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【813】の投稿に対し諸先輩方より多くのご指摘を戴き真に有難うございました。
京阪電車沿線名勝案内圖と運賃表では、既に石山寺と表記せられているにも関わらず、何故運轉時間表では螢谷のままであったのか、疑問とするところでありました。
諸賢人のご指摘からすれば、按ずるに石山寺と改称されたのは1937年8月20日
(【824】より引用)とすると、案内圖は昭和12年9月製作であるから、当然駅名は石山寺でなければならない。にもかかわらず運轉時間表では螢谷であったのは、
運転時間の変更が無かった為、従前の版を使用したのではないかと思料するものです。
さて今回取り上げるのは、乗車券であります。
新京阪線の乗車券は、参区30銭と同15銭、パンチ穴は長岡天神に。裏面には昭和19年10月22日の日付と京都の文字が押印されている。
この切符が使用された乗車駅と降車駅はどこであったのか、謎解きを宜しくお願いいたします。
もう一枚は、亡き母が使用した定期券です。紙質もボール紙のようで混乱期を偲ばせます。
沿線御案内の卷 終わり
【新京阪参区乗車券s.jpg : 363.2KB】
【京阪線定期券s.jpg : 465.8KB】
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