2022年春 桜前線追っかけ旅 Part2 長良川鉄道Ⅱ

第1日目 4月5日

毎日、美濃市・関市の天気と気温予報を見ながら桜の開花状況を頭に描く日々を過ごしました。そして4月5日、数日は快晴が続き桜も満開で大丈夫だと確信しての出発です。総本家さんにも連絡を入れましたが6日に養老鉄道のイベント列車が走るのでそちらを優先したいとのことで今回はご一緒ならずでした。

 

① 自宅 8:00⇒8:20 京都南IC(名神・東海北陸自動車道路) ⇒ 12:07  三並IC⇒ 12:17 長良川鉄道 大矢駅

 

8時にに自宅を出発、今日は京都南ICから名神高速に入り東へと向かいます。
途中2回の休憩をとって12:07に東海北陸自動車道の美並ICで降りて大矢駅には12:17の到着でした。
まずはホームにある満開のしだれ桜を確認した後、桜並木が続く大矢~福野の築堤カーブでの撮影開始です。

▲ 12:29 美濃太田始発北濃行きの7次下り列車308号が単行で上がってきました。
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2022年春 桜前線追っかけ旅 Part1 長良川鉄道Ⅰ

今年も桜の咲く季節がやってきました。当初は会津あたりへ行きたいと思っていましたが地震被害でスムーズな行程が組めなくなりました。常磐線や羽越本線に臨時快速列車が運行されて魅力的なのですが、土地勘が乏しくて自在に行動することが困難なので今回は諦めました。また昨年撮影に失敗した長良川鉄道の大矢駅のしだれ桜のリベンジが気になっていました。
昨年は3月30日に訪問しました。大矢駅ホームのソメイヨシノは満開を迎えていましたが肝心のしだれ桜は樹勢がなく地元の鉄ちゃんからは1週間前に来た時は満開だったとの情報をいただき、次回は少し早めに来なければならないとリベンジを誓いました。
▲ 昨年3月30日に撮影した大矢駅のしだれ桜です。後方のソメイヨシノも満開でしたがこれ以上になるとのことです。

 

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 頑張っている後輩たち(新歓風景) 

 諸先輩方の素晴らしい投稿のかたわら、現役生たちも4月の新入生を歓迎しようと、今年はキャンパス内の勧誘も復活して、先日までの数日間今出川と田辺に募集のテーブルを出店していました。私はtwitterで彼らのドメインをフォローして見ています。またそこでクローバー会の新規投稿もトゥイートしてくれるので、近年は情報入手が楽になりました。

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 やっぱり桜 ことしも満喫  ③

満開の養老鉄道 600系は4連運転4月6日限定で運転された、もと近鉄電車の600系によるイベント列車「ようろう号」、ラビットカラーと京急カラーの4両編成が、桜も見える養老山地をバックに、絶妙の組み合わせで走り抜けた。美濃高田~養老

4月6日が“ようろう”と読めるところから、養老鉄道では、同日にイベント列車「ようろう号」を運転しました。もと近鉄車の600系によるD04編成+D06編成で、編成番号も「4」「6」の語呂合わとなり、弁当、オリジナルフリー切符付き4600円で参加者を募集、大垣~養老で往復運転されました。ほかにも、同鉄道で以前から気になっていた桜風景もあって、イベント列車の運転時に訪問しました。

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 やっぱり桜 ことしも満喫  ②

「レトラム」に乗る

この季節に福井鉄道へ来た理由は、桜以外に、もうひとつありました。「レトラム」こと735号が走る日でもあったのです。毎年、春秋の土休日に運転されていましたが、コロナ時期は運転を休止、ことし3月26日から久しぶりの運転となりました。

西鯖江駅で、回送のFUKURAMが待機するなか、向こうから、愛嬌のある「レトラム」が姿を見せた。「レトラム」は過去に何度も撮っているが、乗るのは初めてだ。片側一ヵ所のドアが開くと、低床用のステップが下りてくるが、なんと車掌が手動でヒモを操作してステップを下ろしていてびっくり。

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 やっぱり桜 ことしも満喫  ①

ことしの“桜鉄”は、福井鉄道から実質スタート。沿線唯一の桜の名所、鯖江の西山公園の桜はまだだったが、あたらしい時代を告げる車両が花を添えていた。

福井の桜は三分咲き

今年も咲きましたね。この歳になっても、桜の季節になると、心がウキウキしてきます。とくに今年は、“まん延防止”も解かれて、何の気兼ねもなく、外へ出ることができるようになりました。日頃は、カビの生えたような写真・資料を、薄暗い部屋で一人で黙々とこなす日々ですが、この期ばかりは、一切を断って、撮影に出掛けます。自分の足で歩いて、写すことのできる身体にも感謝しながら、ことしも、少し足を伸ばして、日帰り圏のところへ、何ヵ所か出掛けてきました。

いちばん最初の“桜鉄”は、ぶんしゅうさんと行った長良川鉄道でしたが、気がはやりすぎて、まだ蕾状態でした。リベンジされた、ぶんしゅうさんからのレポートもあると思いますので、私自身が最初に行った福井鉄道から紹介しましょう。福井鉄道へのきっかけは、過日の写真展で、マルーンさんから福井鉄道、えちぜん鉄道のフリー切符を頂戴したことに依ります。ふるさと納税の返礼品として受け取られたそうで、ご厚意を有り難く頂戴し、同じ使うなら、いちばんのチャンスに使おうと思ったからです。

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徳島の現況

この3月12日のダイヤ改正は、全国で見るとコロナ禍の利用実態をふまえた減便或いは国鉄時代からの車両や小田急VSEのようなフラッグシップとも言える車両の引退が話題になったように思います。JR四国も鳴門線でのパターンダイヤ導入のように利便性向上の施策が打ち出される一方、利用実態に応じた見直し、すなわち減便も実行されました。JR四国のキハ47系(ここではキハ40も含めて47系としています)は、昨年末に初代伊予灘ものがたり用のキロ47の2両が現役引退しましたが、この3月改正では徳島運転所に残る20両の動静に変更はなかったようです。しかし、昨年の3月にJR四国が策定した中期経営計画2025では、「新型ローカル気動車導入による検査内容の削減、電車との部品の共通化」が明記されており、国鉄時代からのキハ47系の引退を指しているものと考えられます。前置きが長くなりましたが、さる4月2日に徳島を訪問しましたので、現況をリポートします。徳島線には朝一往復、徳島と穴吹にキハ47系の運用が設定されていましたが、この3月改正で消滅しました。 阿波山川ー川田 2021年の撮影です  続きを読む

多層建て客車急行「青葉」に敬意を表して

当会には「至宝」または「人間国宝」と言われる大先輩がおられます。佐竹保雄先輩と湯口徹先輩です。それに続く第2の湯口と私が勝手に呼んでいるのが今回「多層階建て客車急行」を掲載された井原実さんです。彼の精密緻密な分析力は第一級と思っており、今回の論文も豊富なデータを解析して得たものだと思います。

この中で客車の編成が出てきますが我々世代には見飽きた客車でも、少し下がった世代には見たこともない車両が多いと思い、当時の客車急行がどんな客車で編成されていたかが分かればおもしろいかな、と考えアルバムから探し出しました。

★できるだけ多層建て客車急行「青葉」掲載の車両番号に近いものを選びました。
★改造・改番後の車両もあります。
★例によって、日時・場所はいい加減ですので(ここが井原さんと決定的にちがう所)各自が類推してお読みください。

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