2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part6 ブカレストその4 ブカレストのメトロ

DSCN842332 【ブカレストメトロ】
1979年11月16日に1号線6.2キロが開通、その後も順次開業が進み現在4路線、51駅の約70キロが営業、トラム・バス・トロリーバスとは異なるメトロレックス(Matrorex)が運営しています。車両はルーマニアのアストラ・ヴァゴアネ・カラトリ (Astra Vagoane Călători)が1978年~1993年に製造した国産車両が1・3・4号線に、またボンバルディアが2002年~2008年に製造した車両が2号線に投入されていますが、老朽化車両については順次置き換えが進んでいます。 上の写真は1号線Dristor駅ホームで折返し発車を待つボンバルディア製の新車です。

DSC_241721▲ 座席はFRP、吊り革も少なくスッキリとした車幅の広い車内です。6両全車が見渡せます。
04_ブカレストメトロ路線図_04

 

第3日目 2月13日 その3

11:26 1号線ブカレスト北駅(Gara de Nord)からブカレストメトロの探索開始です。
① Gara de Nord11:26(メトロ)⇒11:30Piata Victoriei
DSCN837628▲ 駅ホームはコンコースと比べると意外と明るく、綺麗に清掃されていました。天井からつるされた到着する列車の行先と時刻表示で日中は約10分ヘッドのようです。入線したきたのはボンバルディア製の6両固定編成のステンレス車です。

DSCN839106▲ 11:30 2号線と接続する次のPiata Victorieiに到着。中央部は天井が高く広々とはしていますが建設後のリニューアルを受けていないようで小汚い感じがします。ホーム内には吊り下げられた路線駅名表示板がありましたが、それぞれが後から設置されたようで統一されたディスプレイとなっていないので雑然感は否めません。

DSCN841530▲ 2号線との連絡通路も同じで昔ながらのKIOSKが並んでいます。狭いスペースですが果物からお菓子類まで揃っています。

DSCN839607▲ 改札口です。出口にはやっぱり切符回収機能はありません。入口は改札機能が突出しているのはすっきり感がありませんね。

DSCN840709DSC_2746_100DSCN841229DSCN8413_100▲ 2号線は相対式ホームになっていました。ネットワーク、駅名表、構内図が掲示されていますが汚れています。

時刻表は1号線と同じ次の列車がいつ来るかの表示です。これは1番分かりやすくて良いですね。
全線の駅名表示は同じく吊り下げですが、見辛さがあります。

ルーマニアを代表する首都のメトロですが、駅設備は近代化がかなり遅れているようです。

DSCN840508▲ 2号線はボンバルディア製の新車に置き換わっています。

DSC_2418_100▲ 12:02 どこへ向かおうかと迷いましたが結局1号線に戻って終点のDristorに着きました。頭端式駅になっていて降りられた乗客は頭端へと向かわれ3号線に乗換えられます。
② Piata Victoriei 11:50(メトロ)⇒12:02 Dristor

DSC_242122▲ 12:06 地上出口に上がって見ますとトラムが走っていました。ルーマニア国産でRATBの子会社URAC Bucharestで製造、その後の修理・改造も行われています。製造第1位を誇るV3A型の346号車です。(参照;Transport_in_Bucharest
トラム全車を撮った写真はこちらに掲載されています。

DSC_243023 DSC_2423_100DSC_2426_100▲ 12:10 ようやくトラムの切符売場を見られました。

DSC_244625▲ V3A型トラムの車内。走行しているトラムの車内は殆ど同一に統一されていました。次は何処に行こうかと、目の前に来た23系統トラムに乗車して取りあえず、東方向を目指しました。   Part7に続く

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