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北京駅の和諧号専用待合室は、大勢の乗客がいるのにわずか2カ所の改札口です。横から入ってくる礼儀知らずは、いつものごとし。押されながらホームへ降りました。
CRH5を実際に見るのは、初めてです。今日のD5の編成は、CRH5‐16A。ZY501601+ZE501602+ZE501603+ZE501604+ZE501605+ZEC501606+ZE501607+ZY501600の8両編成でした。何と両端が1等車の編成です。
外観の車体色はCRH2と一緒ですが、先頭車から見ると、なすびのような細長い前面です。明らかにCRH2よりも車体高さがあります。編成重量も重い。
ずっしり感があり、トン当たりの出力では、CRH2=13.91kw、CRH5=12.24kwと、はるかにCRH2が勝っています。
車内に入っても車体幅が狭い。また1等車なのにシートピッチも短く、全体に圧迫感さえ感じられます。数10分前まで快適な乗車を味あえていたので、違いは身体でも分かります。車幅は、当初3200mmと聞いていましたが、ALSTOMのHPでは2830mmとなっています。
http://www.transport.alstom.com/_eLibrary/brochure/upload_55552.pdf
シート幅も狭いので、通路に足を投げ出す人も多く、車内販売のワゴンが通る度にぶつかっていました。どうして、1対2の配列にしなかったのか?
2等車は、2対3の配列ですから、圧迫感はこれ以上でしょう。
走行を始めて、数10分で止まってしまいました。車内放送等ありません。
CRH5は、走行当初から空調やドアの故障のほかにも、電気系統やブレーキ関係の故障が多発し、走行不能になった事がありました。今回もそうかなと思い心配しましたが、10分少々で、何事もなかったかのように走りだしました。
車窓には、田園風景と背景に荒れた岩盤むき出しの小高い山が続き、一路最初の停車駅山海天へと向かいだしました。と、思ったらまた停車です。今度は、臨時停車です。との車内放送がありました。車内には、電光掲示板があるので、これを使ったら良いと思いますが、終着駅まで何の表示もありませんでした。
CRH2では、上海〜北京と天津〜北京でも現在のスピードや次の停車駅の案内を表示しています。
【北京駅も改装.jpg : 240.1KB】
【CRH5_D5瀋陽行.JPG : 143.7KB】
【CRH2&CRH5_1等車.jpg : 173.1KB】
【車幅の違い.jpg : 235.3KB】
【沿線風景.JPG : 137.6KB】
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