【76245】微笑みの国、タイ王国鉄道の旅2016年 Part17 バンコクMTRのパープルライン視察

第12日目 8月13日 その3

トンブリー機関区から次に向かったのは1週間前の8月6日に開業したばかりのバンコクMTRのパープルライン線タオプーン駅です。
04_%e3%83%90%e3%83%b3%e3%82%b3%e3%82%af%e3%81%aemtr▲ バンコク市内にはすでに高架鉄道のグリーンラインと地下鉄道のブルーライン、そしてスワンナプーム国際空港と市内を結ぶ高架鉄道(2010年開業)のエアポートレールリンク(ARL)が運行されていますが、円借款を活用してバンコク北西郊外のノンタブリ県バンヤイとバンコク北部のバンスーを結ぶ高架鉄道のパープルラインが建設されました。バンコク初の日本製車両が走行することになりました。
※ 上の地図は朝日新聞デジタル版からの転載です。
dsc_7351_100purple-line-bangkok-2▲ 駅舎に掲示してあった路線図、総延長は約23kmです。
ただ、市内北部のタオプーン(Tao Poon)で乗換接続となるブルーラインの延伸工事が遅れていて現在最も近いバーンスー(Bang Sue)からは約1㌔離れていて無料シャトルバスでの輸送が行われています。またタイ国鉄でのバーンスーバンソンの無料シャトル列車の運行も行っていますが、利用者は不便を強いられています。

運賃も高く、当初予定した乗客数(1日あたり6~7万人)が平均2万人と大幅に下回る結果となりました。そのため早々に運賃値下げの検討が始まっています。根本的な解決策のブルーラインの延伸開業は早くても2019年の見通しだそうです。
02_mtr%e5%bb%b6%e4%bc%b8%e5%9b%b3▲ 左が2016年8月現在のMTR・ARLの交通網、右が現在計画・工事中の延伸路線(点線)です。これらが完成しますとかなり便利になります。

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dscn7221▲ 16:17 タオプーン駅に到着。スペースも十分すぎるくらいに大きな駅舎玄関に入りエスカレータで上がると、これまた広いコンコースです。皆さんから過剰設備だなあとの声が上がりました。
改札口前は、空港と同じ荷物のX線スキャン監視器こそありませんが、人がくぐる探知機のゲートは設置されています。

dscn7224▲ とりあえずきっぷを必要としますがあいにくと小銭がありません。窓口でお札を出しての購入です。

▲ 入場券はないとの事で1区間分の運賃を支払ってIC乗車券を購入です。

dscn7244▲ ホームはもう1階上です。エレベータで上がると、これも島式の広いホームになっていました。可動式のホームドアが設置されています。dsc_7372

▲ 車両は日本で製造された総合車両製作所製です。パールラインを象徴するように座席はパープルカラーのFRP製です。車両間は広い両開きドアと同じサイズ(1,400㎜)の貫通路になっています。

dsc_7381▲ ホームに掲示されていた日本の政府開発援助(ODA)によって建設されたことを示すタイ語・日本語・英語の3ヶ国語表記のプレートがホーム中央に掲げられていました。

dsc_7370▲ 全線高架軌道を走ってきた列車が到着です。編成は3両ですがホームドアは6両スペースで準備されていました。

dsc_7378▲ ホームから下層部方向に工事中のブルーラインが見えました。既に高架橋梁は完成しているようで線路敷設工事の段階に入っています。ここまで来たら完成は早そうです。約1㌔の距離で不評が表面化しているパープルラインです。ひょっとしたら不評一掃のために来年度に一部区間は開業できるのかも・・。

帰国後朝日新聞を見ましたらパープルラインについての記事が8月17日~19日の3回にわたって掲載されていました。ご参考にご覧ください。
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8月に開業したパープルライン

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※ 参考資料;東芝のHPからの記事はこちらへ

18:20 ホテルに一旦戻ってから近くの中華料理屋で夕食です。ビールを置いていないお店でしたが前のコンビニで買って持ち込みOKが出ました。注文はお粥とワンタンメンを注文しました。今日はお昼は日本料理と、合わせて口に慣れた料理で疲れていた体も回復です。
これで今回の旅での皆さんとの会食も最後になりました。皆さんは明日の飛行機で帰国ですが私は1人でミャンマーへと向かいます。楽しかった時間をありがとうございました。またどこかの撮影地でお会いするだろうと思いますが、よろしくお願いします。 Part18へ続く

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