|
写真の順序を誤り、トレーラーを引く2階電車がずれ込んだ。何やら東京市が戦時中にテストしたが実用にならなかった(古いバス車体利用)代物に似ているが、香港は2階バスが主流だから、実態は知らない。ご存知の方のご教示を切望。
ヴィクトリアピークに上るケーブルカーは、現在は2両連結でやや角ばった車体だが、この時は1両で、見晴らしの良い麓側は運賃が倍の2HK$だったと記憶する。スターフェリーは今でも上階は倍の筈だ。
ともかくやたらとグネグネ曲がって長く、しかも途中に停留場があったのも印象深い。線路は3線式で、中央レールを両側の列車が共用する。通常のケーブルカーは片側が両フランジ、反対側がフランジレス車輪だが、ここは両側とも(通常の)内側フランジ=中間の離合部分に分岐がない構造なのである。
海外初体験は強烈なカルチャーショックが必然だが、やたらと積み上げた高層住宅にエレベーターがないこと、その外壁に狭いが一部屋建増しをしている(屋上から釣下した鉄骨骨組みを外からアンカーで外壁に固定)ことなど、すさまじいばかりのバイタリティに圧倒された。
【トレーラー.jpg : 327.6KB】
【二階電車3.jpg : 334.5KB】
【ケーブルカー1.jpg : 320.0KB】
【ケーブルカー2.jpg : 321.8KB】
|
|
|