|
スイス・アッペンツェール州 その2
スイスは連邦国家だから、州によって言葉も習慣も法律も異なる。この国が女性の参政権を認めたのが1971年。その中でもアッペンツェール・インナーローデン半州=よく分からんが、2つの半州で構成されているんだそうな=での女性参政権実現は、何と1993年だったというから驚きである。
そのアッペンツェール州は、直接民主主義でも天下に知られている。1年に1回か何回か知らんが、選挙権者(男子ばかり)が町のマルクト・プラット(中央広場)に参集し、全員で審議する。もっとも現在では形骸化し、単なる儀式かお祭り化しているそうだが。
その広場に面してホテルが幾つかあり、その中で地名ズバリのホテル・アッペンツェールを我々の宿舎に選択した。その実リンツ、ザンクトガレンとオーストリーでは極安宿が連続したので、ややましなホテルを、というわけである。
宿の部屋から撮った広場は狭いが現実にもこの数倍程度で、さして広いわけでもない。ここに男たちが何千人と集まるらしい。
この州は凡そ日本人ツアー(無いわけではない)と無縁だが、町中牛の臭いが立ち込めていた。かつて西部劇でお馴染みのキャトルタウンといわれたウイチタやアビリーンなどは、恐らくこんなもんではなかったのだろう。
【アッペンツェール.JPG : 67.3KB】
【古い電車.jpg : 243.9KB】
【やや新しい電車.jpg : 253.9KB】
【2軸客車.jpg : 53.3KB】
【大型客車.jpg : 213.3KB】
|
|
|