【52772】 秋は気ままに一人旅 -3-

上信で夕陽を狙ってみる

141007_037sysysy上信電鉄南高崎~根小屋の烏川鉄橋で、上信に31年ぶり登場の新車7000形を流してみた。車内はセミクロスシーシになっていることが分かる。

深谷で廃線跡探索のあと、近代建築巡りにも時間を割いたため、想定外の長居となってしまった。高崎に着いたのは、もう陽が傾きかけていた。高崎で夕方となると、行くところは決まってくる。上信電鉄南高崎の先にある烏川鉄橋だ。上信高崎駅に行くと、沿線の富岡製糸場の世界遺産登録の号外が貼ってあったりで、世界遺産の恩恵は相当なもののようだ。烏川鉄橋の夕景は今回で3回目だが、なかなかいい夕陽に恵まれず、この日も昼間は青空だったものの、次第に雲が多くなってきた。失意のうちに電車に乗り込むと、発車のとたんに居眠りしてしまい、気がついた時は、くだんの烏川鉄橋を渡っているところだった。居眠りによる乗り過ごしはよくあることで、慌てることなく、つぎの根小屋で下車、オバチャン駅長に聞くと、撮影者はみんなこの駅から歩いて鉄橋まで行くとのこと、たしかに農道をたどっていくと、それほど時間も掛からず、鉄道橋の南に架かる、人・自転車専用の木橋に着くことができた。なお、南高崎~根小屋には新幹線高架の直下に佐野信号所があり、日中はここで列車交換を行なっているが、今年12月からは“佐野のわたし駅”として駅に昇格するとのこと、駅ができれば、烏川に最も近く、撮影は格段に便利になる。

141007_009sy着いて最初に撮った高崎行きの6000形、クモハ6001+クモハ6002。橋を渡っていると、散歩中のご夫婦から話かけられ“京都から来ました”と言うと驚いていた。この時はまだ陽が残っていたが、次第に雲に覆われてくる。

P1060335syo期待の夕陽は、山の端だけが、辛うじて赤く輝いているが、ちょうど妙義山の特異な山容の向こうに陽が落ちようとしている。鉄橋上の夕陽狙いも、橋梁の形状、方向、背後の様子など、いろいろ条件が難しい。そして、その時間帯に列車があることが大前提となるが、幸い、上信は30分ヘッド、しかも上下の列車が、先述の佐野信号所で交換するから、接近した時間帯に2本ずつとらえることが可能だ。

141007_051sysysy次第に暗くなってきてASA感度を上げても流し撮りせざるを得ない。窓のなかの女子高生の話し声が聞こえてきそうだった。下仁田行き6000形。

 秋は気ままに一人旅 -3-” への2件のコメント

  1. 総本家青信号特派員様
    この場所は過去にも訪問されたことがあるとはいえ地元ホームグラウンドでもなかなかこのような写真をモノにすることができません。総本家さんの先日の寒梅館の写真展出品の阪急十三夕景もそうですが夕刻には積極果敢にトライすることですね。それにしても阪神国道線や京都市電と同様に女子高生を入れて撮るのがうまいですね。

  2. 準特急さま
    ええ、“夕陽と女子高生”が大好きな私でございます。極端な話、昼間は寝ていても、夕方から下校する女子高生と夕陽を狙いに起き出して行けば、それなりに印象的な写真が撮れるのでしょうね。
    コメントの重要性を、お隣の市に住まわれる某ご老人から聞かせてもらいました。お互い、東西からコメントの応酬で活発化を図っていきたいものです。

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