南満州鉄道京城管理局ジハ

南満州鉄道京城管理局サイズ小
関センセ記事紹介への米手作市氏リードにあった、ン10年前ボックスでの記憶=朝鮮ジハとは、南満州鉄道京城管理局の蒸気動車1~4である。機関部がB型とお書きだが、1Aのシングルドライバーで、ピギーバック式に客車部を背負っており、運転整備全重量50噸とは、流石に標準軌間である。機関部は大阪の汽車会社本店、客車部は現地京城工場製とされる。汽車会社の蒸気動車というと工藤式と思い込まれ勝ちだが、これは1923年7月製――工藤式の発明者工藤兵治郎が汽車会社退社後であり、彼の特許は何一つ使われていない。ただ使い勝手が良くなかったか(方向転換に15メートルの転車台必要)、欠陥車輌だったかで、2両の機関部は単独で入換機?21、22に改造されてしまい、シングルドライバーのタンク機関車として「シグ」なる記号が付され、その重量運整28.5噸というから、日本での小型機顔負けである。
南満州鉄道京城管理局ジハ形式図

南満州鉄道京城管理局ジハ」への1件のフィードバック

  1. 湯口先輩様、
    失礼しました。うっかりしていて、見落としておりました。
    まさしくこの車両です。A型だったのですね!てっきりB型だと思っておりました。しかし、こんな車両をどういう風に使ったのでしょうか?近郊型には小さすぎるし、職員用には手が込みすぎだし、目的が分かりません。
    でも、ありがとうございました。50年ぶりの再会です。

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