八月だ、もっと熱くなろう!2016年 赤道直下のインドネシアSL撮影の旅 Part5 ジャカルタからソロへ乗り鉄旅①

DSC_5448_100第3日目 8月4日 その1

今日はガンビアから「アルゴ・ドゥイパンガ」(Argo Dwipangga)に乗ってソロへと向かいます。楽しみのインドネシア鉄道の乗り鉄旅です。
6:15 コアから早めに発って途中駅で駅撮りをしながら行こうと向かいました。国電の発車するホームの東の空から丁度、日の出が見えました。

DSC_5450001DSC_5455002▲ 6:18 KfW形が朝日を浴びて入線してきました。
環状線のカンプン・バンダン(Kampung Bandan)への運用のようです。

6:19 次に中央線の国電が来ましたのでこれに乗ってガンビアに向かいます。

DSC_5463003▲ 6:47 Juandaで降りてガンビアへは三輪タクシーで向かいます。反対車線にはガンビア終着の長距離列車の回送が通過していきます。客車区まで山手線のような通勤国電も過密路線を走ります。この列車が通過すると国電の続行運転が続きます。

DSCN6110029DSCN6112030▲ 6:54 下車する通勤客を求めてバイクタクシーの運ちゃんたちの客引きが繰り広げられます。

三輪タクシーも客待ちです。これに乗ってガンビア駅を目指しますが、国電が停車してくれればこんな無駄な手間は解消するのですが・・・。

DSCN61177:18 ガンビア駅に到着。KFCに入って、コーヒーを飲みながら簡単に朝食です。2日連続で来ていますが、長距離列車が発着する駅だけあって荷物を持った乗客で朝から結構な人出です。

DSCN6119_100 DSC_5292003【 改札口入場前には、チェックイン?が必要、ボーディングパスがいる?!】
7:35 ボチボチ、ホームに上がろうかと改札に行きました。実名制きっぷ制ですので、パスポートを提示して入場しようとすると、「チェクインをしてくれ、ボーディングパスが必要です。」と、断られました。オイオイ、ボーディングパスとは飛行機の搭乗券じゃないか、何で列車に乗るのにいるのか・・、訳の分からないことを申されます。
改札口で揉めていると、警備をしている公安官がきっぷを取って、横にずらりと設置してある機械に通して、難解のBoardingPassを取り出してくださいました。この機械がボーディングパス発行機です。

空港でチェックイン後に受け取るBoardingPassは、便名・座席番号、そして搭乗ゲートや搭乗時間が記載されています。飛行機が満席で空席待ちをされている客もいるでしょうから、予約している搭乗客が本当に乗るのか確認がいります。ボーディングパスを発券される事は理解できますが、列車に乗るのにきっぷの他になぜBoardingPassが必要なのでしょうか?
なぜにこんな面倒な2度手間をするのでしょうか? ちなみに列車発車後の車内で空席があっても乗務員には車内できっぷを販売する事は許可されていないそうです。長時間かかるきっぷ販売もそうですが、なぜに乗客が手間のかかる乗車システムを取っているのか理解できないインドネシア鉄道です。同じく実名きっぷ制を取っている中国鉄路で同じことをやったら大混乱に陥るでしょうね。

改札口でBoardingPassとパスポートを見せて、晴れての入場となりました。

【 きっぷは高齢者割引があった! 】
DSC_5517011_100▲ 上がきっぷ、下がボーディングパスです。きっぷはよく見ますと高齢者割引の20%が適応されていました。これは地球の歩き方やインターネット旅行案内書には記載がありませんでしたので新たな発見です。以前、台湾新幹線でも高齢者割引はありましたが,外国人に対しては廃止されて現在は、現地に住所を置いた住民のみの適応となりました。
JRにもありますが会員登録が必要です。今まで訪問した他の国では聞いたことがありませんので、インドネシア鉄道は高齢者に優しいのですね。しかし、申告はしていませんのでどの時点で適応なったのか分りません。

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▲ 7:42 ホームに上がるとすでにたくさんの乗客が荷物を持ってお待ちです。これだと国電が停車すると大変な混雑になります。置き引き等の東南除けには致し方がない事なのかも・・。

DSC_5491007 DSC_5496008 DSC_5508010DSC_5485_100DSC_5514_100DSC_5525_100DSC_5519_100▲ 8時を過ぎても乗車するアルゴ・ドゥイパンガはホームに入線しません。なぜだか放送はなく、ホームにおられる係員に聞いても答えは返ってきません。待っておられる他の欧米人の方々も手を広げて諦めです。まさにゴム時間と呼ばれるインドネシアの現実にどうしようもありません。

DSCN6126034DSCN6124▲ 9:40 待つこと約1時間40分、ようやくホームに置かれた列車案内掲示板にアルゴ・ドゥイパンガ号の入線案内が表示されました。

これですぐに来るのかと思いましたが列車が入ってきたのは9:47でした。
DSCN6120033DSC_5530012▲ 9:47 皆さん、ようやく来たかと立たれて乗込まれました。しかし、始発列車が約2時間近くも遅れるとは・・。この先あんじられます。 Part6へ続く

八月だ、もっと熱くなろう!2016年 赤道直下のインドネシアSL撮影の旅 Part5 ジャカルタからソロへ乗り鉄旅①」への2件のフィードバック

  1. 老人割引について、少しでもあるとうれしい(?)です。
    数年前の台湾で(新幹線の割引があった時代)集集線の終点駅(すみません、漢字が出てきません)で切符を買おうとしたらパスポートで年齢確認し、割引切符を売ってくれました。こちらから申し出たわけではありません。
    今年韓国在来線で、これはこちらからパスポートを見せ要求し、老人割引で切符をゲットしました。数年前も買ったこと有り、鉄道博物館では向こうから「老人だろう?」と割引切符を売ってくれたこともあり、さすがは老人を大事にする儒教の教えが行き渡っていると感心しました。
    みみっちいコメントで済みません。

  2. 村樫様、コメントをいただきまして、ありがとうございます。
    韓国でも老人割引がありましたか、韓国の鉄道にはまだ2回しか乗車していません。この時はまだ割引できる年齢には達していませんでしたので知ることはなかったですね。
    台湾では新幹線が外国人でも半額割引出来た時にも乗りました。在来線は以前から外国人不可でしたが黙っていると老人割引を適応して売ってくれる駅もあります。私もご好意に甘えた時もありました。自動きっぷ販売機でも老人割引のボタンが付いていますので黙って買うことは可能です。
    他にも老人割引はできる国鉄がありましたらご教授ください。よろしくお願い申し上げます。

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