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ごぶさたしております。先月11日から夏休みの予定でしたが、米の同時多発テロ発生
で深夜に呼び出しの電話。1日延びて翌日の12日から名鉄の廃止予定線をじっくりと
乗ってきました。
廃止対象線区の車両のことを語っても雑誌等と重複するので、1私人として気がついたことなど。
◇地方交通線(鉄道)の疲弊:大垣から近鉄養老線で本揖斐に行き、今回は路線バス
で名鉄揖斐まで乗って、駅前の閑散ぶりに少々驚き。廃止直前なのだから当然とは言
え、列車間隔が1時間おきに。今年は名鉄の4線区に加え、事故を起こした京福福井など、「廃線」ニュースが目立ちました。
岐阜市内に出て、美濃町線直通列車を観察。モ600を投入した当時に較べれば路面+軌道線交通に取り組む意欲の後退は歴然です。エコ問題等も含んで包括的な政治配慮
も要るのでは、と思いました。
◇岐阜はとうふと湯葉の町?:出発が昼近くになったので岐阜駅付近に残る木賃宿
風の中から1軒泊る所を決め、その夜は門限まで夜の町を散策しました。駅前は
御存じの様に糸へんの問屋街ですが、若いOL等の姿も多く小洒落た食べ物屋&barも結構ありました。その際気付いたのは、この町は大きな川に面していて水流が豊か
なのか、大抵の店に豆腐や湯葉を使ったオリジナルメニューがあることです。
翌朝飲み過ぎたせいか、熱い味噌汁の朝御飯定食が欲しくなり歩き回る事30分。
朝のマクドに中年は似合いません。やっと見つけたのが名鉄新岐阜駅の大きな階段の
下にあった立ち食い食堂。和え物だのお浸しだの、子供の頃なら絶対に食べなかった
ようなメニューをおかずに、ほっと一息。味噌汁の味も名古屋風だったことを、つけ
加えておきましょう。 (つづく)
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