平成29年が明けて

皆さま新年明けましておめでとうございます。街に出ると元日から営業している大型店も多くなり、昔のようなお正月風景は年を追うごとに薄れてゆき、季節感がなくなってゆくのを痛感します。新聞は年末の数日間は元日配達分を印刷するため ページ数が少なくなり、その分元日には郵便受けに入らないようなぶ厚い朝刊が届くのは 昔ながらの正月らしさです。そんな元日に届いた中国新聞朝刊の記事をご紹介します。今年の初投稿が横着な新聞ネタでのスタートになりましたが、悪しからず。

平成29年1月1日 中国新聞朝刊

同紙

6段抜きの記事なので分割スキャンしたため 読みづらくなっていますが、著者は原武史さんです。私には共感できる部分が多くありましたが、皆さまはいかがでしょうか。後段に出てくる広島駅のアクセスの良さも 平成30年代半ばには広電が駅ビル2階に乗り入れる構想ですので 駅前風景は大きく変るでしょうから 原先生の目にはどのように映るでしょうか。

 そんな将来構想について、JR広島支社長と広電社長のインタビュー記事も併せてご紹介しておきます。同じく中国新聞の特集紙面で広島を代表する企業約100社のトップインタビューからの抜粋です。これも少し読みづらいですがご勘弁を。

同紙

同紙

特に広電椋田社長には昨年 貨51号を是非花電車として走らせて下さいと手紙で厚かましいお願いをしたのですが、丁寧な返事を頂きながらこの紙面で初めてお顔を拝見したという次第です。「駅前大橋ルート」というのが広島駅ビル2階への乗り入れの件です。「市内循環ルート」は比較的簡単に実現するでしょう。

今年も昨年同様広電や可部線、呉線などローカルニュースでお騒がせしますが、よろしくお願い致します。

平成29年が明けて」への2件のフィードバック

  1. 西村さま
    いえいえ決して横着ではありませんよ。ローカルニュースでも、我々が知りえない貴重な情報源ですので、これからもよろしくお願いします。
    やっとJR問題の核心をつくご意見に巡り合えましたね。小生も賛同します。この「公共性」視点の欠落こそが現下の三江線や北海道の路線問題の原点だと思うからです。
    ただ私企業となったJRの論理でいけば路線廃止も当然のことといえます。
    JR化の目的が非効率な旧国鉄の改革にあった点は評価できますが、赤字解消や組合潰しに重きが置かれたため、公共性の視点が欠落してしまったのでしょう。
    欧米特にヨーロッパではまだまだこの公共性が意識されているようですが、残念ながらわが国では従来からこの意識が低く、JR化に際しても置き去りにされたといえます。
    そもそもJRが引き継いだ資産がそれまで国民の血税で建設されたものであることを考えると、特に路線廃止に関してはもう少し抑制策や基準が明確にされてしかるべきだったと思われます。さらにいえば経済環境の劇的変化や人口減少などの想定外の環境変化に際して、政策当局や政治家が適時適切な対応を取らなかったことも問題だといえます。
    輸送に限らずこの国の政策は貧弱ですから、そのあたりの意識が変わらなければ改善は難しいのかもしれません。
    投稿応援のはずがあらぬ方向へ脱線してしまいました。お詫びします。

    • 1900生様
      新年早々の応援コメントありがとうございます。紛争に明け暮れる諸国が多い中、この国はまだましだとは思いつつも 鉄道という世界を通じて眺めていても気懸りなことが多い昨今です。まあそんな難しい話はさておき、今年もローカルニュースをがんばってお届けしてゆこうと思います。

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