 駅に隣接した市場がありました。ここでは女性が頑張っています。元気でとっても明るくたくましく見えました。
23_マハチャイ駅舎22_マハチャイ駅時刻表 マハーチャイ駅の駅舎・待合室・時刻表です。窓口は列車到着の少し前から販売されます。
駅前からが問題でした。下調べしておいた情報では、渡し船に乗船して対岸に行きメークロン線のバーンレーム駅に向かうとは掲載されているのですが、道路に出て右へ行くのか左に行くのかさっぱり分りません。勿論、地図や案内看板はありませんし、道行く人に聞くにはタイ語でないと通じません。英語が分りそうな人はいません。これには困りました。
どちらかに歩いて探すしか方法はありません。取りあえず右と決めて歩き出しました。
31_マハチャイ魚市場▲ 新鮮なカニやエビ、そして小魚類が入った蒸籠等の海鮮物の並ぶ商店の中に場違いだろうと思う1軒の小さな宝石店がありました。ここなら英語が通じるのではと直感して、聞きますと丁寧に教えてくださいました。ほっとしました。ありがとうございました。
24_マハチャイ魚市場▲ これから行かれる方は参考にしてください。マハーチャイ駅を出ると右に約400m行くと漁港市場が左手にあります。そのまま進むと車が走る通りと交差します。ここを左に回ると渡し船の船着きターミナルの塔が見えますので、直進です。約10分で到着します。
25_ターチン川渡し船▲ 運賃は3バーツでした。バイクや自転車も乗せますので、小さなフェリーですね。ほぼ10~15分間隔で運行しているようです。
26_バーンレーム駅への道▲ 対岸に着いてからも迷走でした。降りるとすぐに十字路になっていて直進するのか左右のどちらかに行くか分りません。直感で右と決めて歩き出しました。そして、「Where is the railway station?」で、たまに出会う道行く住民に聞きまくりです。タイ語で何やら標識がありますが、さっぱり分りません。見えていない所に行くのは大変辛いと実感しました。
途中の学校では明日の国王誕生日の祭典リハーサル(?)をやっていました。
27_バーンレーム駅▲ 約7分後、やっとこさで目指すバーンレーム駅に到着しました。これが中国だったら、念入りにグーグルアースで調べてから来るのですが、まさかタイでこんなに案内表示がないとは思いませんでした。これから自力で来られる皆さま方はこれを参考にしてください。
11:25、着いたバーンレーム駅は人気のないローカル駅でした。
28_バーンレーム駅舎 29_バーンレーム駅舎▲ バーンレーム駅です。2両のDCが留置されていましたが、壊れているとは見えませんでした。多分、予備車なのでしょうね。駅舎や時刻表もありました。時刻表では、〇〇の歩き方に掲載されていた通り1日4往復です。今日のこの時間では、メークロンまで往復すると、Y島さんと夕刻にお会いできなくなりますので、12:30にこちらに到着するDCの入線光景を撮った後、バンコクに戻る事にしました。
30_バーンレーム食堂

34_バーンレーム駅_マレーシアのおばさん▲ 待っている間は、小腹が空いてきましたので駅食堂?で、軽めの昼食です。注文は、前に坐っているおばちゃまの麺を指さしてでした。
待っていますと、旅人が来られました。マレーシアから来られたお姉さん達です。英語とタイ語も話せらえましたので、しばしマレーシアのお話をお聞きしました。

32_バーンレーム駅温度 リックにぶら下げた温度計を見ますと32℃です。木陰に入れば暑さは凌げますが、蒸し暑いのは同じです。

DCが到着するはずの12:30を過ぎましたが、一向に来る気配はありません。まあローカル線ですからこんなもんだろうと思い、お姉さんたちとビールを飲みながら話を続けました。
そしてとうとう13:30になりましたので、ホームに出てきた駅員にいつ来るのかを聞いてもらいましたら、今日はウヤになったと言います。次は16:30まで来ません。これではどうしようもありませんので、バンコクへの帰路にしました。33_パヤタイ駅▲ 市内に戻ってからは、BTSウォンウェイヤイ駅からY島さんが宿泊されているバイヨークスカイホテルの最寄駅ARLラチャプラロップ駅を目指しますが、乗換が2回になります。ARLは1駅だけの乗車ですので目視できるバンコク一の高層ホテルまでは徒歩でも行けるだろうと、高架下を走る国鉄在来線路を歩きました。ひょっとしたら在来線が走ってくるかもとの目論見もありましたが、約30分を歩かされただけに終わりました。

17時前にホテルに着いてY島さんの部屋に電話をしましたが、ご不在です。フロントにメッセージメモを渡して、高層階からの夕景を見ながらロビーで待ちました。しかし小一時間が過ぎましても帰ってこられません。
今日は、待つことの多い日だと諦めて、私が宿泊しているホテルまで帰ることにしました。
約1時間をかけてホテルに戻り部屋のドアを開けますと、Y島さんからのメッセージメモが入っていました。何と同時刻にお互いに双方のホテルに行っていました。すれ違いです。こんな事が起こらないようにと、朝に苦労をして駅から公衆電話で連絡を入れましたが、「日本語でお話をされたい方は、〇番号を押してください。」とのテープメッセージがながれ、押しますと呼び出し音はなるのですが1分もすると切れてつながらなくなっていました。

どこかで再度電話をすればいいと思い、各所で公衆電話を探しましたが、中々見つからず見つかってもその殆どは壊れているのです。初めにかけたファランボーン駅の公衆電話は、20台中かかったのは、10台目でした。公衆電話の保守点検が出来ていないのです。バンコクへ行かれる方は十分注意してください。

結局この日はY島さんとはお会いできず、翌朝のファランボーン駅となりました。
明日は、いよいよ朝8時にファランボーン駅5番線ホームで、本隊との合流です。準特急先輩もやってこられますので、楽しい旅が期待できます。近くにいますので遅れてはいけないと早めの就寝でした。

【参考資料】 
エアポートリンク(ARL) http://hellobangkokthai.com/103airlink.html
スカイトレイン(BTS) http://hellobangkokthai.com/104bts.html
地下鉄(MTR) http://hellobangkokthai.com/105mrt.html
他にもたくさんの紹介記事がありますので、ネット検索でお調べください。

Part5へ続く

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