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福島からちょっと北の宮城にいってきました。写真は私が撮りました。ご安心を。
5月19日「みやぎの明治村」登米に行ってきた。教育資料館・水沢県庁記念館・警察資料館等明治の建物のミュージアムめぐりをした後に、仙北鉄道登米駅跡へ。
開通当時に建てられた登米駅の駅舎はまだ健在で昭和43(1968)年3月廃止後もバスターミナルとして健在だ。待合室には仙北鉄道で活躍した機関車やディーゼルカー、廃止後のバスの写真を掲示している。改札、ホーム、便所もそのまま残っておりバスはホームから乗る。
しかし地方の険しい現実がある。仙北鉄道廃止後地域の足として運行していた宮交登米バス(宮城交通のグループ会社)は平成18(2006)年9月で廃止となり、10月から登米市民バスが走り始めた。10余りの路線、1日5本前後と足と言うにはいささか心細い。車輌は今まで通りでミヤコーバスに運行を委託している。ターミナルの空地には廃線→市民バスの移管で余剰となったバスがナンバープレートも外されてスクラップになるのを待っていた。
駅舎の将来が明るくないのは誰が見ても明らかとはいえ大正生まれの駅舎も立派な文化財だ。昔の建物を大切に活用する登米のこと、きっと具体的解決策があるに違いない。
【駅舎前景.jpg : 97.9KB】
【待合室も廃線時のまま?.jpg : 82.5KB】
【便所も当時のまま.jpg : 114.9KB】
【廃車のバス.jpg : 99.0KB】
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