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師走の土曜、世田谷線散歩→小田急線ミュージアム巡りを楽しんできた。世田谷線は長らく玉電時代の車輌が走っていたが、平成13年(2001)年には全線の設備・車輌をリニュアルし、玉電時代の７０形・８０形・１５０形に替わる３００形が入線、現在に至っている。
私は車輌が新しくなって３回目の訪問である。この２年間で乗務員は１００％女性車掌になっていた。世田谷線は２両編成で、片方に４扉あり、運転手と車掌のいる両側の扉から乗車して真中のドアから下車する。
私は障害者手帳を持っているので、140円の大人運賃が70円になる。しかし昔の玉電のイラストの入った散策きっぷに食指が動いた。結果、320円で一日乗り放題のチケット（割引なし）を買い求めた。三軒茶屋から乗車し、あちこち途中下車して、駅の周りを見て歩いたりカメラを構えたり。穏やかな小春日和の、ゆったりした時間が私の中に流れる。途中駅で乗った途端、品のいい婦人に席を譲られた。杖をつかなくなって半年になるが、しぐさや歩き方で判るのだろう。しかし私は、散策モード。次の駅で降りる予定だったので、丁重にお礼を言って出口に向かう。
車輌は１形式（３００形）だけで、８編成が規則正しく運行している。予備の２編成は上町車庫で休んでいる。車体の塗装でバリエーションがあるくらいで趣味的には面白くなくなったが、乗客からすると、どの電車も同じ仕様だから、扉の位置やステップの高低を気にしないで利用できる。以前の玉電生え抜きの車輌はステップが高く、ホームは低くかったことを思えば快適な交通機関に近づいた感がある。他の路線や駅に優先して世田谷線にこれだけの投資と行ったお金をかけた大東急の心意気に先ずは感謝！
【世田谷.jpg : 192.0KB】
【山下.jpg : 193.0KB】
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- 06/12/21(木) 22:15 -
