第7回レールエクスポに行って来ました

奈良の駅名研究家さんより案内のあった第7回レールエクスポに行って来ました。ホビースクエア京都で開かれたこの催しにはカツミ、KATO,TOMYTECなどに加え、ユニークな特製品を作る模型メーカー、関西の大手私鉄5社を含む鉄道会社18社が参加、そこに関関同立の鉄道クラブがレイアウトを持ち寄り出展しています。DRFCのコーナーにはDRFC30周年「同志社号」のヘッドマークも置かれ、ひときわ目立っていました。先日の4大学合同写真展に続く合同のイベント、会場で聞いたところでは、4大学で貸し切り列車を走らせる計画もあるとか、これからも多彩な活動を続けられることを期待します。CIMG8583 続きを読む

リニア館のモハ1形に寄せて

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モハ301+クハ502 / (42-4-5)千頭

大津の86様、INUBUSE様より「リニア館のモハ1形」の報告があったが、大井川鉄道での現役時代を報告する。

大井川鉄道に転入したのは、僚車のモハ302と共に昭和28年5月であるが、改めて経歴を振り返ると下記の通りである。
鉄道省デハ33509(大正11年日本車輌)→モハ1035(昭和3年改番)→三信鉄道デ307(13年転入)→鉄道省デ307(18年8月買収)→27年7月廃車→大井川鉄道モハ301(28年5月)
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part12 帰国

DSCN9868009▲ 帰路のJAL便も快適な180度の寝心地が楽しめるビジネスクラスのシェルシートが待っていました。これなら長時間フライトの欧州線でも快適です。1度は乗ってみなければと思いました。大津の86さんもすぐ後ろの同じシートです。
短い旅でしたが、いい気分で旅が締めくくれました。お世話になりました団長のクモハ73106東ウラさん、不銹鋼號さん、大津の86さんありがとうございました。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part11 北回帰線標誌紀念公園、蒜頭糖廠の訪問

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今回の旅の最後の訪問地は昨年1月に大津の86さんとご一緒した蒜頭糖廠です。平日で暑い日だけあって訪問者は少なく閑散としてしていました。
蒜頭糖廠
は、明治39(1906)年に建設された製糖工場で日本統治時代は台湾3番目の規模を誇りましたが平成12(2000)年の台風で被害を受け閉鎖され、以降はテーマパークとして運営されています。
※ 詳細については昨年1月に訪問しました記事をご覧ください。こちらです。

丁度、平日は1日1回(15:00発)の観光列車が走る時間が近づいています。皆さんと乗車する事にしました。

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DRFC現役生 週末は西大路にて

DRFC現役生では、今年も多くの新入会員に恵まれています。女性会員や留学生も在籍しているようで、今後もますます盛り上がっていきそうです。

私自身は仕事の都合上、DRFC現役生と関わりを持つ機会が減りましたが、長期休暇中は積極的に会場へ足を運び、応援したいと思っています。

さて、現役生ですが6月27日(土)、28日(日)の2日間、ホビースクエア京都の「第7回レールエキスポ」に出展するとのことです。
お手透きの方は、ぜひ現役生を励ましにいって頂きたいと願っています。

以下の公式ホームページをご覧ください。
同志社大学鉄道同好会公式ホームページ

絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part10 台湾鉄路節(鉄道記念日)阿里山森林鉄道(北門~嘉義車庫)シェイを撮る

DSC_0220012今日は台湾鉄路節(鉄道記念日)、我々が訪問しているのは阿里山森林鉄道の嘉義車庫です。磨かれて黒光りする車体は、走行準備のために給水中のシェイ式蒸気機関車(略;シェイ)25号機
阿里山森林鉄道の建設工事のため1907年に米ライマ社(Lima Locomotive Works)製造の13㌧車のシェイが初めて試用導入されました。直立シリンダーと傘歯ギア間接駆動を持ち、急勾配用に特化したシェイは好評で山間部への延伸工事が進んだ1911年から2シリンダー18㌧車が7両、二萬平までが完成した1912年からは一回り大きい3シリンダー28㌧車10両が増備されていき活躍しました。

現役を引退後は北門の大火災で焼失した15号機を除いて全車が静態・動態保存されています。中でも14号機はオーストラリアのパッフィンビリー鉄道 (Puffing Billy Railway)からの要望で再び海を渡りました。現在25号機31号機が軽油仕様に改造されてはいますが動態保存機となりイベント使用されています。
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リニア館のモハ1形

乙訓の御老人の書かれていた木造電車、3年前に名古屋リニア館で見ました。1994年にJR東海が買い取ったそうで、もとの三扉に復元されており、中にも入ることができます。きれいに復元されていて、ヘッドライトも点灯していました。

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三信鉄道デ301

乙訓老人が大井川での旧三信鉄道省電の成れの果て写真をアップされた。2扉になり、いわゆる偽スチール化されているが、元は省電モハ1である。偶々だが手元に木製3扉時代の竣功図があるので、諸賢のご高覧に供するものである。デ306~308の3両があって、1両は買収前に事故廃車、2両は買収から漏れて大井川に再起した。佐竹先輩の『私鉄買収国電』に同じ竣功図が掲載されている。三信鉄道デ301

木造国電はどうなったのか

関西人は木造国電を知らないのが普通、配置がなかった。京都駅に出入りする国電は全て鋼製で、東京圏のように荷物電車は木造といった時代がなかった。それだけに老人は木造国電なるものに興味を持っていたのだが、琴電でも車庫で見ただけで乗ったことがない。それだけにThurukame氏が走行中の姿を撮影したことを知っており、紹介したかった。そこで箱詰めになっている琴電、それも半世紀以上前のものを取り出し整理してみたら「あった!」、1961年3月17日撮影となっている。その前年、老人の訪問時は車庫奥の留置で走る姿は見られずであった。調べてみると1967年2月廃車とある。富山から大阪へ転勤となったのが1963年秋で、この時から四国担当となり何度も出張しているが、お眼にかかれずであった。

thurukameさん撮影の琴電瓦町駅へ入線の木造国電

thurukameさん撮影の琴電瓦町駅へ入線の木造国電

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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part9 南迴線の秘境站枋山、内獅站で撮る

DSC_0096015今日のDR2700系のイベント列車は彰化を出発してから南下を続け、南迴線を走破して台東へと向かいます。光華號がかつて走っていない区間も走行しますのでヘッドマークはありません。残念ながら我々が目指した撮影ポイントには行けず、枋山站構内の線路際からの撮影になりました。左手には水平線も見える絶景の台湾海峡が広がっています。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part8 台鐡屈指の秘境站、枋野信号所で撮る

DSC_0028005南迴線の主役は幾たびのダイヤ改正後にも残った普快車です。毎日1往復となりましたが、3両のレトロ客車編成がここ台鐡屈指の秘境站、枋野信号所にも停車しました。この站での客扱いはありませんがゆっくりとノスタルジックな旅を楽しむ旅人達が乗車しておられました。日本にも昔ながらの旧型客車列車があったら良いのになあと思わずにおられません。いつまでも残って欲しいと気持ちを込めて、シャッターボタンを押しました。
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新京阪デハニ5001号

新京阪にもこんな電車があったとは!
車内の構造はどうなっているのか興味があります。
中央の「ツム」風の荷物室をはさんで客室があるが、その間に仕切りはあるのか、荷物の出し入れは誰がするのか、などなど・・・
結構最近まであったようですから知ってる方はお教え下さい。
新京阪デハニ5001_NEW 新京阪デハニ5001(文)_NEW

千葉からも田圃は水鏡

KAWANAKAです。

長い間音なしの状態でありました(佐倉の線路脇で生きております)。13日に宝塚線の田圃の水鏡が出ていました。かなり時間が経って賞味期間切れに近いというより正に賞味期限ですが、小生の篭っている祠(ほこら)の近所も水鏡と言う点では遜色ないと思いますので、またこのまま放っておいたら恐らく画像データがどこかに行ってしまうであろうとも思いますのでUPすることにしました。

場所は総武本線と成田線の分岐前で佐倉駅を出た1.5kmの地点です。小生の祠から、歩いて2分、そこから土手を下って1分の田圃脇です。狙うものは1日2往復の貨物と中心に色取がきれいな成田エクスプレスです。その時間にあわせて通過の10分前に祠を出ます。4月から勤めがなくなったので終日祠にいてゴソゴソ仕事をし、時間や!というときに4回家を出ます。最近は実家高槻でのロケで膝を完全に痛めてしまい、その2分が苦痛になって水鏡以降結構出陣がなくなりましたが、ま、最近までマメに出ていました。そのときの写真です。

まず、5時20頃の貨物です。15分くらいになると遠くからロコのタタン、タタン、タタン・・・というジョイント音とそれに続くタタタタン、タタタタン・・・というコキの音が夜明けの静寂を破って聞こえてきます。本来聞こえない距離にあって聞こえます。ややあって、カーブの影に隠れた列車は田圃の横をモータ音の唸りとともに目の前を通過、小生は足場の悪いのを忘れて1押しだけのシャッタを押します。毎日撮っていると田圃の表情が変わって行き、天気によって景色が変わるのが分かります。今日は風もなくしかも晴れ渡って水鏡は綺麗です。P1506-1

 

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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part7 リバイバル光華號DR2700を撮る 後編

DSC_9904_10017:05 斜光を浴びながら快走してくるリバイバル光華號、先頭車前面にはびっしりと鉄ちゃん達が前方を見入っておられます。かつて走った旧山線はもう走る事は出来ませんが新たな鉄路を現役を引退したとは思えない高速走行を見せてくれました。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part6 リバイバル光華號DR2700を撮る 前編

DSC_9709016▲ 海線大甲站で中休みのリバイバル光華號。6月9日の台湾鉄路節(鉄道記念日)の前後には毎年台湾各地でいくつかのイベント列車が運行されます。ただ発表はいつも遅く、最も早く発表されたのは7・8日のDR2700系の運行でした。阿里山森林鉄道は山頂付近でのシェイ式蒸気機関車運行があるだろうと予測して8日はTaxiで山登りを予定していましたが、今回は嘉義車庫~北門站の短区間運行になりました。また蒸気機関車も走るだろうと発表を待ちましたがCT273号機(C57)運行は直前発表で、残念ながらDR2700系との掛け持ち撮影できないダイヤ設定です。仕方なくこれも断念、結局今回は6月7日・8日共、DR2700系の追いかけ撮り鉄としました。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part5 台中駅撮り、彰化機関区訪問、集集線乗り鉄

DSCN9360024DSCN9357023_100▲ 12:50 彰化機関庫見学後は往路と道を替えて後站方面へと向かいました。途中で街中食堂を探しますが、不銹鋼號さんが入ってここが良いと決めていただいたのは、12:00~13:00までしか開けないお店です。
そしてメニューはこれ1品だけしかないお薦めの台湾版の肉丼でした。スープを付けての25元(約100円)、明るい笑顔のお嬢さんが運んでくださりますので余計に美味しく、これが結構いけました。
帰りに1カット、また参りたいお店です。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part4 台中港線の貨物列車、海線の木造駅舎を撮る

DSC_9387024DSC_9368021▲ 13:00 今尚現役で使用されています腕木信号機のある台中港線、貨物列車は定番お立ち台からの撮影です。貨車は台中港で陸揚げされた穀物を運ぶホッパー形専用貨車で今日一日は3往復がありました。注目したのは腕木式信号機の光源で、見たところカンテラ?が使用されているように見えました。 続きを読む

福鹽南線に新鋭電車登場

先に昭和8年の新聞記事をご紹介しましたが、今回は昭和10年即ち80年前のローカル紙の話題です。現在のJR福塩線のうち福山・府中間は762mmの電化された両備軽便鉄道でした。また福山・横尾間は現在のルートとは全く違っていました。昭和10年には国有化、改軌と福山・横尾間のルート変更が行われたのですが、これに伴い 地元にとっては初めての大型電車が登場したのです。両備は電化されていたとは言え、小さな電気機関車が客車を牽くスタイルだったため、自走する「電車」が新鮮だったのでしょう。

昭和10年10月20日 中国新聞備南版

昭和10年10月20日 中国新聞備南版

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