遥かなる東欧の旅 ボスニアの現役蒸気機関車を訪ねる 2015年 Part2 バノヴィチ炭鉱鉄道 その1

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仕業前の点検を行う1949年生まれĐuro Đaković製の83-158号機と、1948年生まれČKD Praha製の25-30号機は、760㎜のボスニアゲージのバノヴィチ炭鉱鉄道(Banovic coal-mine railway)を毎日走る現役蒸気機関車です。83-158号機はナローゲージでは珍しいD形テンダー付き、1968年から1969年のユーゴスラビア前には全土に15路線1,559㌔もの760㎜ボスニアゲージの鉄道網が張り巡らされて多くのClass83形機が走行していました。25-30号機はC形タンクです。ニュースソースはこちらです。


第3日目 10月18日 その1

きょうは宿泊しているツゥズラ(Tuzla)のModrac湖畔に建つホテルから南下して現役蒸気機関車が走るバノヴィチ炭鉱鉄道を訪ねます。

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DSCN3314058 ▲ 6:30 朝の気温は肌寒い12度。撮影第1日目を励めるように美味しい朝食をたらふく食べて挑みます。DSCN3354_100

DSCN3345070▲ 7:25 ようやく湖面が色付いて朝が来ました。ツゥズラの日出時間はこの時期7:06ですが、高地の湖畔には直ぐにはやってきません。

DSCN3368075▲ 車の往来はありますが馬車も走ります。のどかな光景が拡がっていました。

DSCN3360_100▲ 7:30 ホテルを出発、タブレットを出してナビゲーション開始です。今回はボスニアのSIMカードを購入する店も時間もありませんでした。昨夜ダウンロードしておいた地図でどこへ行くのか現在位置を確かめます。

01_Map04_100▲ 8:21 ホテルから国道を南下して標準軌道のバノビッチ駅の一段山の上にあるのがナロージのバノヴィチ炭鉱鉄道の起点駅です。山の露天掘りで採炭された石炭はここまで運ばれて積替えられます。そしてここから約400m西にあるのがヤードです。バスはここまで来て降りました。

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▲ Oskovaにあるヤードに到着。83-158号機25-30号機が待機中です。DSC_4735_100DSC_4764011DSC_4870_100▲ 入換にヤードを駆け回る720-003号機

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▲ 1971年、ĐuroĐakovićで製造されたディーゼル機関車740-107号機。運炭列車の本務機として活躍していました。他に740-108号機がいました。

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▲ ヤードにDL2両、SL2両が揃いました。これよりバノヴィチ炭鉱鉄道のフォトラン開始です。 Part3へ続く

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