|
2000年JTS旅行会は名古屋支部担当で、岐阜・柳ケ瀬交差点集合となった。名古屋支部には探検隊長もおれば、変な老人に優るとも劣らぬ変なおじさんもいる。その話は追ってするとして、交差点に迎えに来た名鉄苦心の作品800形(P19)は、変な電車の一つとして後世語り継がれないだろうか。市坪車庫で柚原さんから説明を受けた後、弁当が支給された。「味噌汁がない」と文句たらたらの、老人に「おっさん」と名付けた東京から来たT君を物蔭に呼び込み、「おい!どうだ」とアルミ缶を支給した。「飯食ったら後は寝るだけですな」と彼はのたまう。この男も変なお兄さんの一人。その内どこかで登場予定である。新関往復をこなす間のほとんどは転寝であった。
翌朝、隊長が「おきさん、僕、昼から用があるでよう、これで失礼するでよう、昼前に金宝町交差点に行くと面白いものが見られるよ」と言い残して行ってしまった。そこで早昼を掻き込み電車通りに出てみたら、交差点めがけてゾロゾロと人波である。交差点には横幕付の2台の571形(P20)が並んでいる。これはなんだ。横幕の文字をご覧あれ!(P21)綱引き大会である事を知った。なんでも、岐阜・信長まつりの一行事だとか。これはスナップの対象に持って来いだと思いスタート地点へ移動したら、警官に歩道へ押し戻されてしまった。後は雑踏の中に埋没となり、スナップどころではなかった。
ところで尻毛会の諸君、この綱引きは1チーム5人、16歳以上で健康な男女、参加料は3.000円(保険料込み)であった。諸君たちも「路面電車は町の宝だ!」と叫びながら綱引きが出来た筈だが、2004年の5回目で終わった。同称十念 南無阿弥陀仏
【変19.jpg : 26.9KB】
【変20.jpg : 32.0KB】
【変21.jpg : 35.9KB】
|
|
|