三重・岐阜の旅(2)

名松線の乗り鉄を楽しんだあとは、松阪から近鉄で塩浜に向かいました。西日本では見ることができなくなった石油類輸送のタンク列車とそのタンカーを受け渡す小型ディーゼル機関車とDD51を見るためです。近鉄塩浜駅はJR貨物塩浜駅に隣接しています。この塩浜貨物駅の先に日本石油の製油所があり、小型のDLがタンク車を牽いて塩浜貨物駅まで出てきます。

引込線に何か所かある踏切に警戒員が出てきた

塩浜駅から引込線伝いに5分ほど歩くと 製油所の入口が見えてきました。すると数人の作業員が線路を歩いて来ます。市街地にある引込線ですから何ヶ所か踏切がありますが、遮断機も警報機もないため 列車が通過する際には警戒員が配置されるようです。そろそろタンク列車が出てくる気配です。

日本石油四日市製油所から出てきたタンク列車

北陸重機製 日本通運No.15とNo.14の重連

重連ですが総括制御しているようです。左側の線路は もう使われていない石原産業専用線。

塩浜駅で満タンのタンク車をJR貨物のDD51に引き渡したあと すぐに空車のタンク車を牽いて戻って来ます。

空車のタンカーを牽いて戻って来ます。警戒員がクルマを止めます。

No.14が先頭で。

昭和石油四日市製油所の機関車は日本通運に所属していて、踏切の警戒員も日通の作業員さんでした。製油所構内にタンク車が入ると、すぐにゲートが閉じられました。

到着次第 ゲートが閉じられました。

このゲートの外から構内を見ましたが、見通しが悪く他の機関車の様子はわかりませんでした。かつては日立製の25Ton機がいたと思われますが、現在では北陸重機製が現役のようです。さて 引き継いだあとのDD51の様子は次の稿に譲ります。

三重・岐阜の旅(2)」への2件のフィードバック

  1. 西村さま
    やはり専用線へ行かれましたか。さすが西村さまです。小生も塩浜へ撮りに行きましたが、貨物駅までのDD51だけ撮って専用線へは行かずじまいでした。
    専用線の撮影といえば以前城端線を撮りに行った帰路、二塚駅でDE10の牽く貨物を見かけたので小型DLの牽くコンテナ列車を撮ったことがあります。DLの詳細を知りませんのでよろしければ機会をみて映像を見て頂きたいと思います。この専用線は現在は貨物時刻表に載っていないのでもう無いようです。

    • 1900生様
      いつも素早いコメントありがとうございます。二塚へは行ったことがありませんが、中越パルプ工業、砺波製紙の専用線だと思われます。塩浜の続編をアップしますので、ご期待下さい。

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