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続いて、並走する道を王千に向かいますが、追いついたはずの時刻になっても姿も煙も見えません。絶好のロケ地を見つけておいたのですが、運転手はまた途中で運休になったのだろうと言います。
ここまで来て諦められません。何度もUターンにUターンを重ねての来るべき列車を探しますが、煙1つ見えません。王千に引き返して駅員に尋ねました。
遠く日本からSLを撮るために来た。なぜ、時間になっても来ないのかと尋ねますと、少々遅れているだけだと、指で彼方を指します。白い煙が見えます。あわてて車に戻り、Uターンさせて、第2候補の撮影地へ全速力で向い、ようやく撮影にこぎつけました。
しかし、調兵山を出た時とは違って、バック運転です。途中駅でスイッチバックする駅があったようです。
王千駅での動画です。クリックしてご覧下さい。
今回は、準備不足でした。来る前にもっと勉強をしておくべきでしたと後悔して、次回の訪問を固く決めました。
王千駅では、大明駅と同様に引き込み線を使って、先頭部に機関車が連結されました。辺りは、夕闇が近づきましたので、撮影を諦め、瀋陽に戻る事にしました。
王千付近には、かなりの絶好の撮影地があります。陽が長くなると、始発から終列車までの撮影が可能です。撮影には、これから春までがベストシーズンです。是非に訪れて下さい。
事務所、駅員、運転手や乗務員の方々は、非常に友好的で、親切です。運転手からは、たばこまでいただきました。
帰りの車中では、旅行社に電話をして、お礼と明日の撫順行きを決断しました。
【木陰から.jpg : 135.0KB】
【最後の力闘.jpg : 128.4KB】
【王千駅.jpg : 218.5KB】
【王千駅2.jpg : 182.0KB】
【夕闇せまる.jpg : 196.5KB】
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