【7326】工房便り D50の制作(1)

バラ��ットの外箱。値��は3950円!下の写真集はいつも参考にする小寺康��さんの「蒸気機関車の角度」

今朝も工房は稼働を始めました。このところ、工事中のSLが幅を利かせている工房ですが、今回から数回に分けてD50をご紹介します。
以前、この掲示板に「天然色写真で巡る40年前の九州」と題する総本家 青信号特派員さんの書込みに関連して、未着手のD50バラキットを組み立てるためのモデルとなる門鉄デフの参考写真をお願いしたところ、いくつかの機番の写真を見つけていただきました。そのうち129号機が門鉄デフの標準的な姿で、変わった改造もなく最も好ましいスタイルでした。偶然にもキットに入っていた3種類のナンバープレートの中に129があり、この写真の姿を参考にしながらD50129として制作を進めることとしたわけです。
宮沢模型のバラキット
この製品は1970年代初頭に宮沢模型がC54、D50を発売し、組立済みキットの他に私が入手したバラキット(上回りのみ、足回り無し)が発売されたと記憶しています。同時に別売パーツとして主台枠(ダイカスト製)、動輪、サイドロッドが入手出来、箱に入れていました。以来約40年を経過することになりましたが、形の気に入らなかった煙突をはじめとする細々としたパーツ類は良いものを店頭で見つけるたびに購入していたようで、今回それらを全て生かすことが出来ました。
サンドドーム
D50と言えばサンドドームの形状が、汽車会社製は角ばっているというのがD50を語る上で欠かせない話ですね。129号機は旧形式9900型の19928号機として竣功、川崎製です。ところがキットに入っているのは明らかに汽車会社製をモデルにしているようです。悩んだ末、木型を製作してタタキ戻すという改造を施したのですが、当初これで良いと思ったものの、写真を見ているうちに高さが高すぎることが分かり、約1mmスライスして高さを下げる手戻り工事を2度も行う前例のない難工事となりました。かなり組立が進行してからでしたが、何とか雰囲気を出せたかなと思っています。(その写真は後日) 

 

どう見ても汽車会社製?

どう見ても汽車会社製?

木型

 

タタ��戻しました

タタキ戻しましたが後日スライスして高さを低くする難工事となりました

上回りの組立と下回り
ボイラー、キャブは曲げ済みで各パーツとも寸法精度が比較的良く、特に難しいところはありません。煙突は引き物をボイラーに沿わせてプレスした製品が附属していましたが、形が綺麗でないため、見つけて購入しておいたロストワックス製を取り付けました。ボイラーサイドのハンドレールノブもこの時点で取り付けておきます。このあと、ボイラーとキャブ、ランボード・・・と大体の形になって行く過程ではそれぞれ傾きや高さ寸法を確定させる必要があります。そのため、この段階で一旦下回りの工作に移ることにしました。(つづく)

  

 

��ャブ

キャブ

 

煙突は別売の��ストワックス製

煙突は別売のロストワックス製

 


【7236】橋本工房便り(B6の完成)

冬の間も当工房では細々と作業が続けられ、長くかかったB6(2120型)がようやく完成しました。この模型は昔、鉄道模型社が発売していたエッチング板を利用したもので、ボイラー・車体はエッチング板、動輪・ロッド類・スチームドームはSANGOの製品を使用、台枠他を自作したものです。B6との付き合いは学生時代、宮沢模型製の2900型を手に入れたのが最初で、2両目として今回と同じ手法で2700型を作っていましたが、いずれも改造形式なので、オリジナルのB6が欲しくなり「3両目の正直」と思って作り始めたものです。しかし仕事についてからは思うように作業が進まず、長い眠りに就いていました。例によって未塗装ですが奮闘の跡をご覧下さい。

駆動方法は縦型モーター(DV18A)をキャブ内に入れ、第3動輪に入れたウオームギヤーを駆動する、この種の機関車としては一般的な方式です。狭軌車両を16番で作るとき、特に蒸機はシリンダの内側に動輪が入るため、シリンダ中心間隔を広げて作る必要があります。このために車体幅にまでその影響が及び、フロントビューの印象が実物とずいぶん違ってしまうのが残念なところです。

機番の2312号機ですが、学生時代にマツモト模型で貰った形式入りナンバーが綺麗に出来ていたので使用しただけで、当該機に拘りがあるわけではありません。須磨の大老のお言葉を借りればそれこそ「掃いて捨てるほど」あった機関車なので、滅多に写真集なんかに載ってはいないだろうとタカをくくっていたら、見事、NEKOのRM LIBRARY 「B6回顧録」の表紙に写っていました。

工房便り、次回はいよいよD50の登場です。


【3503】橋本工房気まぐれ日記

外径3mmの肉薄パイプを真鍮板にハンダ付けし、加工する。
外径3mmの肉薄パイプを真鍮板にハンダ付けし、加工する。

 久しぶりに工房が再稼働しましたので、投稿します。上の写真、これは何でしょう?相変わらず浮気ばかりで完成車が出場しない当工房に、またまた入場車が入りました。例によって作りかけて何十年というEF64(0番台)です。長い間置いていたため、工作を残したままなのに勘違いして塗装を始めてしまい、それがショックでまたしまい込んでいました。今回、当クローバー会のK先輩のDVDを見せて貰ったことがきっかけとなり、生きている内にけりをつけることにしました。これまた懐かしい、しなのマイクロのバラキットです。

前照灯の庇を付けないまま塗装を始めたことに気づき、しまい込んでいたEF6436
前照灯の庇を付けないまま塗装を始めたことに気づき、しまい込んでいたEF6436

付け忘れていたのは前照灯の庇でした。キットに入っていたのはあまり出来が良くなかったので、肉薄パイプを加工して作ることにしましたが、青色を吹いてしまってからですので通常なら仕方なく塗装剥離するところですが、それも実に面倒なので接着剤かハンダ付けで取り付けて部分塗装でごまかすことに。結局極一部塗装をはがし、ハンダ付けしてしまいました。心配していた熱影響はほとんどなく、未塗装部はエアブラシでピンポイント塗装するつもりです。

何とか庇がつきました。ハンダ付けで!
何とか庇がつきました。ハンダ付けで!

写真ではよく見えないかも知れませんが、鏝を当てたところにハンダの盛り上がりが出来ています。これからキサゲて取り除きます。

ところで次の写真も入場車です。犬山総会に持参していましたので、一部の方にはご覧に入れました。その頃から殆ど進展していませんがブレーキてことブレーキシューのセットが出来ています。これを取り付けたら基本部分は終わりで、エアーブレーキ関係の部品取り付けとパイピングです。これでようやく当鉄道のB6トリオが完成します。(写真のブレーキてこのセットは置き方が逆ですね、失礼しました)

「ところでボクはどーなるの?」と2312

「ところでボクはどーなるの?」と2312

「はよおいでや」と待っている2713と2914

「はよおいでや」と待っている2713と2914


【1575】工房便り–EF55引退報道

 

完成間近で後回しにされていたEF551

完成間近で後回しにされていたEF551

橋本工房では昨年末にデナ21が完成間近となり、後回しになっていたDD16が完成に近づきました。しかし、なぜDD16を着工したのか工場長の私も良く分かりません。後回しになるのはどこか面倒な工作を残していたり、パーツの入荷待ちとか、単なる気まぐれのこともあるでしょう。そんな話は良くあることなので工場長としては全く気にしていませんが、入場中の車両が引退となると心穏やかでは居られませんね。

このEF55もあまり多く工作を残していないのにいつの間にか片隅に追いやられていました。懐かしい鉄道模型社製のバラキットで、流線型の前頭部と後部運転台の妻部分は銅の電鋳品です。前頭部はあまり出来の良い鋳物ではない上に両サイド、ボンネット、前面窓、屋根と、5つに分かれており、組み立てた後、曲げ済みの車体中央部に合わせるのに苦労しました。台車枠はエッチング抜きが不正確で使い物にならず、1mmの厚板から自作しました。動力装置は天賞堂製で、EF58の動力装置を取り替えたときに発生した旧品を流用しています。 

何も未完成のままでご紹介する必要も何もないのですが工房便りが暫く途絶えていましたので、このような理屈をつけてご笑覧いただくことにしました。これも気まぐれと言うことでお許しの程を。下の写真は1972年頃しなのマイクロ社から発売のエッチング板キットを組み立てたものです。当時はこういった手がかかるけれど安価なキットが結構売られていて制作に熱中したものでした。2両分買った内、1両は作られずに永い間眠っていたもので、動力装置もそろっていたのが幸いしました。エンドウのDD13用を小改造しています。

完成に近づいたDD16だが、細部に工作間違いが発覚し手直しを迫られている

完成に近づいたDD16だが、細部に工作間違いが発覚し手直しを迫られている


【1327】三岐の貨物

三岐鉄道で遊んできました。以前から興味はあるものの、少し行きにくい場所であったことから今回初めての訪問です。’66小林隊長と私(’67澤村)は朝8時京阪樟葉駅を出発、新名神経由で10時前に現地に到着。さっそく隊長から単回2002レと貨503レをキャッチせよとの命令が。ロケハンするほどの時間もなく暁学園前付近で列車の通過を楽しみました。

これも単回? 回2002レ 暁��園前-平津(へいづ)

これも単回? 回2002レ 暁学園前-平津(へいづ)貨503レ

貨503レ 平津-暁��園前

貨503レ 平津-暁学園前

その後近鉄富田駅で’67涌田隊員が合流、3名となった小林隊は沿線各地に貨物列車を追いかけたのであります。

貨3716レ 丹生川-三里

セメント満載の?貨3716レ 丹生川-三里

東藤原で入れ換え��、工場引き込み線の勾配をハンプに利用した入れ換えも見もの

東藤原で入れ換え中、工場引き込み線の勾配をハンプに利用した入れ換えも見もの(涌田隊員撮影)

貨3718レ 伊勢治田-丹生川(涌田隊員撮影)

貨3718レ 伊勢治田-丹生川(涌田隊員撮影)

今回は偵察のつもりで出かけたのですが、9時帯から16時にかけて上下12本の貨物列車が設定されており、また沿線各所に展示館、保存車両や模型鉄道まであって一日飽きることのない楽しい場所でした。次回は春先に残雪の藤原岳を眺めながら撮影を楽しみたいと思っています。タキを連ねた列車は模型化も楽しそう・・・

現役時代に見たかった 東藤原

現役時代に見たかった 東藤原

久しぶりに見た102号機といぶき502(最後方)、右下の模型の線路はウィステリア鉄道のレール 西藤原 

久しぶりに見た102号機といぶき502(最後方)、右下の模型の線路はウィステリア鉄道    西藤原