【24144】中国新聞 広電記事

9月28日中国新聞朝刊に載った広電値上げ関連の記事をご紹介します。路面電車のスピードに言及していますが、広島市内は道路も広く、軌道敷き内には自動車は入らず、交差点での右折車も電車優先のマナーが守られているので、広電は恵まれた部類に入るように思います。かつて京都市電がクルマで身動きがとれない状態に陥った あのような光景は今の広島にはありません。バスも同様ですが、「完全に停車するまで 席を立たないでください」というのが 高齢化してきた昨今では当たり前になり、停車時間が昔に比べれば長くなっているように思います。プリペイド式の料金支払いで早くなる反面、観光客など不慣れな人がもたつく光景もあり、また超低床車の普及で乗り降りが早くなる反面、ベビーカーの持ち込みでもたついたりと乗降時間短縮もそう簡単なことではないと思います。路面電車とはスピードを期待するものではなく、ゆったりした気分で乗る乗り物だと思うのですが、皆さんはどう思われますか?

9月28日 中国新聞


【24127】夏の思い出 総決算 -3-

もうひとつの夏の思い出、と言っても、ただひとつ“外回り鉄”で行った首都圏の数日間のみだった。この時は、準特急さん、F本さんにも案内していただき、郊外も回ることができた。その前に、都内での用件が意外と早く終了した。暗くなるまで2時間はある。遠くへは行けない。こんな時に、すぐ行けるのが都電だ。

傾きかけた陽に急がされるように、終点の三ノ輪橋まで来た。以前、来た時には陽が落ちた黄昏時の光景が良かったので来たものの、期待の夕陽ギラリは、周囲の建物に阻まれて、完全にアテ外れ、陽の差し込む余地のないことが分かった。あわてて地図を取り出し、夕陽の差し込む西方向へ線路が伸び、カーブのある地点を探すと、4停留所先の「荒川七丁目」しかないことが分かった。

都電には乗らず、ただ一目散に歩いて、「荒川七丁目」まで向かうが、陽はどんどん落ちてきて、現地に着いた頃には沈み始めた。ギラリは諦めて、逆方向の夕陽バックに切り替えて、停留所から町屋方面を狙う。カーブして輝いたレールの向こうから次つぎ都電がやって来た。

 

 

陽が落ちてから隣の町屋駅前へ向かう。京成線、メトロが交差する、乗降の活発なところで、次つぎと来る都電から多くが降り、多くが乗って行く。都電が通り過ぎると、踏切を多くの人が横断する。東京のパワーを感じる一断面だった。

何気ない街並みに都電がうまく溶け込んでいる。沿線の住民も、さり気なく、日常の生活の中に都電が生きている。路面電車の魅力を感じる2時間だった。都内で思い立ったら行けるのが都電の魅力でもある。


【24068】八月だ、もっと熱くなろう!赤道直下のインドネシアSL撮影の旅 Part13 PG.SUMBERHARJO(スンバルハルジョ製糖工場)

神谷武志企画のテレマカシーツアー  第8日目 8月11日

am; ジョグジャカルタ BorobudurのManohana Hotel (4:40~7:00)11:00→
pm; →18:43 スンバルハルジョ製糖工場 21:0323:43 PekalonganのNirwana Hotell

今日は、インドネシアが誇る世界文化遺産の一つ世界最大級の仏教寺院「ボロブドゥール」を観光見学します。鉄ちゃんには通常無縁のツアーですが、皆さん折角き来たんだから一度ぐらいは見ておこうと、真っ暗闇の日の出前、4:40に公園内にあるマノハナホテルを懐中電灯を照らしながら出ました。
公園開門は6時ですが、このホテルの宿泊者のみ早くに入場できる特権があります。

▲ 5:40、寺院の上に上がりますと、だんだん夜が明けてきました。今日は霞がかっていて幻想的な光景が拡がります。

▲ 6:12、世界中から訪れた観光客が見守る中、ようやくご来光が雲間から見えました。

▲ この寺院の全景です。8~9世紀に建造されていますが、1,000年以上も火山灰に埋もれていて何のために建てられたのか未だ分かっていなく、謎だらけの仏教寺院だそうです。イスラム教徒の破壊を恐れて人為的に埋めて隠したという説もあるそうです。

11:00、A班に送られてホテルを出発しました。今日は、当初スンベルハルジョまたはスラギの夜撮となっていました。昨日に行ったタシクマド製糖工場の「キュウロク」が、もしも動くのなら、こちらを撮影してみましょう、との話になったのですが、結局96が動かないということで、当初の計画に戻しました。スンベルとスラギのどちらとなった時、より良い撮影が期待できるスンベルになりました。ホテルに向かうにはスラギの方が好都合でしたが。スンベルに決めたとき、ガイドのアリフさんの顔がほんのわずかですが「えっ」でした。(O氏からのコメント)


▲ GPSロガーからの今日の行動軌跡です。ご覧の通りの山間を行く南北縦断コースです。ボロブドゥールからスンバルハルジョ製糖工場までの走行距離は、約220キロ強、昼飯時間も入れて約7時間40分を要する長旅でした。 
▲ 18:43、スンバルハルジョ製糖工場に着きました。指令所で聞きますと、今集落の橋で分岐する双方向からのシュガートレインが、こちらに向かっているとのこと、橋へと急ぎました。
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【23952】八月だ、もっと熱くなろう!赤道直下のインドネシアSL撮影の旅 Part12 PC TASIKMADU(タクシマドゥ製糖工場)

神谷武志企画のテレマカシーツアー  第7日目 8月10日 2の2

am; ソロ(スラカルタ)のIndah Palace Hotel 6:30→6:40 ソロ市内線(6:40~10:15)→
pm;
 →14:53 PC Tasikmadu(15:00~17:30) 17:28→ジョグジャカルタBorobudurのManohana Hotel


▲ タシクマド製糖工場で初めて見かけた厳つい車は、日本では見た事のないトヨタ車でした。

車名は、TOYOTA KIJANG。インドネシアで1977年からノックダウン生産されたトヨタ・キジャン初代型です。現地の悪路・過積載にも耐える、はしごフレームの四角張った頑丈な車で、約35年経った今も現役です。日本国内なら10年も経過すると中古車販売店に並ぶのが貴重なくらいですが、約100年経った蒸気機関車を今も使い続けているインドネシアですから、このぐらいならまだまだなのかも・・・。この車なら多少ぶつけても大丈夫ですね。エンジンは、初代カローラに搭載された水冷直列4気筒OHV1200cc 68馬力で、東南アジアにトヨタの名を知らしめた記念の車だそうです。


▲ GPSロガーのホテルからタシクマド製糖工場への軌跡です。

フォトランしましたソロ市内線のPurwosari駅~Solo-Kota駅~ソロ川鉄橋は、赤線です。

Purwosari駅からは、約20キロの道のりでした。
門の下の鉄製椅子は、鉄輪を材料に作られたようで中々素敵なモニュメントにも見えました


▲ タシクマド製糖工場の構内図ですが、積替ヤードⅡは既に廃止され更地になっていました。積替ヤードⅡからの道路併用軌道も廃線となり、積替ヤードⅠが残るだけでした。

▲ 機関区横のヤードです。左側で積込行われているようです。右側に隠れているのが機関区です。


▲ 機関区内の壁に掲示されていた在籍車両の一覧表です。ドイツ製が圧倒的で、最も古いのはⅡ号機で1912年製造、丁度100年が経過しています。

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【24059】夏の思い出 総決算 -2-

台湾の客車急行列車

この莒光號、客車列車だけあって、速くはない。停車駅も多く、特急(自強號・太魯閣)の待避も多く、所要時間は区間車(普通)と大して変わらない。以前は、急行に冷房があるだけで、普通との差別化ができていたが、普通電車がすべて冷房車になった今では、ほとんどメリットがない。

またこの列車、全車指定だが、満員の場合、無座(立ち席券)を買って乗車することになる。近距離ならもともと無座しか発売しない。日本なら、このような場合、遠慮して、席が空いていても立っているのが通常だと思うが、この地では、何の遠慮もなく空いた席にしっかり座っているので、あとから指定券を持って乗ると、先客を排除するのがまず仕事になる。しかも、車内検札は全くないので、区間車客が紛れて乗り込んでいるケースが相当あるように見受けられた。

莒光號を牽引するE200型だけでなく、同型車として、MGなしの貨物専用機E300型と、歯車比を変更して最高速度を130kmに引き上げた西部幹線の莒光號牽引用のE400型がある。名前に魅かれて下車した牡丹Mudanは、以前炭鉱地帯だった。いまは、ホッパー車を連ねたE300型の牽く重量貨物が通り過ぎて行った。

平渓線との分岐駅、三貂嶺Sandiaolingは、前回も書いたように、国鉄時代の保津峡か武田尾の趣きを持った駅であるが、この前後区間、勾配のため、写真のように貨物列車には補機が付く。駅員が親切なのは、どこも同じだが、ここは鉄道ファンの撮影も多いのだろう。駅員からはツウな回答が返ってきた。次の列車の通過時刻を尋ねると“タンキ、タンキ”と返ってくる。数分後、通過したのは、まさしくELの単機回送だった。補機の回送が多いのである

新烏日NewWurihiに到着する、台北発花蓮行き51次。上は、台湾高鉄(新幹線)の台中駅。列車の種別は莒光號であるが、ツアー専用の観光列車である。日本にも以前あった団体専用列車みたいな列車で、一般営業用の客車とは区分されたイラスト入りの客車が使用される。展望車風の客車や食堂車もあるようだ。

先週に2回目の台湾入りした際には、台北から西へ5駅目、鶯歌Yinggeへ行ってみた。この付近、日中は約20分ヘッドの8両編成の電車は、いずれも満員だ。桃園寄りにある陸橋へ行ってみる。鶯歌は、焼き物の街として知られ、陸橋付近も店が軒を連ね、日曜日とあって、多く買い物客が訪れているが、それにも増して、陸橋からの鉄道見物客の多さには驚く。家族連れ、老いも若きも、列車が来るまで待ち続ける。鉄道ブームまさに極まっている。


【24041】京阪本線特急色600形車両の運行

大津線開業100周年記念イベントのひとつとして今日から石坂線600形を、京阪本線特急色に変えた1編成が運行始めました。また10月27日には「京阪本線特急色600型車両」臨時列車及び撮影会が行われます。詳しくは京阪大津線のサイトをご覧ください。今日は朝から快晴で、先日購入したカメラの初撮りを兼ねて出かけました。今日から運行されると言うことはwebで知ったのですが運用がどこにも書いていません。仕方なく電車が見える、島ノ関駅近くのファミレスで昼食をとりながら待ちました。運行は石山寺-坂本間ということで、最悪40分待てば石山寺行き、坂本行きのどちらかを捕まえることができます。待つこと30分、特急色の車両がやってきました。石坂線でも最近はラッピングした車両が多く、何も貼られていない車両は少数派になっています。久しぶりの特急色、塗装したばかりでラッピングも広告もない車両はやっぱりきれいですね。

時刻が特定できたので時刻表を見て運用を想像し、浜大津から近江神宮にかけて歩きながら写真を撮りました。浜大津ではこれを狙っているのかカメラを持った人が数名いて撮影しています。最近は曜日に関係なくこのあたりでカメラを構えている人を見かけるようになりました。地元民として乗客の増加につながればと思っています。

尚参考のため今日の運行確認できたのは浜大津発13:30近江神宮行き、13:54石山寺行き、14:38坂本行き、15:16石山寺行きでした。京津線ですが1969年ポール時代の300系特急色の写真も添えておきました。