紅葉の赤沢森林鉄道 2017年 Part2 ボールドウィン号を撮る

10月21日 その2

13:20、「皆さんおつきになられましたよ。」と再びW田さんのお声で起きました。当日は大型台風が来ているので案じられた天候でしたが、小雨が時折降る程度で嵐の前の静けさ状態でした。

13:55 赤沢森林鉄道の車庫に各地から集まった25名の仲間たちです。大御所の広田尚敬先生を始め、半数は顔なじみの方々です。最近お声をかけてもらえないO氏とも久しぶりに再会しました。

神谷さんから今晩までの予定が説明されて撮影開始です。私はまだ2回目ですが何回も来られておられる方ばかりで付いていくことにしました。
撮影場所の説明は不要と思いますので撮りました写真をご覧ください。
▲ 紅葉の林の中を行く観光列車です。悪天候が予想されましたが結構多くの観光客が来られていました。

▲ 16:00からはボードウイン号に火を入れて本線を走らせますと言いたいところですが、動態保存機ではありません。煙は舞台で使うスモークマシンを利用して、あたかも燃焼しているように見せたものです。わざわざ福岡から専門スタッフが来ていただき、夢のシーンを演じました。また現在走行している赤沢森林鉄道は曲線が急で曲がり切れず、車庫までのわずかな直線区間をDLの後押しを得て走りました。
今回の運行は来年の実施のための試験運行で、未公表でした。限られたメンバーだけの参加となりましたが、ご理解ご了解ください。

木曽森林鉄道は1916年(大正5年)に開業され、最盛期には500㌔を越える路線長を誇りました。当初から投入されたボールドウィン号はかつては10両が在籍していたそうですが、大戦後は3両に減り、1960年に現役引退、2両は生まれ故郷のアメリカに帰り、1両だけが静態保存されています。森林鉄道が廃止されたのは1975年、観光鉄道として復活したのは1987年でした。

▲ 17:17 夕闇になってきてから夜撮の撮影開始、18:20まで行われました。あたかも生きている蒸気機関車のように蒸気が出ての夢の瞬間が撮れました。
今回撮影地は紹介していませんが他にもあります。前回行きました訪問記はこちらです。ご参考にご覧ください。

撮影終了後は上松駅前のそば屋でそばと五平餅の夕食、2カ所に分かれての宿泊となりました。我々関西組3人は白川氏と一緒に30分も離れたスキー場の民宿でしたが、お酒を交わしながらの宴会で盛り上がりました。

『2017年晩秋の中国路』 へ続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください