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田野城さん岳南鉄道江尾駅であることがわかって良かったですね。加齢に追い討ちをかける今夏の猛暑でさらに痴呆がすすまれたのか、心を痛めていました。藤本さんの解説は紙の仕事でたびたび行ったとき見た岳南鉄道を思い出し楽しく読ませていただきました。
江尾駅にはA席から駅が見えたころに行ったことがあります。畠の真中にポツンとあり、廻りに何も無く模型の未完成レイアウトにある駅のようでした。すぐ北側の高架を100系がビュワーンと走り抜け、その後ろには岳南の由来フジヤマが見えました。背広姿に鞄をさげてホームに立つのが、まったく似合いません。寅さんなら似合いそうです。新富士駅のまだなかったころです。
岳南鉄道のある富士市は製紙で栄える街で、出来た紙を運ぶため今でも電気機関車の引く貨物列車を岳南鉄道は走らせています。紙は一枚だと風で飛びますが、かたまると重く、西の製紙の街・四国中央市からは、川之江駅発の大王製紙貸切の紙専用コンテナ列車が毎日首都圏へむけて15時頃出発します。岳南鉄道の出発駅の吉原は、花魁の吉原とはまったく非なる田舎でネオンなんてありません。吉原駅では東海道線と接続し、大阪寄りの駅は身延線が分岐する富士駅です。吉原富士駅間で新幹線とX状に交差するのですが、なぜか乗換え便利な交差点に新富士駅はできませんでした。交差点に作り身延線と岳南鉄道を新駅に乗入れたら依り便利になったことでしょう。全国からの団体臨時列車で賑わった富士駅の団体ホームの寂しくなった痕を見るにつけ、先見性の無いのも困ったものです。乗入れというと大阪市営地下鉄を西梅田から延長して阪急に乗入れるなんて記事を最近みました。
とりとめも無いことを書きましたが、疲れ休めに近所の温泉へ行ってきます。日本橋温泉という銭湯です。今はやりの水道水を沸かして店名も温泉と名付けてますが、何も問題おきてません。大東亜戦争前から温泉やってます。
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