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21日の土曜日、両国の江戸東京博物館で開催されている「大鉄道博覧会」(テーマ 昭和の旅は列車に乗って)の見学に行ってきました。実物の蒸気機関車が2両展示されており、1両は「下工弁慶号」と言われる明治40年東京石川島造船所(現石川島播磨重工業)で製作されたサドルタンクで、過去下津井電鉄や三岐鉄道阿下喜駅で運転されたことがありますので、ご覧になられた方もいらっしゃるのではないかと思います。とても100年前に作られたとは思えないくらい綺麗に整備されておりました。もう1両は、糸魚川の東洋活性白土の専用線で使用されていた昭和31年協三工業で製作されたタンク式機関車で、昭和57年廃車後、地元の糸魚川小学校の校庭にC1288と共に保存されておりました。保存場所に屋根があったのと普段から手入れされていたため、こちらも保存後25年間経過しているとは思えない程綺麗な状態でした。(博覧会終了後は、保存場所がフォッサマグマミュージアムに変更される予定になっています)その他にも、OJやHOの模型、宮下洋一氏の昭和30年代のローカル私鉄をイメージして作られた模型、「つばめ」の展望デッキのモックアップ、ポスター類の展示等結構見応えがありました。関東地区にお住まいの方は、お子さんやお孫さんの夏休みの自由研究のネタにもなると思いますので、ご家族で訪れられたら如何でしょうか。余談ですが11時半頃スカ色の113系の6連が回送列車として両国駅の列車ホームに到着し、折返し夕刊を積込み荷物列車として発車します。(但し、日曜祝日の夕刊休刊日は運休となります)
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