2014年 遥かなる東欧の旅 Part12  Sargan8 ナロー山岳鉄道( シャルガンスカ・オスミツァ)その5  もう1つのナロー600㎜ゲージ

第6日目 2月20日 その3

13:23 シャルガン・ビタシ(Sargan-Vitasi)駅から山を下りる途中で立ち寄ったのは、ナロー600㎜ゲージで活躍した車両たちが保存展示されていました。どうやら各地から集められた森林鉄道の車両たちのようです。駅に停車しているC型タンク機はWebサイトには走行している写真もありました。シーズンには新たに敷設された約1.1キロの路線で走行していると思われますが、今はシーズンオフですので静かに休んでいました。

12[googlemap lat=”43.7951485060724″ lng=”19.52471673488617″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”16″ type=”G_HYBRID_MAP”]43.795149,19.524717[/googlemap]
▲ 760㎜ゲージ鉄道の№50_トンネル手前下からに沿うように敷設された路線があります。

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02▲ 1947製のC型タンク機です。中は覗けませんでしたが動態保存機です。

04▲ 600㎜ゲージらしいオープンデッキの車幅の狭い木造客車。よく復元されています。
C型タンク機に牽引されて走行できるようです。

14▲ ナローゲージ用のターンテーブル、回すのは手動です。運材列車の貨車、手押しトロッコ、小型のDLもあります。

03▲ こちらは静態保存で展示のC型タンク機。

06▲ こちらはトラクター改造の牽引車。シュガートレインで貨車を押すのに見かけたことがありますが、鉄輪が装備されているのは初めてです。これならレールの上を踏み外すことなく走行できますね。DMVは、こんなスタイルでも良かったですね。
05▲ 1928年製の蒸機エンジン車。 タイヤが鉄輪ですので滑るます。平地しか走行できなかったと思うのですが・・。

07▲ 蒸気機関の三輪車形の鉄輪ロードローラー車。路床・路盤の締固めなどに使用された野でしょうが、良く残っていましたね。

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▲ 蒸気機関のバインダーでしょうね。麦の収穫にでも使用されていたのでしょうか?

1516▲ 我々以外にひと気のない公園ですが、シーズンには訪れる観光客も多いそうです。地球の歩き方2014~2015年版のウジツェ(357頁)にも紹介されています滞在型のシャルガンスカ・オスミツァです。この公園下には、ナローではなく標準軌らしき広いゲージの客車たちも展示されていました。

14:10 短い見学を終えて、セルビアから再びボスニア・ヘルツェゴビナへ再入国して次の宿泊地ヴァノヴィチ(Banovici)の郊外にあるHotel Zlačaへと向かいました。
移動距離は約140キロでしたが、所要時間は約5時間と結構時間がかかりました。ホテル近くでは大型バスでは重量オーバーで通れない橋もあって、小型バスに乗り換えてました。山間のリゾートホテルです。
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10▲ 20:00 ホテルのレストランで遅い夕食です。

ここのメインデイシュの魚や肉のメニューは、何と1kg単位の料金です。素材を計ってから調理するようです。実際は200g程度になりますので1/5×70円の計算です。

フライド・トラフト 320円
ロースト・ビーフ 650円
ロースト・子羊  420円
ロースト・チキン 250円
ロースト・合鴨  560円

リゾートホテルのレストランにしてはとてもリーズナブルです。
皆さん、今日はお腹が空いていたこともあって、ボリュームのあるものを注文されています。
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明日は今尚、現役蒸気機関車の走行する路線訪問です。
一体どんな路線を走るのかと期待しての就寝でした。  Part13へ続く

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