表紙の説明 京阪電鉄京津線20型
26号の勇姿である。 マキシムトラクションをはいたこの真四角な電車は、かって京津線の各停用として、50型、70型と共に大活躍した。
走るのに必要なものだけしか装備していないところから 「社会科電車」 のニックネームがあった。
話は変わるが、マキシムトラクションは、異なる径の車輪を持つ台車で、大きい方の車輪に電動機を装備するのは、大きい方に多く荷重がかかるからである。
従って、勾配の多い軌道線用としてさかんに用いられたのだが、今はほとんど残っていない。
神戸市電の700型に用いられていたのを覚えている人も多いと思う。 |