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MOB/Montreux-Oberland Bernois=モントルー・オベールラン・ベルノア鉄道その1
先々回の[1132]1コマ目、MTGNの電車が崖下の地下駅?にいるが、その手前ホームがMOBのモントルー駅である。軌間1000mm、850V直流でラック区間はないが、最急勾配73パーミルだから、かつての京阪電鉄京津線(66.7‰)よりきつい。
モントルーからモンボヴォン、ツヴァイジンメン、シュピーツを経てインターラーケン・オスト、さらにはルッツェルンに到るルートはゴールデンパスラインと称され、スイス観光の有力ルートの一つ。ところがそこが連邦国家スイスで、素直な直通区間ではない。
A=モントルーからツワイジンメン(実際はここで南に折れレンク)までがMOBで、B=シュピ−ツまでがSEZ、C=インターラーケン・オストまではBLS、D=インターラーケン・オスト〜ルッツェルンはSBBブリューニック線と、実に国鉄を含む4鉄道が連なっている。
しかも、AとDがメーターゲージ。電気方式もB、C、Dは15000V16 2/3ヘルツの交流で、Dには部分的にリンゲンバッハ式のラック区間がある。そしてB、Cは標準軌間でラックはない。現実にB、Cは同系列だから直通運転がなされているが、ツワイジンメン、インターラーケン・オストでは乗換えが必然である。
ゴールデンパスルートと称するだけあって、MOBの観光列車客車は見事な金色である。1コマ目に入れたパンフレットも金色で、余談だがどうしてもスキャナーがこの色を受け付けず、反射で黒く潰れてしまう。
フイルムカメラで接写すれば万事OKは分かっているが、今更とデジタルカメラで、しかもライティングを手抜きしたらやっぱり良くない。まあご辛抱いただいて、モントルーからルッツェルンまでのルートは画面をクリック拡大してご覧あれ。
現在のMOBゴールデンパス・パノラミック列車は編成中央に電気機関車、前後に金色客車を3輌づつ。客車は新旧あり、屋根の角張り方がやや違う。低床電車に偽?金色電車もある。
【金色列車.jpg : 198.6KB】
【モントルーで.jpg : 194.6KB】
【金色客車.jpg : 198.0KB】
【モンボヴォンで.jpg : 194.9KB】
【偽金色車.jpg : 191.5KB】
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