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9月末に二回目の移植が終わり、自宅に戻りました。強かった薬のダメージからようやく脱して、体力の回復に努めているところです。
そこで退職後の暇つぶし事業として考えていた模型工房を開くことにし、今週から試運転を始めました。手始めに取り出したのはやはり京阪電車、懐かしい流線型の1000形です。これは横浜の谷川(たにかわ)製作所から発売されていたバラキットで、電車の中では最も作りたいと思っていた車両です。
ようやく形になってきたところですが、今回は1950年代、まだ特急に投入されたいた頃の姿で作ろうと思っています。そこで塗色は当然旧塗色と言うことになり、いろいろ書物を探し、沖中翁の「京阪特急」に故吉川文夫さんの天満橋駅でのカラー写真(1954.8)を見つけました。キャプションには「オレンジと茶の旧塗色」とあります。一方で、中村靖徳氏著の「走る窓から」には1950.9.25京阪特急の処女列車はダークブルーとクリーム色であったと記されています。双方魅力的ですが、今回は「オレンジと茶の旧塗色」にしようかと思っています。但し前出のカラー写真からは「茶」はわかるとして、「オレンジ」のニュアンスがよくわかりません。この目で見たという方、是非お教えください。
模型の方は、このあと1200形、1500形を加えて4両編成に仕上げる予定です。写真は昨日現在のもので、ヘッドランプ、ベンチレーターはソフトメタル製なので、まだ取り付けておりません。
【P1000009b.jpg : 198.6KB】
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