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過日、特派員レポートした佐竹さんの写真展「やましなものがたり」もいよいよフィナーレを迎えることになった。特派員も昨日9日、最後のシーンを目に焼き付けるべく再び会場を訪れた。
前回の報告どおり、佐竹さんは去る4日に、NHK京都テレビにナマ出演をされ、鉄道写真の魅力について語られた。そのメディアの力はバツグンで、京都新聞にも大きく報道されたことと相まって、来客は日を追って増加していった。その証しに、芳名録には、老若男女から賛辞のことばがぎっしりと並べられていた。佐竹さんが苦労して作り上げられた掲載雑誌の合本も予想外の売れ行きであった。
午後6時からは、クローバー会有志による、打上げが行なわれ、本掲示板でおなじみの“おじん”や“乙訓の長老”、はては“和田平助”氏まで、多士済々の顔ぶれが一同に会した。忙しくて前夜は4時間しか寝ていないと言う佐竹さんからは「写真展によってまた新たな出会いがあった。私の人生は、人との出会いそのもの」というスピーチには一同感動の思いで聴き入った。さらに、文字通り、内助の功で支えられた奥さん、さらに雑誌連載の共著者の弟さん、西村さんの苦労話が続いた。最後は、佐竹さんの今後のさらなる活躍を祈念して、全員でエールを送り、なごやかで、有意義な打ち上げ会は、夜遅くまで続いたのであった。
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