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「あの人の姿懐かしい黄昏の河原町・・・」渚ゆう子嬢の流行歌
「京都慕情」を口ずさみながら、急遽歳末の仕事を抜け出して高橋
弘氏の写真展「懐かしの京都慕情」を鑑賞に行く。
民営化で阪急堺筋線になるのを逃れた市営地下鉄日本橋駅から淡路駅
へと向かう。昼間は10分ヘッドで発着する阪急特急で四條烏丸へ。
特急が淡路駅に停まるようになって京都へ行くのがこの上無く便利に
なった。京阪好きであるが使い勝手の良さにはかなわない。
京都市営地下鉄を御池駅でおりて会場のお香の老舗松栄堂へと烏丸通
を歩くが、途中で船場吉兆へ鶏肉を売っていた「とり安」の前を通る。
親子丼の食堂も併設されてるようで、人気なのか店の前に数人が並んで
いた。ちなみに船場吉兆は堺筋線堺筋本町駅のすぐ近くである。
写真展に来たのは、今道会員の掲示板記載を見てであるが、添付の
案内状に載っていた雪の700型市電の写真を見たかったからである。
過去にどこかで見たとき強く印象に残っていた写真なので。700型は
秀逸なデザインの路面電車でHOで自作したのが残っている。
会場はお香の香りが漂い、京都市電への追悼を増す雰囲気である。
幾多の高橋さんの写真を見ながら育った通信員には、とても有意義な
写真展だった。前掲の乙訓の長老の掲示にあるように珍しい写真もあり
13日で終わるのがもったいない。
とり安の親子丼を食べたいのを我慢して四條烏丸に戻り、もうひとつの
大事な面談をホッケ定食をともにして済ませる。急いで大阪へ戻るため
またも阪急特急に乗るが帰りも三扉車で不運。桂から乗ってきた向かい
の席のネエさんが飲み物と菓子パンで食事をすませるや化粧を始めるのを
見てあきれながら帰る。
過日、京都市内で民主党元代表の前原誠司氏の鉄道写真展もあったよう
で、ちょっとしたことでも掲示板に投稿いただくと助かります。
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