2015年夏 福井見聞録 Part3 えちぜん鉄道と福井鉄道乗り入れの田原町駅を見る

7月28日 第1日目 その3

01_田原町駅完成パース16:45 福井口から田原町に向かいます。撮るチャンスを逃しましたが車庫内には確かに黄色の低床式トラム(フクラム)が入庫していました。いつから走行するのでしょうか。ML521形(521号・522号)も除雪設備を付けたまま留置されていました。上は田原町駅完成予想図です。(※福井市公式HPより転載)

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▲ 16:48 田原町に到着。前回来た時とは全く違って駅舎は取り壊されて、周辺は更地となり、えちぜん鉄道のホームは、仮設に変わっています。改札のおばちゃまにフクラムはまだ試運転していないか、念押しでお聞きしますと、「ああ、車庫に入っている黄色い電車だね。この駅で毎日見ているが私が勤務している時間には、まだ走って来るのを見た事はないよ。」との返答でした。これは詳しく教えてもらえそうです。

合わせて「フクラムがえちぜん鉄道で営業運転する時期はいつ頃の予定なのか、走行するとなると鷲塚針原までの沿線の各駅ホームの嵩下げ工事が必要になるが、工事が完了している駅を見たい。どの駅でしょうか?」と聞いてみますと、「来年春には相互乗り入れが始まる予定ですが、試運転開始日は私では分からない。ホーム改造工事が出来ているのは日華化学前八ツ島の2駅。」との返答でした。
確かに相互乗入れ日はまだ公表はされてはいませんが、地元の福井新聞やWeb記事をみても来年春が濃厚なようです。
それでは近い日華化学前までの切符を欲しいと購入しました、
※ 相互乗り入れの工事状況はこちらでご覧いただけます。

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DSCN0443187▲ 福井鉄道側の駅舎はほぼ完成して使用されています。道路から進入する軌道も出来上がっていました。

DSCN0435179_100▲ 芦原温泉側から見てもまだ線路は接続されていませんが、いつでもできる状態です。当初は今年度3月との情報も流れましたが、工事進捗状況、また両鉄道は線路や信号のシステムが異なり、乗り入れにはこれらの整備と、関係する駅のホームの低床化などの工事が必要との安全上の理由もあって慎重に協議されています。

田原町駅の現状が分かりましたので、日華化学前へと向かいます。

▲ 17:22 日華化学前に到着。低床式トラム乗降用のホームは高床式ホームの先に設置されていました。ただ今は使用しませんので柵が設置されています。この形状で他の駅も改造されていくのでしょうね。

DSCN0474_100▲ この時間となると乗客も多く、2両編成になります。

DSCN0469_100▲ ボチボチ引き上げです。今日の泊りは駅前の東横インです。このまま乗車していても着けますが田原町乗換を選択しました。異なる鉄道からの乗継となれば運賃は両方の運賃が加算適応されて倍額にもなりますが、2014年10月からえちぜん鉄道と福井鉄道は1枚の連絡乗車券で利用出来るようになりました。愛称はフェニックス田原町ライン」、福井までは220円と230円でほぼ同じです。鉄道利用促進のためのサービスです。

DSCN0480_1200▲ 17:47 日華化学前は無人駅ですので乗車して整理券を取って、精算は車内改札です。乗り継いだ田原町駅で追加の整理券を受け取り、福井鉄道の車内改札で特別補充券を買い求めました。欧州での鉄道利用と同じ感覚です。これは良いですね。

DSCN0492236▲ 18:03 福井駅前に到着。電車は折り返して越前武生へと向かいます。見送ってから予約しておいた東横インへと向かいました。
今回の撮影カメラはコンデジ1台(Nikon Coolpix P310)のみです。本格的に撮るにはやはり大型のデジタル一眼レフにはかないませんが、このカメラはF1.8の明るいレンズ、マニアル撮影もできて、結構いけます。とても重宝しています。  Part4へ続く

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