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中国特派員氏[1339 深センから香港]から香港ネタが続き、旧九龍駅の時計塔が出てきたので、拙老も記憶を絞り出してお仲間に入れて下され。34年前の1974年、生まれて初めて海外なるものを経験し、その帰路香港に立ち寄り、九龍の安ホテル(エレベーターが故障でスーツケースを5階まで担ぎ上げさせられた)に投宿。
早速九広鉄道の起点九龍駅に。当時香港島に渡るスターフェリー乗り場に向かい合い広大な駅とヤードが展開していた。お誂え向きに陸橋があって、その上から対岸香港島をバックに写真が撮れた。
カラーネガ退色復元技術未習得で不思議な色になり見苦しいのはお詫びするが、タブレットキャリアの輪が日本に比しやたら大きかったのが印象に深い。プラットホームが何面もあって、ラッシュ時には次々と列車が出発していった。特派員氏が記した時計塔が画面右端に写っている。
この駅はその後都市計画でずっと後退し中心部から外れ、敷地は付加価値の高い施設に分捕られたが、この時点の香港=特に九龍地区はまだまだ素朴で、いい意味で猥雑だった。
車体一杯の広告で有名な香港島の二階路面電車は、現在も車体を新調して健在だが、一部トレーラーを引いているものがあって、その7年後ではかなりの電車がトレーラー牽引だったと記憶する。
【九龍駅1.jpg : 317.0KB】
【九龍駅2.jpg : 282.9KB】
【九龍駅3.jpg : 321.5KB】
【二階電車1.jpg : 327.9KB】
【二階電車2.jpg : 342.4KB】
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