燃える大地への旅 2017年 台湾 Part4 鳳凰の花の下で撮る

第3日目 6月10日 その2

① 横山 11:04⇒11:27 竹中 11:34⇒11:48 新竹

竹東~横山の撮影で以前ご一緒した台湾人の鉄ちゃんと再会しました。明日のD51撮影のロケハンをこれからするというと、海線のお薦めの撮影地を教えていただきました。また、この時期に鳳凰の花が咲いて絶景となっている造橋駅近くの撮影地で撮った写真をカメラのモニターで見せて紹介してくださいました。
鳳凰の花?」。見せていただくと地元長岡天満宮に咲く霧島つつじに似た緋紅色の花が満開に咲いている横を普悠瑪号が走っています。この方は以前にも台湾の武田尾三貂嶺」で白い花が咲く中を行く列車の綺麗な写真を取っておられました。中々の腕前の方です。是非とも今から行ってみたいと撮影場所を詳しくお聞きしました。
▲ 11:32 竹中にて高鐡との接続駅「六家」から来たEMC600系區間車に乗り換えです。後方に見えるのが高鐡の高架線です。

▲ 11:51 後日の指定席券が上手く取れていなかったので窓口に行くために一旦新竹駅舎に参りました。日本統治下時代の1913年3月31日に完成した最古の駅舎は狭いので利用客ですぐ一杯になります。

② 新竹 12:25⇒12:50 造橋

▲ 鳳凰の花満開を紹介していただいたのは山線の竹南造橋です。車窓から位置を見ていますと緋紅色の花の木は直ぐに分かりました。そして、すごい数のカメラファンが取り囲むようにおられます。

▲ 12:50 開業は1903年10月7日のに到着です。古い駅ですが無人駅になっていました。


▲ 13:05 歩くこと約15分で鳳凰の花が満開の目的地に到着です。周りは自家用車がずらりと駐車していました。

▲ 満開の鳳凰木はわずか2本なのですが、群がる様に朝から場所撮りに来られていた鉄ちゃんたちです。ここでも鉄子おばちゃまが多く頑張っておられます。殆どの方は三脚や脚立を設置して撮影されておられます。その隙間からカメラを構えました。

鳳凰木は初めて聞く名前で初めて見ました。調べてみますと、マメ科の常緑高木で、マダガスカル島原産。樹形は樹冠が傘状に広がり、葉は細かい羽状複葉。直径10cmほどの5弁で緋紅色の蝶形な花が、総状花序につく。主に熱帯地方で街路樹として植えられていて、日本では土を選ばず育つ丈夫な樹木と言われ、真っ赤な花が樹冠を覆いつくす落葉高木なんだそうです。沖縄県などでは街路樹や公園樹として導入されているようで台湾には1896年に種子が入れられ、台南市や廈門市では市樹となっています。
初めて見ましたが色が鮮やかで良いですね。熱帯らしい花と思いました。

▲ 13:17 プッシュプルのE1000系自強號北行きが来ました。

▲ 13:29 南行きの自強號です。

▲ 13:40 TEMU2000系普悠瑪號南行きです。
この後、區間車も撮ってから造橋駅に引き上げです。我々が来る前から来られていた現地鉄ちゃんたちはまだ残って撮影を続けておられました。今日はここで最後まで撮られるつもりなんでしょうね。

③ 造橋 14:24⇒14:30 竹南 14:36⇒15:31 大甲
D51牽引列車は海線を走ります。結構撮影地はありますが問題は光線具合で通過時がぴったりとベストになるかどうかです。
▲ 15:31 大甲に到着、以前にもDR2700系の復活運行で来ました。D51の走る日は、予定ではここでタクシーをチャーターして追っかけをします。大きな駅なのでタクシー待ちは大丈夫とは思っていました。タクシーが客待ちで列をなしているのは見て確認し出来ました。問題はチャーター代で皆さん他でも今までやっておられてだいたいの相場は分ってはいると思っていましたが、後日聞くとここではとんでもない料金を提示されました。時間のあったこの日にやっておくべきだったと後悔でした

④ 大甲 15:48⇒16:12 新埔 

▲ 16:12 新埔站到着、1922年10月11日開業の日本統治化時代の木造駅舎です。無人駅なので駅員のおじさんがおられてきっぷも売っていました。木造駅舎めぐりの若い鉄子ちゃんも来ておられました。前に来た時には悠遊カードの自動改札機がありませんでしたが今回は設置されていました。内湾線と同様にほど全駅で悠遊カードが使えるように設置が進んできたようです。

新埔16:37⇒17:55彰化18:35(自強號)⇒18:51台中

▲ 16:37 ロケハンはこれで終了です」。彰化でスイッチバックして山線の台中に戻ることにしました。彰化からは自強號に無座で乗りましたが何とか座れました。
明日はいよいよD51形機(DT668)の走行写真の撮影です。天気予報ではカンカン照りの真夏日で雨の心配はありません。デカンショ祭り号さんも訪台されて合流しました。4人で明日の必勝を祈っての宴で盛り上がりました。 Part5へ続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください