|
入館者1万人突破、確実に 大津市歴史博「ありし日の江若鉄道」展
平日もにぎわいを見せる企画展「ありし日の江若鉄道」(大津市歴史博物館)
大津市歴史博物館で開催中の企画展「ありし日の江若鉄道−大津・湖西を結ぶ鉄路」(大津市、高島市、京都新聞社など主催)の入館者が1万人を突破することが、確実になった。同館の企画展で1万人を超えるのは8年ぶりという。
大津市と旧志賀町の合併を記念した企画展で、1969年に廃線になった江若鉄道の歴史や思い出を写真や映像などでたどっている。7月28日に開幕し、8月27日までに9033人が訪れた。同館によると、1日平均の入場者は335人に上り、最終日の9月3日までに1万人を超えるのは確実という。
1990年開館の同館は、期間約1カ月の企画展を年に3、4回催しているが、入場者の1万人突破は過去に4回しかない。最近では、98年の「大津の鉄道百科展」が約1万1000人だった。
今回の企画展では、電車の進行順に駅を並べた写真展示や懐かしい映像が好評という。展示をまとめた図録も当初の2000部を完売し、1500部を増刷した。1万人突破の記念式も予定している。
(京都新聞) - 8月29日20時9分更新
|
|
|