10月の中国地方の臨時列車

鉄道記念日をはさんで10月8日から23日までの間は青春18のミニ版である「秋の乗り放題パス」が使えます。3日間で7,710円ですからお手ごろです。私も山陰をひと回りしてこようと、いろいろ情報を集めていたのですが 皆様の参考になればと 10月の中国地方の臨時列車についてその一部をご紹介します。

10月 中国地方臨時列車カレンダー

10月 中国地方臨時列車カレンダー

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長崎は今日も暑かった

お盆過ぎのことで、少し間が空きましたが、長崎へ行ってまいりまして、少しですが市内電車にも乗りました。INUBUSE様が先日投稿された旧熊本や仙台の電車は残念ながら見ることができませんでした(あの暑さに非冷房車はとても使えまい)が、いろいろな電車が元気に走っておりました。

☆築町  中華街の入口にもあたり、乗換指定停留所です。すぐ隣接の西浜町とも路線の分岐があり、色々な方向から電車が頻繁に出入りしてました。imgp8625-2

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広電のビール電車

西村さんの記事に誘われて 広電のビール電車の紹介をさせて頂こうと思います。
「トランジュール」768号でのビール電車は平日は1便 土日は2便設定され7月1日より8月31日までの運転予定でしたが好評につき9月末まで延長されたようです
平日の時刻は広島駅発18:30→横川→19:20西広島着(20分休憩)→20:10広島駅着です。
768号が千田車庫を17:52に出て 広島駅前に向かいます。
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広電ビール電車、ワイン電車他

「青の交響曲」が現役諸君の努力によって成功裡に実施されたことはご同慶の至りです。さて吉野山ほど豪華ではないにせよ、広島の街にも「トランジュール」が走っています。元大阪市電1801型である768号を改装し、今年7月1日から「ビール電車」として走り始めました。好評を博して予約が殺到したため 当初8月末までとされていた運行予定が9月末まで延長されました。カープ優勝で盛り上がる広島ですので、その勢いを得て さらに10月から12月末まで「ワイン電車」として走ることになりました。詳しくは「トランジュール専用サイト」http://www.trainrouge.com/top.shtml をご覧下さい。

昨年12月の広島ツアーの際、解散後にF氏、I氏と一緒に訪ねた江波車庫の奥で眠っていた768号です。上記専用サイトの写真と比較してみて下さい。台車も真っ赤に塗られて 見違えるような姿に変身しています。馬子にも衣装と言えば768号に叱られそうですね。

768号 平成27年12月6日 江波車庫

768号 平成27年12月6日 江波車庫

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京王電軌500号

今週は「青の交響曲」や私用で関先生の「昭和の電車」を読むのが今日になりました。
それが幸いしたのです。
今夜(17日)のNHKブラタモリで高尾山をやりましたが、後半に廃線跡を歩く場面がありました。この廃線跡こそ京王電軌の御陵線跡で、番組でも古い写真や地図を使って詳しく説明しておりました。なかでも個人住宅内に現存する高架の橋脚に登ったり、廃線跡にある京王電軌の旧社章入りの境界杭などは、この500が走ったと思いながら見ると感慨もひとしおでした。

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尾道駅建て替え 他

駅舎ばかりを集めた画集があるように 駅舎は旅情を誘う題材でもあります。尾道駅が平成30年度までに建て替えられるそうです。尾道駅は駅舎単体ではなく 背景を含めた景観として好感を持たれているのでしょう。現在の駅舎より 先代の駅の方がなお良かったと思いますが・・・。まだしばらく先のことなのに 早やばやとさよならイベントとは気が早いことですが、「トワイライトエクスプレス瑞風」停車を追い風に集客を期待しているのでしょう。

平成28年9月17日 中国新聞朝刊

平成28年9月17日 中国新聞朝刊

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14日のお礼とイベント案内

こんにちは。
同志社大学鉄道同好会の渉外担当です。

14日の「青の交響曲」貸切では多くの方々に参加していただき、本当にありがとうございました。
OBの方々との交流は我々にとってとてもよい刺激になりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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さて、日付が変わってしまいましたが、本日17日に京阪電鉄三条駅にて「サークルステーション in 三条」というイベントが開催されます。
当会も参加し、鉄道模型の運転体験などを行いますので、お時間のある方はぜひお越しください。

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↑昨年の様子です。

よろしくお願いいたします。

同志社大学鉄道同好会
渉外担当

「青の交響曲」乗車会ご報告

9月14日、DRFC58周年を記念して現役・OB合同企画の近鉄吉野線「青の交響曲」乗車会が行われました。9月10日に運行開始したばかりということで人気が高く、当初のクローバー会参加枠20名は瞬く間に埋まってしまい、何人かの方にはキャンセル待ちをしていただくという状態でした。dsc_0012k

↑ 先頭車には手作りのマークが取り付けられています。

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八月だ、もっと熱くなろう!2016年 赤道直下のインドネシアSL撮影の旅 Part12 スンボロ製糖工場③

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小石が転がっている道路です。裸足じゃ危ないだろうと心配になりますが、そんな事は無用と走り回る子供たち、どうしてここまで天真爛漫の笑顔で挨拶できるのかと感心します。毎日、元気をいっぱいもらって我々も頑張ります。
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身近に迫るビネガーシンドローム

お久しぶりです。最近、鉄活動は低調ですが、調べ物をする為に京都府立総合資料館(市営地下鉄、北山駅下車)を訪れました。

古い新聞のマイクロフィルム(長尺)を請求して紙箱を開けると、強烈な臭い! 続きを読む

74992の仙台市電に寄せて

名古屋市電1070形は「仙台市電の注文流れ」とずっと信じていましたが車両事情が悪い名古屋市に国が振り向けたものとのこと。なるほどと改めて仙台市の名誉回復を思った次第です。名古屋在住のころ時々目にしていましたが他の形式より小型でかわいい感じの車両でした。仙台市電109号の写真をお見せ頂き これを名古屋市電の色にすると名古屋市電1070形とそっくり同じではないかと思われます。
仙台市電117号は長崎電気軌道1051号として保存車的に在籍しています。仙台時代のワンマン化改造時に後ろ扉は中央に移設され 前面3枚窓が非対称の2枚窓に改造されていますので少し印象が違いますが 仙台時代の塗色に戻されきれいな状態で ICカードリーダーも設置されいつでも走れる状態とのことですが 通常運用には使用されずイベントなどで使用されているようです。

今年2016年5月25日の写真をご覧ください (浦上車庫にて)1051%e5%8f%b7dsc_1445
きれいです。台車も変わっているようです。
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めったに走らないようですが 一度乗ってみたいものです。

 

行ってきました、倉吉線鉄道記念館

松江へ行く機会がありましたので帰りに倉吉へ寄り道をして、倉吉線鉄道記念館へ寄ってきました。
以前のご報告の通り、我がクローバー会のコーナーをご用意下さり、丁寧な注釈を入れた展示がされていました。
突然の訪問でしたから連絡もせず寄りましたら、どなたもおられず、壁に勝手に電気を付けて帰りには必ず消してくれとの注意書きがありましたのでその通りにいたしました。

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写真はご覧の通り額に入れてきれいに展示して頂いております。
見ますと、思っていた以上に多くの会員の写真が展示してあり、資料のボリュームに改めて感心しました。

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先輩諸兄から若手の皆様まで多彩な写真内容になかなか去ることができませんでした。

行かれる時は、事前に連絡をしてから行かれることをお勧めします。

国鉄清水港線

総本家青信号特派員さんの9月9日付[75019]「18きっぷで東海道を巡る-2-」のコメント欄で西村雅幸さんより静岡鉄道清水市内線に関連して近くの国鉄清水港線が不便さもあって乗れなかったと告白されていた。西村さん、まずはカープ優勝おめでとうございます。それに比べてタイガースという球団は最低でいつぞや10数ゲーム離していた巨人に追いつかれて優勝をのがし、今シーズンも本拠地甲子園で巨人に勝ったことがないという体たらく。

本題に移るが、何度となく乗った東海道本線であるが清水で降りて路面電車を撮影したことがない。オールラウンドプレイヤーとは言え総本家さんはよく撮ったなと脱帽である。さて、清水港線は昔C50が客車を牽いていたような記憶があり、その存在は知っていたが、結局乗ったのは廃止直前の1984年3月11日でその時の数カットである。

尚、この月は同時期に廃止された新潟県の赤谷線、魚沼線の乗り鉄を行っている。

静岡鉄道管理局の製作したヘッドマークを付けたDD13141  バックに富士山が見える s-84-3-11%e4%b8%89%e4%bf%9ddd13141%e3%81%9d%e3%81%ae%ef%bc%91

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八月だ、もっと熱くなろう!2016年 赤道直下のインドネシアSL撮影の旅 Part11 スンボロ製糖工場②

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午前中は昨日ヤギ軍団と会った交換所から南東方角の橋を目指しました。途中にあった集落では線路際の小学校から全校の生徒たちが出てき拳をあげての熱烈歓迎です。純真無垢なたくさんの笑顔がありました。先生も授業を中断しての参加でした。

第7日目 8月8日
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三江線 その後

沿線では住民報告会などが開催されていますが、次のステップへ向けてのスピード感が 三江線の列車同様感じられません。誰が意思決定するのかわからないような会議体で協議を続けていて 1年後にそれなりの代替バスが走り出せるのか心配になります。

平成28年9月10日 中国新聞朝刊

平成28年9月10日 中国新聞朝刊

同紙

同紙

 18きっぷで東海道を巡る -2-

sy60908-051_r東海道のなかで静岡県の占める割合は3分の1以上あります。東西に長く、その中央を東海道線が横断しているため、県下には、南北両側を結ぶフィーダー路線が多く存在していました。路面電車あり、軽便鉄道ありで、最盛期は東海道線各駅から枝分かれしていました。しかし、天下の東海道沿いだけに、モータリゼーション化も早く、昭和40年代の前半までに、あらかた廃止に追い込まれ、私自身は、記録はもちろん、東海道線の車窓から見ることすら無く終わっています。そんななか、何とか生き残っていた静岡鉄道清水市内線だけは間に合って滞在約3時間だけの記録を残すことができました。短い路線ながら変化に富んだ沿線だった。

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八月だ、もっと熱くなろう!2016年 赤道直下のインドネシアSL撮影の旅 Part10 スンボロ製糖工場①

01_map00_100スラバヤから南へ約7時間もチャーターバスに乗って着いたスンボロ製糖工場(PG.Semboro)は1928年の開業でジャワ島東部では最大級の作付面積のフィールドを誇ります。今まで行ったフィールドは、大体の広さが掴めましたがここは行けども行けどもレールが縦横に続いていて広さが掴めません。レール幅は700㎜です。
上の地図は今日チャーター蒸気機関車で行きましたフィールドの軌跡です。番号は、掲載します撮影地点です。

第6日目 8月7日

7:50 皆さん長旅のフライトでお疲れという事で今日の出発は10時です。ゆっくりと朝食タイムとしました。
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車輛の戦災は軽微、復興は迅速だった仙台市電

老人の年輩ともなると訪問先の鉄道で戦争中はどうでした?との質問をしたものだ。仙台も佐藤さんへの質問は先ず戦災からであった。【電線路はかなり被害があったが、車両は2両がちょっと外板を焦がしただけで、奇跡的に1両も焼けず、戦災地区の真ん中にあった変電所も防空建築で無事であった。車両は深夜になると毎晩、八幡線や北仙台線に手数を掛けて避難していたのと、車庫(北2番町)も際どいところで戦災を遁れる事が出来た。先の2両も工員輸送の深夜便で営業線にあって空襲に遭遇したのだが、大事に至らず大変幸運だった。新車の補充など思いもよらない時期に、可動状態のものは貴重品であった当時のこと、他都市からえらく羨ましがられた。】と佐藤さんは語ってくれた。以下【 】は佐藤さんの記述。

戦時中に東京市電名義車60形9両が導入されたが、中古車であるため一早くお払い箱となり、その代替ともいえる東京都電の中古車70形10両が入線したのは1948年11月であった。これより先、ボギー車80形5両が入線していた。【ボギー車については1942年に5両の新造計画があり木南車両に発注されたが、着手が遅れ中途半端の状態となっていた。それが戦後竣工し名古屋市電1070形となったことから「仙台市電の注文流れ」と言われているが、戦災都市で車両事情が悪い名古屋市に国が振り向けたもので、いくら財政状況が逼迫していたとはいえ、注文したものをキャンセルするようなことはしていない】と、きつく言われた。 続きを読む