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一息ついてきたので、車内視察に出かけました。アルストム社のイタリア製とあってインテリアに期待しましたが、ドア色の黄色ぐらいが目立つ程度で、九州新幹線の方がオシャレに私は思いました。
変わっている所は、ドアの開閉ボタンが車体の内外に取り付けてある事です。乗った事がありませんが、欧州のTGVではこの仕様なのでしょうね。
問題は、トイレです。中国式のしゃがみ型になっています。つかまり棒がなく、もし大きく揺れた場合は、尻もちとなります。トイレ内も狭く、CRH2のように別に手洗いスペースがありませんので、お化粧をする女性には不便でしょう。一応、乾燥機付きでしたが、シンクが小さいのも気に入らない点でした。
どうしても洋式にこだわる方は、座席に車いすスペースも十二分に確保された7号車に広いトイレもあります。この車いすスペースは、CRH2に比べて勝っています。
後部車両は、ガラガラです。
先頭車両から順に座席を売っているためにこのような状態になります。
日本のように窓側を売ってから、通路側を売るシステムにすれば、乗客の方々も空いている列車では、すし詰めではなく快適に列車の旅を楽しめると思います。
まだまだ乗客側へのサービスそのものの理解が分っていないのが残念です。
ざっと見学ができましたので、席に戻り、丁度きた車内販売の弁当を買いました。25元(約400円)です。おかずの追加に2元(約32円)の燻製らしきものも追加購入しました。温めてあったので、味はまあまあでしたが、市内相場だと、10元程度です。いずこの国も車内弁当は高いものです。
途中で停車したためか、30分遅れの14:53に瀋陽北駅到着。隣のホームには、北京に向かうD6が発車待ちをしていました。
【車内設備.jpg : 150.2KB】
【CRH5のトイレ.jpg : 144.4KB】
【車いすスペースjpg.jpg : 138.6KB】
【食堂車と車内販売.jpg : 207.2KB】
【D5瀋陽着.JPG : 136.2KB】
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