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少し驚きました。3番目の写真の廃車体は80年代によく名鉄の旧型車を写しにいった際、目撃しております。琴急1型が話題になったときに、廃線の年代が早いので当然貴重な鋼製車両ゆえどこかに流れただろうと推測したのですが、まさか自分が成れの果てを目撃していたとは。
ところで名鉄の雑系車両ですが、僕が興味を持ち始めた頃は日車の流線形気動車改のクハ(22百の何番だったか)が最後の活躍をしていました。
ところが手元にある最古の資料が79年のピクトリアル増刊でそれ以前の資料が非常に少ないんです。その番号も思い出せないほど。
60年代に誠文堂新光社から出ていた灰色表紙のガイドブック、あれは今は非常に貴重な本で少年時代に図書館で読んだ記憶はあるのですが、頑張って後年求めていまやっと3册です。
とりわけ近鉄と名鉄は前身の鉄道が複雑多岐で車両の形態もバラエティーに富み、持ってたら面白いだろうなと思うのですが、古書で見たことがありません。
この2社は70年代中ばには整理を終えて、規模が大きいこともありピクも連載記事くらいで手頃な纏まった研究史料がありません。
転籍の経緯、どの線でどんな運用に就いていたか、戦後から50年代、60年代の新性能車が交じるようになった頃、70年代の晩年、それぞれきちんと後年の研究家のためにも纏められないものでしょうか。
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