【75556】最晩年の583系を記録する

こんにちは。二回目の投稿になります。先日の投稿ではコメントをくださりありがとうございました。改めて、今後ともよろしくお願いします。

近年、インターネットでは画像投稿もTwitterで済ませることが多く、ブログも休止中のために長い文章と適切なキャプションをつける機会が減ってしまいました。一方で、この掲示板はこれまで小出しにしてきた写真たちを整理して残せるので非常に有難い場所だと感じました。デジタルカメラ世代らしく、撮り鉄歴12年目の若造にして総撮影枚数だけは5万枚ほどあるため、様々な写真を掲載していきたいと思います。

先日の初投稿日は渋谷で583系の団臨を撮影していました。583系をはじめて撮ったのが2004年9月でしたので、12年目の撮影となりました。よくぞ今まで残ってくれたものだと感心するばかりです。

583系についてはここで解説の必要がない車両だと思いますので割愛いたしますが、気が付けば残り一本となってしまいました。走行の度に沿線は大賑わいで、私も時にはその熱狂に混じったり、あるいはうんと距離を置いて変な場所から撮ったり、コマ数があることを良いことに自分なりのアプローチを試みています。

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(2009年3月 東北本線 岩切駅)

撮影枚数はそれなりにあるものの、ヘッドマークが付いた写真は僅かです。「はつかり」のマークはとても似合っていますが、やはり短さについ目がいってしまいます…。

これまでに583系を撮影した場所を振り返ると、北は盛岡、新潟から西は京都まで、行く先住む先で撮っていることが分かりました。小学生の頃に読んだ雑誌で強烈な印象を残されてから、半ば無意識のうちに追い求めているのかもしれません。

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(2010年3月 東海道本線 原―東田子の浦)

もっとも、静岡にいた2012年頃までは「つばめ」以降に昼間通った記憶は殆どなく、強いて言えば静岡県東部の東田子の浦駅まで入線したくらいでした。まさか2015年以降になって静岡地区を撮影可能時間帯に、しかも何度も通過するようになるとは思ってもいませんでした。

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(2014年4月 東海道本線 京都―山科)

大学に入学してからも、時おり京都まで入線していて、時間が合えば撮りに行きました。早朝深夜が多かったですが、時たま撮影可能時間帯に上洛してくると何とかして行ったものです。

上に掲載した写真は、京都らしい写真を撮りたいと思い、京都タワーの見える七条の跨線橋に出向いたものの、タッチの差でライトアップには間に合わず、薄暗い雰囲気の写真となってしまった一枚です。なお、こちらは再編集のうえ、10月29日から京都鉄道博物館で開催される「30,000人の写真展 鉄道のある風景部門」にて展示させていただく予定です。

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(2015年10月 東海道本線 瀬田―石山)

こちらは関西在住の皆さんにはお馴染みの瀬田川橋梁での一枚です。同期から「いま瀬田川で待ってるよ」と連絡を受け取り、大慌てで向かったのを覚えています。慌てて行った割には、かっちりとおさめることができたかなと思っています。

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(2016年1月 東海道本線 京都―山科)

多くの名作を生み出した山科の大カーブを取り入れながら撮影した一枚です。手前の木々を回避できず少々うるさくなってしまいました…。この土地を駆け抜けた「金星」や「きたぐに」、「雷鳥」に思いをはせながら撮影しました。

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(2016年8月 山手貨物線 新宿―池袋)

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(2016年9月 山手貨物線 渋谷―新宿)

関東に来てからは、月に一回のペースで上京するようになりましたが、撮影地での人の多さや撮影場所の少なさからなかなか足が向きません。しかし、都心を走るとなると話は別です。首都の喧噪とオリンピックに向けた変容を記録することを目標に、様々なアングルを試してみています。悩みながら構図を決めるのは楽しいですが、なにしろ山手線に埼京線、湘南新宿ラインが走る列車密度が非常に高い区間なので被らないかとドキドキする、心臓に悪い撮影です。

最近の運用回数の多さと12月以降の運行予定が決まっていないことが若干不安ではありますが、一回一回の機会を大切にして、いずれやって来る最終日まで撮影をしていきたいと思います。

Facebookコメント

最晩年の583系を記録する” への13件のコメント

  1. 吉田咲築 様
    1966年度生の1900生と申します。まずはデジ青へのご登場おめでとうございます。
    吉田様とはかれこれ半世紀近くのジェネレーションギヤップがありますが、583系を追いかけておられる点では、小生や鉄鈍爺さんと同じ仲間と言えましょう。
    短い編成とお嘆きの点はわからないでもありませんが、これは時間・時代の流れの結果で如何ともしがたく、とにかく現時点の姿を記録されることが大切だと思いますから頑張って出撃して下さい。
    小生は旧国鉄型&原色車をビデオで追いかけていますが、吉田様と同じ石山と鴨川で撮ったこともあり、その発想の類似点に驚くとともに、してやったりと嬉しく思っています。2003年9月の雷鳥485系の引退に合わせて運転された臨時「懐かしの雷鳥」号を、仰るように沿線らしさ京都らしさを考えて、上りを石山で下りを鴨川で撮りました。もう少し遠出をしてもよかったのですが、湖西・北陸線内では定期雷鳥をほぼ撮り尽くしていたほか、当日の天候も思わしくなかったため近場の両所に決めました。
    また機会があれば鉄鈍爺さんを交えて583談義で盛り上がりましょう。
    今後のご活躍を期待しています。

  2. 寺田様
    先日は遠路青の交響曲乗車会に参加いただきありがとうございました。前回初投稿されたときは、長年使っていたパソコンがクラッシュした時で、何日かぶりにデジ青を見たときにはコメントするタイミングを逸してしまいました。
    583系についての思い出は、1967年10月に登場した時に当時交通公社の創刊500号の表紙を飾った「月光号」の写真でした。高校1年生で初めて小遣いで買った時刻表がこの号で、今も私の持っている時刻表では一番古いものです。正確には581系というのでしょうか。その後寝台電車で運用しているものには残念ながら一度も乗ったことがなく、一番よく乗ったのが改造され北陸線の普通列車として使われた時代で、このころ湖北にある工場に通うのに月に何度も利用しました。ということで、583系のファンの方は先頭部の姿を好まれるのでしょうが、私の場合、俗にいう食パン列車で外観は好ましくありませんが、車内の広いシート間隔、ベッドを収納した窓側の天井部の特徴がなつかしく思い出されます。本物の583系にまた乗ってみたいものです。

    • 大津の86様
      コメントありがとうございます。
      個人的に583系で魅力を感じたのは、寝台の中段と上段に設けられている、10系客車を彷彿とさせる明かり窓に、485系に似たスタイルでありながら青の帯を入れた、電車特急とブルートレインの合いの子の塗装でしょうか。もちろん、自分が初めて見たときは斜陽期に入っていたため、手に届かない存在への憧れも強く入っていたのだろうと思います。
      僕も583系に乗ろうと思い、先日運行されたツアーを申し込みに新宿駅のツアーデスクに行ったところ、先着順のために事前予約の時点で既に締め切られていました。寝台列車としてはツアーでの運用がメインのため、なかなかハードルが高いことを痛感したと共に、大学一回生の頃まではきたぐにが走っていたので、先輩の助言に従わずそれに乗らなかったことを強く後悔しました。

  3. 寺田 様
    昨夜コメントを投稿した’66小林です。まずお詫びを。お名前を「吉田」様と間違えるという、とんでもないミスをしてしまいました。老眼で見間違えたものか、思い違いかわかりませんが、とにかくたいへん失礼を致しました。重ねてお詫び申し上げます。

    大津の86様
    初めて買われた時刻表の表紙が581だったのですね。小生もよく覚えています。前のコメントに書き忘れたその当時のエピソードを。
    いよいよ寝台電車ができるという情報に、室町BOXではどういうスタイル、塗色になるのだろうとよく話し合っていました。初夏の頃かと思いますが、あるとき鉄鈍爺さんがBOXに駆け込んできて、「鉄道雑誌に581は新幹線のような青系統の塗色になると出ていた」と知らせてくれました。それまで我々は当然というか、なんとなく特急こだまに始まる赤とクリームを勝手にイメージしていたので一同ビックリ。慌てて烏丸今出川の角にあった書店へ確認のために繰り出したのでした。しばらくは中々特急としてのイメージに合わずに違和感を覚えていましたね。
    当初はグリーン車が連結されておらず、時刻表を見る度にミスプリではとハッとしたものでした。これは後に時刻表編集部の方も同様の感想を述べられていたのを読んだことがあります。
    また大先輩吉谷さんの「すかたん列車」の記事によると、SL撮影旅行によく寝台を利用されていたそうですが、寝台電車の寝台が取れずにやむなくグリーン車を利用された際には「寝台より料金が高いのに、リクライニングでも横になれず寝にくい」とボヤかれていました。
    因みに小生の初乗車は登場から12年後の「はくつる」上野→青森でした。M車の低屋根パンタグラフ部分は2段寝台になっていて、他の3段部分より高さがあって楽だと聞いていたので下段を取りましたが、初乗車の興奮と、発車・停車時の床下モーター音が気になり熟睡できなかったことを憶えています。

    • 1900生様
      コメントありがとうございます。名前の間違い、お気になさらないで大丈夫です。丁寧な訂正をありがとうございます。
      同じ場所で国鉄型の撮影をされたというお話、BOXでの新車予想と実際に登場した際のお話、非常に面白かったです。どちらも現役時代に自分たちも全く同じようなことをしていたため、いつの時代になってもDRFCの会員のやることは変わらないのだな、と少し笑ってしまいました。
      583系のグリーン車を利用したというお話もあまり聞かず、興味深いです。当時はグリーン車のほうが寝台より高かったのですね。きたぐにの最晩年にも連結されていましたが、寝台よりグリーン車のほうが安かったと記憶しています。おそらくどこかのタイミングでグリーン料金が安くなったのではないかと推測できますが、いつの間にか逆転していたことがちょっとした発見でした。

  4. 寺田 様、各地で撮影されている由、楽しく拝見しました。

    小生も関東在住の頃は、新宿や武蔵野線の沿線で撮っていました。
    以下の動画は、八王子へ来た時の動画です。
    https://www.youtube.com/watch?v=3GW18HVZs4c

    またHO模型では往時のフル編成で、友人と共に楽しんでおります。

    • 楽しい画像を有難うございました。みなさん10連が多いようですね。惜しむらくは「はつかり」全盛時代の8M5T13連が見たかったですね。同時に走って来るので数えきれませんでした。これだけ揃うと圧巻です。

    • 鉄鈍爺様
      コメントありがとうございます。八王子の動画、とても素敵です。どういうわけか高校生の頃から桜の季節は忙しくて写真が少ないので羨ましいです。
      583系の模型も大迫力ですね。これだけ一同に介すると楽しそうですね。同じ方向に一斉に走っている映像がお気に入りです。

  5. 私も思い出を一つ。入社してすぐの1969年6月、夜勤明けを利用してその頃函館に転勤していた両親のもとへこの車両を利用して行ったことがあります。上野10時15分発東北本線経由青森行き特急「はつかり1号」で青森には18時47分に到着、19時10分発の連絡船で函館には23時に到着しました。その日のうちに到着できるので随分と速い列車だと当時は思いました。翌日は早朝、五稜郭でC62の「すずらん6号」(昔の準急「たるまえ」)を撮っていました。その後、この「はつかり」には再度乗車したり、東北本線内で利用したことがありますが、いずれも寝台利用でなく、昼行座席利用でした。その後、北陸本線などで通勤電車に改造されたものもあったようですが、趣味的には面白いものの何となく情けない顔に見えました。晩年は急行「きたぐに」と磐梯山麓で6連を写したのが最後でした。

    • 準特急様
      返信が遅くなり申し訳ありません。
      昼行の583系を利用されたとのことですが、青森まで9時間近くもかかっていたのですね。今の東北新幹線は特に速いせいで本当の距離をすっかり忘れてしまっていました。
      小さい頃、特急列車なのにボックスシートで不満は出なかったのかと思っていたものです。ややオーバースペックかもしれないですが、昼間は急行で、夜は特急みたいな使い方もあったのでは…と思ってしまうのは快適な特急に慣れてしまった故でしょうか。

  6. 準特急さんに続いて私も思い出を一つ。1981年2月22日、「ゆうづる5号」15Mの寝台上段で上野から八戸まで(野辺地には停車しないので)行きました。走りだしてしばらくして「なんか寒いな」と思いましたが、東京から真冬の夜に北へ行くんやからと、とにかく寝ました。ところが早朝、異様な寒さで目が覚め、カーテンから覗くと、目の前の通風器の口のところの天井に薄い氷がビッシリと張っていたのです。危うく凍死するところでしたが私は気が弱いので車掌に文句を言えませんでした。そしてその日は南部縦貫鉄道、翌日は津軽鉄道と、厳寒の青森で寒さを存分に楽しみました。

    • 井原 実 様
      コメントありがとうございます。
      真冬の青森遠征、羨ましくもありますがその気合いにも驚きました。ましてや寝台車で寒い思いをされたとは…自分ではトラウマになって当分行きたくなくなりそうです。
      ゆうづるは、幼少の頃に写真を見たときは何となくあか抜けない印象でした。赤いヘッドマークが野暮ったく見えていました。今見返すと、青い車体のなかで良いアクセントとなってかっこよく見えます。

      • 寺田咲築様
        そうですか。客車「ゆうづる」のヘッドマークは傑作ですが、電車「ゆうづる」は見方によっていろいろかもしれませんね。

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