【88536】北方見聞録 北の大地、シベリア鉄道をちょっと見の旅 Part21 シベリア鉄道を撮る

▲ 飛行機で到着後に乗車した空港駅からウラジオストク駅までのルートです。54分間の乗車中にロケハンした結果、邪魔物がない直線が続くサナトルナヤCaнаторная)駅付近と決定しました。今日は今から走行中の列車撮影をするために向かいます。

第9日目 7月17日 その4
▲ 15:08 3番ホームに掲げてあったウラジオストク駅に発着するローカル電車の時刻表です。左が発車、右は到着で、赤字は空港快速です。
朝はそこそこ運行があるようですが10時台、13時台はなく夜も20:20が最終ですので通勤・通学輸送を担っているとは言えません。

次の列車は15:22なのですがきっぷを買いに行くのに時間がかかってしまってホームに戻った時には発車してしまいました。遅かったのは私で皆さんにご迷惑をおかけしました。次の列車は約1時間後です。申し訳ございません。

▲ 15:40 4番線に入線したのは、15:38着のЭД9М系、車体長22,060㎜、幅3,522㎜、最高速度 130km/h、折り返すのかと思いきや入庫していきました。ウラジオストク駅には、エレクトリーチカ(Электричка)と呼ばれる3種類の近郊・通勤電車が運用されていました。こののЭД9М系は1番若い電車です。

▲ 16:14 入線して来たのは、ЭP9М系です。車体長19,600㎜、幅3,521㎜、高さ4,268㎜、最高速度130km/h

▲ ホームから出口へは階段を上がって跨線橋で移動します。この跨線橋の右側通路は中央広場と結ばれていますのでバスターミナルに向かわれる方はこちらを向かわれます。

▲ 16:17 この列車が折り返すようで乗車してみましたが、ご覧の通りの木製ベンチシートです。車幅はN700系新幹線(3,360㎜)より広い3,521㎜で、3人+3人の座席配置でした。車内からデッキへのドアは広い両引き戸になっていますが、車両間は開き戸(ドア)です。

◀ ウラジオストクから下車駅のサナトルナヤ(Санаторная)までのきっぷです。運賃は52ルーブル(約104円)の安さです。▲ 16:30 定刻に列車は発車しました 。穏やかな湾沿いに走行していきます。

▲ 16:55 1駅手前のセダン(Седанка)駅も降りればビーチです。短い夏を楽しむ家族連れが海水浴をされておられます。

▲ 16:57 セダン~サナトルナヤ間には対岸へと架かる海の中の長い橋がありました。空港方面へのバイパス高速道路になっていて帰路に通りました。

43.230248,131.979271

▲ 16:58 定刻にサナトルナヤに到着。相対式ホーム2面2線の駅です。

▲ 17:27 ウラジオストク行きの近郊電車が到着です。この路線では3タイプの電車が走っているようで先ほど乗車した2番目に古いЭP9М系4両編成です。

▲ 17:28 結構多くの乗車客を乗せて発車していきました。

▲ 17:34 ウラジオストク発ロジノ(рчжино)行きの6007・6015列車のЭД9М系6両編成。

▲ 17:40 サイプレス(Kипарисово)発ウラジオストク行きの6302列車も同じくЭД9М系6両編成でやってきました。こちらの車両は正面に「РЖД」の表示がありません。

▲ 17:47 ウラジオストク発アルテム(Aртем)行きの6435・6436列車はЭД9М系4両編成で来ました。

▲ 17:53 撮りたいのは客車列車です。海は直ぐですので見に行って見ました気温は30℃、無風の湾内ですのでベタ凪状態ですのでちょうどいいのでしょう、多くの人が海水浴を楽しんでおられました。私もアウトドアが大好きです、無風時の琵琶湖と似た感じに見えましたが、浜辺にはテントは並んでいません。日帰りか別荘から来られているようです。

▲ 18:00 ЭП1 152号機 (Электровоз Пассажирский, тип 1) 牽引のソヴィエツカヤ・ガヴァニ(Советская Гавань)行きの客車17両編成がやってきました。
このЭП1型機は、1998年から2007年まで381両が製造された交流電気機関車で、車両長22,500mm、幅3,232mm、出力4,400kw、最高速度140km/hです。

▲ 18:08 続行してきたのは、同じЭП1型163号機の単機回送です。

▲ 18:11 空港快速の7209・7210列車がサナトルナヤ駅は通過で駆けてきました。

▲ 18:19 空港快速を続行するのは、架線作業車か?

▲ 18:22 空港快速の最終7109・7110列車です。これからの時間に発着する飛行機が多いと思いますが、思ったほど鉄道利用者は少ないのでしょうか。

▲ 18:29 エレクトリーチカが運行される間に貨物列車が来るのを待っているのですが、来たのはまた単機回送のディーゼル機関車です。T3M2K-2365号機と正面下に書かれていました。

▲ 18:39 ウスリスク(уссурииск)行きの6363列車、ЭP9М系4両編成です。

▲ 18:51 この時間はラッシュなのか、続行する6401・6404エレクトリーチカはЭP9М系8両編成です。

▲ 18:54 Hадеждинская行き6315は、ЭД9М系4両編成です。

▲ 19:08 続行のHадеждинская行き6315列車はЭP9М系4両編成です。

▲ 19:14 このあと続いて来たのは、2013年より投入されている最新の3ЭС5К形交流電気機関車064号機の回送です。Э5К形シリーズは1両単機から2両、3両、4両連結の4タイプがあり、頭数字で型式名を分けているようです。
車体長17,502mm×3=52,506mm、幅3,200mm、定格出力765kw×12=9,840kw、最高速度110km/hです。最大の4両連結なら12,240kw、ロシア国鉄最強の貨物列車牽引機なのでしょうか。

▲ 19:28 ここに来るのに乗ってきたЭP9М系-570の6両編成が戻ってきました。
ЭP9МK-57001+57002+57607+57608+57010+57009が車両番号です。夕刻と同様にそこそこの乗客があります。

▲ 19:36 ЭП1 133号機牽引のモスクワ行きの「ロシア号」、16両編成です。シベリア鉄道の全線開通は1904年、長さ9,259km。ウラジオストクから乗車しますと、6日後の14:13にモスクワに着きます。死ぬまでには1度は乗ってみたい列車です。
2017年現在のダイヤはこちらを御覧ください。

▲ 19:48 本命は撮れましたので撮影切り上げですが、駅すぐ近くでついでの撮影です。Hадеждинская行き6327列車はЭP9М系4両編成です。

▲ 19:50 まだ日没には時間がありますが、夕日が傾いてきました。
▲ サナトルナヤCaнаторная)駅の有人窓口があるウラジオストク行きの入口です。

▲ 反対側ホームには有人窓口はありませんが、レストランがあって軽食とビール等の飲料が購入できます。私も一段落つきましたのでビールを買い求めました。

▲ 20:07 復路のЭД9М系4両編成です。

▲ 20:37 ウラジオストク到着です。

▲ 21:00 ЭП1 294号機牽引ハバロフスク行きの005E列車が出発していきました。

▲ ホームに置かれた蒸気機関車は前照灯を点灯させています。

▲ 21:24 今夜はロシア最後の夜です。美味しい店はないかと探したのはホテルにも近い「The Brothers Bar & Grill」
を選びました。私はラムチップが大好きですので注文しましたが、久しぶりの肉料理に美味しくいただきました。

明日はとうとうロシア最後の日になってしまいました。朝少しの間だけの撮影となりますがどちらかと言うとのんびりしていたいと思いました。  Part22へ続く

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